15年近くお世話になっている、名古屋千種のSONYショップ。
船橋オーディオセンターさんから、お得意様宛、御招待を頂きました☆
SONY製品をゲットする時は、必ずこのお店。
おいらの歴代カメラたちも、船橋オーディオ出身です。
名古屋といえば、ソニーストアが栄にあるわけですが、
直営店を差し置いて、αカフェの出張版体験会が船橋オーディオさんで開催!
さすが、ソニーショップ1号店。創業大正8年。
これは、行くしかない。
銀座ソニーストアで講座を開くと予約開始30分で満席になるという、 超有名講師。
奥三河の奥の方を常にカメラで納めている、夜勤明けの学芸員くんを設楽町でピックアップ。
ふたりで名古屋へ向かいます。
いろいろと条件が揃っていたので、家族も快く送り出してくれました(笑)
講座開始の10分前、名古屋は千種駅横に到着。
お店に入ると、年齢層が思いっきりバラバラな受講生の皆様、総勢10名ほど。
船橋さんからお出迎えいただき、目の前にはO講師!
おおー!ネットで観た通りの風貌だーー!
まず、船橋さんから導入のご挨拶。
営業トークで鍛えられたご挨拶は、さすがであります。
O講師を御照会頂き、改めて、O講師の大人気度が伺えます。
満を持して、O講師登壇。
スクリーンはプロジェクターではなく、75インチの大型BRAVIA液晶テレビ。
さすがは写真をテーマとした講座。
最高のクオリティで映像を映し出すデバイスを利用する。
ここはソニーショップ。
店内には大型テレビが複数展示されています☆
まず、座学の講義スタート。
出だしからして、目から鱗が落ちる言葉。
「良い写真という概念はありません。」
これは良い写真だ、良くない写真だという評価を付けることは間違っている。
各々が写真を見て感じる良さには、100人いれば100通りがあるということ。
綺麗な写真だなぁ~と多くの人が感じる写真を撮れることが理想。
その「感じる」ということもまた…映像というのは、目で見たものが全てではなく、
視野に入った映像が、脳内の画像処理を経たもの、
それが見る行為であると理解した方が良い。
目に映っている(と思っている)映像が全てでは無い。
心の中、感情に残っている映像が思い出であり、
それを表現するには、ただ風景を切り取るだけでなく、
心に残っている映像の見える化が必要。
その、心に残っている映像というのは、シャッターを押すだけでは表現が難しく、
撮影しているその場で、印象に最も近い絵作りを行うこと。
カメラの基本、絞りやシャッタースピード、ホワイトバランスなど、
いくつかの設定パラメーターがあるけれど、それらのバランスを数値として考えるのでは無く、
SONY的には、もっと分かりやすく、液晶ディスプレイに映し出される映像を見ながら、
その場で簡単に、直感的に調整できるようなメニューを作っている。
おいらが文書化すると小難しい話になってしまって、
自分の文書力の不足を恨むんですが…
O講師による解説は、非常に分かりやすくて、理にかなってる!
もっと分かりやすくO講師の体験会をレポートしている記事がありますんで、 是非ご覧下さい↓
人気講師の理由がよく分かります。
今回の撮影テーマは、マクロレンズ。
おいらがまだ、立ち入ったことの無い撮影領域です。
興味あるけど、どうやって撮影したら良いのか、よく知りません。
貸出機のα6000にSEL30M35を装着して、撮影に挑みます。
今回、参加者全員に、この組み合わせで貸し出しして下さいました。
テーブルの上に置かれた小物たち。
それらは全て、100円均一ショップで購入されたグッズ。
ここで、魔法のレンズ、マクロレンズ登場!
被写体にどれだけ近づいてもピントが合う。
そこはまさに、別世界。
机上のグッズを引きで撮影すると、こんなふう。
マクロレンズおもしれーーーっ!!
