新東名高速道路効果で、とっても近くなったけれど
近いからこそ、未だ行ったことがない富士山。
さすがに子連れで登山するには大変な場所なので、麓まで。
ベビーカー押して登山するほど甘くありません。
麓にて、霊験確かな富士山本宮浅間大社!!
本当の目的地は明日に控えていますが、その前にお参りを。
朝、自宅を出発して、2時間ちょっとで富士宮市。
富士山本宮浅間大社到着。
まずは土地の神様にご挨拶。参拝。
砥鹿神社の御朱印帳に本日の日付入り、御朱印を頂き。
神社に来たら我らは御朱印、息子はおみくじ。
国の重要文化財に指定されている本殿を眺め。
世界遺産に登録された富士山の鎮守、歴史深き場所です。
「富士本宮浅間社記」によれば、第7代孝霊天皇の御代、富士山が大噴火をしたため、周辺住民は離散し、荒れ果てた状態が長期に及んだとあります。第11代垂仁天皇はこれを憂い、その3年(前27)に浅間大神を山足の地に祀り山霊を鎮められました。これが当大社の起源です。
その後は姫神の水徳をもって噴火が静まり、平穏な日々が送れるようになったと伝えられています。この偉大な御神徳は、万人の知るところとなり、篤い崇敬を集める事となりました。また、富士山を鎮めるため浅間大神をお祀りしたのは当大社が最初であり、全国にある浅間神社の起源ともなっています。(富士山本宮浅間大社HPより)
境内には、国が指定した自然資源があります。
国の特別天然記念物に指定されている湧玉池(わくたまいけ)へ。
平成の名水百選の1つに選ばれている、
富士山の清らかな地下水が湧き出る池。
水面が凛と静まると、周囲の景色が鏡のように映り込みます。
この景色を見た娘さん、抱っこしていたら…
脱走したくてしょうがないという表情で、暴れまくる!!!
視線の先には湧玉池。
娘を水面に近づけると、触りたくてしょうがない様子。
どれどれ、湧き水を引き込んであるところへ連れて行ってみると、
興味津々で流水を触ろうとする。
触って、冷たいっ!と反応して手を引っ込めたけれど、
だんだん慣れてきて、流水の圧力と冷たさを楽しむ娘。
息子は下流側の水辺に足を突っ込んで、冷たさを楽しんでいました。
「ギャァーー!!つーめーたーいーーー!!!」
照りつける日差しが熱いので、良い避暑に。
大社が位置する富士宮市。
…といえば!!
全国的に有名になったB級グルメの富士宮やきそば。
お昼ご飯に決定。
息子、1人前を平らげた。
安くて旨くて、お財布にもやさしいご当地グルメでした。
駐車場に戻る途中、観光案内所があったので立ち寄ってみると、
観光ボランティアの方々が観光情報を教えて下さいました。
その壁に貼ってあった1枚の表。
コレは何だろう…?伺ってみると…
観光案内所から富士山が見えたかどうかを記録しているとのこと。
ほとんどが…水色に塗られています。
水色というのは、雲に覆われて富士山が見えなかった日。
隣に貼ってあるのは、1年間を月別で、富士山が見えた割合を記したグラフです。
6月~9月というのは、年間でも富士山が雲に隠れやすい時期。
この時期は、富士山が見える確率は10%以下。
富士山が見えたら運が良い!
今日も、富士山は雲の中でした。
雪化粧していない富士山の写真をあまり見ないのは、
こーいうわけだったのか?
一方、息子は観光案内所にあったスタンプを押しまくっています。
観光スポットを伺って、朝霧高原方面へ行ってみることに。
名前を聞くことが多いけど、行ったことがない観光地。
富士山麓に広がる高原地帯。
富士宮市内からは、ひたすら上り坂です。
朝霧高原の道の駅に到着。
数多くの人でごった返しています。
標高が高いこともあって、とーっても涼しい。
また、日本の山間地ではあまり見られない、
富士山麓特有の景色が視界に広がります。
切り立った山が周囲に広がっていますが、
眼前に広がる平原の向こう側に、急斜面の高い山。
道の駅で折り返し、富士宮方面へ戻る途中。
アスレチックが目に入る。
朝霧高原もちや | 静岡県富士宮市、朝霧高原で一番富士山が綺麗な場所
アスレチックが大好きな妻子。
まるで姉弟かのように、遊び始めました(笑)
はしゃぎ声に、眠っていた娘も起床。
そしてそして…!!!
こちらも、眠っていた…もとい、文字通り雲隠れしていた富士山のお姿が!!
先ほど、8月に姿を現す確率が10%以下と聞いたばかりだったので、感激。
一方、相変わらず、こちらは楽しんでいます。
お母さんの綱渡りを、まるでお猿さんを見るような眼差しで見つめる娘。
おいらは娘担当。
最後の遊具は、遊具自体を自ら構築するというシロモノ。
日曜日の夕方という時間帯もあって、園内の人影はまばら。
順番待ちゼロの遊具貸切状態でありますっ!!
この遊具、床がクッションのように柔らかいので、
娘が立っちする練習にピッタリ。
喜んで、何度も立って座ってを繰り返す、
まるでスクワットで身体を鍛えているかのような1歳児でした。
おいらは起伏の激しいオフロードをベビーカー押しまくり。
クルマの運転をしていないときは、ベビーカーの運転(笑)
妻は息子と一緒にアスレチックで暴れ回り。
夫婦揃ってクタクタ。
その疲れを癒やすのは…
スーパー銭湯温泉!!
妻は、温泉2年ぶり。
超、嬉しそう。
今夜宿泊する宿のグループ企業であることもリサーチ済み。
すなわち!1人当たり入浴料が2,000円のところ、500円で入れます。
2,000円の価値たるや…如何に!?
広々とした館内、その延長線上で…お風呂も種類豊富!!
お風呂が大好きな息子、大興奮であります。
身体を洗ってやり、湯船へ行ってこい!!
すると…
息子が戻ってきた。
「おとーさん、お風呂入ったら、身体が痛かった。」
え???
痛い!?
それも、特定の湯船にて…だそうです。
一体、どんな風呂なのか。
息子に連れられて入った先には…
「死海」と書かれた文字が。
12歳以上が入浴対象年齢になってる。
これは…恐るべき塩分濃度!
死海直輸入だそうです。
おいら、入ってみました。
スゲェ!!!
身体が浮く!!
これは面白い。
他にも、様々な薬効のお湯があり、大小10以上の浴槽をひとつひとつ堪能する息子。
とっても、楽しそうであります。
そして、さすが小学校1年生。
いきなり泳ぎ始めることはありません。
ゆっくりと、他人に迷惑を掛けないように。
温泉の楽しみ方が解ってきた様子(笑)
中にはテレビ付きの湯船が有り、野球中継をおじさま方に混じって楽しむ息子。
思いの外、ゆっくり過ごしましたが、
お風呂から上がって、妻とバトンタッチ。
まだ1歳を迎えたばかりの娘。
ゆっくり温泉に入る方法は…
夫婦、交代で入浴するしかありません。
オムツが取れていないと、公衆浴場は不可です。
通常の倍以上時間が掛かりますが、致し方ありません。
夕食を食べてから、今度は妻がお風呂に入る番。
さあ、お父さんと遊んでくれ。
すると…急にぐずりだし、抱っこしていたら御就寝。
寝てくれて助かった…と、安心。
眠った娘を抱っこしながら、マッサージチェアでリラックス。
娘も一緒にブルブル揺れていますが、全く起きる気配無し。
1日、くたばったんだろうな。
お父ちゃんも、くたばったよ。
明日は夏期休暇を頂きましたので、宿へ向かいます。
日曜日の夜はお客さんが少ないので、休前日に比べればお得に宿泊できます。
宿に行ってみたら…
我が家以外は海外からのお客さんだったという!(汗
日本人は、我が家だけ。
恐るべし、中国爆買いパワー。
朝霧高原の「もちや」!
懐かしいです。
静岡市の総局勤務時代、幼かった娘と息子を連れてしょっちゅう遊びに生きました。
たしか、当時は入場無料でした。
30年以上昔の話です。
娘さん、ますます可愛くなりましたね^^
静岡市で勤務されていたこともあったんですね!
あれだけの遊具が無料で運営されていたとは…それも驚きです。
随所に歴史を感じる風情がありました。
とすると…
娘さんと息子さん、おいらより少し上でしょうか。
我が家の娘さん、知らぬ間に階段を登り始めて、
ますます目が離せなくなってきました。