続いて、SEL50F18という単焦点レンズを使って暗い部屋へ。
このレンズはネット上でも神レンズと評判高く、おいらも持っています。
持っていても、上手く使う方法を知らなくては、宝の持ち腐れ。
こうして、プロから手取り足取り教え手もらうのは初体験。
カメラマンは、いかにオリジナルの絵作りができるかが勝負。
そんな中で、惜しみなくテクニックを教えて下さる。
もちろん!
船橋さんも、サポートしてくださいます☆
小物類は、いずれも安く手に入るもの。
表現力でいくらでも写真は変化する、楽しい体験。
夜景を撮影する時、背景をぼかして撮影したことが無く、
全体が写るように…と、絞ってました。
絞りを開放にして…今度、試してみよう。
お恥ずかしながら、前ボケとか後ろボケという表現を初めて知りました(汗
再び75インチBRAVIA液晶テレビの前に集合。
今度は、旅写真の撮り方。
旅に出ても、ブログのことを念頭に置いて撮影していると、
広角側を用いて、記録的な写真ばかりに。
ボケを利用した写真を自分が全く撮っていなかったことに気付く。
望遠側で撮影するのは自分が少し動くだけで背景がガラッと変わることもあり、
広角側よりも簡単。
一方で、広角側でオリジナリティのある写真を撮影するのは難しく、
その場合、遠ざかるや近づく以外にも、カメラを保持するポジションを上下に変えたり。
近景と遠景を上手に混ぜ込むなど。
また、広さを表現するため、空を活用するのも、一つの手。
そして…出ました!
HDR機能!
コントラストをハッキリとさせる。
デジカメならではの手法。
写真は、勉強するものではない。
肩の力を抜いて、感じたままに。
αカフェなど、作例をたくさん観れば観るほど、新たな撮影スタイルを見つけられ、
それを自分で試して自分の撮影スタイルへ適用。
撮影方法を教えるのではなく、こんな風に撮影するとこんな写真が撮れますよー という。
例えば、一見して何の変哲もない木枠。
前ボケを駆使することで、木枠の向こう側にある景色が絵画のように変化する。
カメラの設定云々ではない、発想の引き出しをいくつ持っているか。
その引き出しを増やすのが、作例閲覧。
数多くの作例を観ることが出来るαカフェを御紹介下さいました。
こりゃあ素晴らしいサービスであります!!
並んでいる写真が、いずれにしてもハイレベル。
FacebookやInstagramとはまた違う、写真好きのためのSNS。
IDだけ取得して放置状態だったおいらでしたが、
改めて、αcafeの素晴らしさを実感しました。
船橋オーディオセンターのサークルも発見!
αcafe | ソニー:船橋オーディオセンターの「映遊会」αクラブ
早速、参加です。
せっかくなので、音楽をこよなく愛する学芸員くんと地下フロアへ。
船橋オーディオセンターの地下フロアは、オーディオマニアの聖地。
めんたまが飛び出るほどのお値段になっているアンプやスピーカー、ヘッドフォン。
それらを試聴することが出来るのです。
しばらく、ゆっくりさせていただきました。
とても無料とは思えないほど、クオリティーの高い体験会、講座。
それでいて…
なんと!!
帰りにはSONYグッズ&来年のカレンダーをくださり…
そして!
ボージョレヌーボーもお土産に…と。
なんだか、申し訳ないほどにお世話になりました。
先日破損したレンズフードについても、預かって対応して下さるとのこと!
お見送り頂き、帰路へと。
往復5時間ほどの道のりでしたが、その価値を充分に感じる時、有り難う御座いました!
船橋さんのお誘いに感謝です。
学芸員君を設楽町に送り届け、帰宅。
綺麗にラッピングされたボージョレヌーボーに興奮する息子。
あなたはまだ、飲めませんよ(笑)
試しに、背景ボケを意識しながら娘さんをロックオン。
ちょっと視点が高かったかな…。
撮影技能についても、日々精進であります。