朝、愛知県が提供している雨量計データを確認。
豊根村の測定点における最終的な継続雨量は約160mmでした。
雨量のみならず、風もあるのが台風。
出勤して被害状況を確認しよう。
いつもより少し早めに職場に出勤すると、
デスクに辿り着く前に職場固定電話が鳴っているので、 慌てて受話器を取ると…
被害状況を確認する電話。
何件か、被害状況確認の電話が鳴り続けました。
その合間に、村内主要道路で倒木発生の通報があり。
主要道路管理者へ伝達。
と、同時に、我々も現場で状況確認が必要です。
課長含めて6名の課員。
2人ずつの3班に分かれ、村内全域、村道&林道&農道を道路パトロールします。
対象区域のほとんどは、地域の目が行き届きにくい林道。
豊根村を北から南に線を引き、3分割。
東側担当班、中央担当班、西側担当班に別れます。
おいらと後輩くんは中央担当班。
ほぼ全て、林道です。
目視確認のパトロールのみならず、スコップやシャベルなどを持参し、
手作業で事足りる事案ならば、浚渫作業も即実施。
落石や木の枝の落下、超小規模ですが崩土があったので、
作業しながらパトロール行程を進めていたら、
担当する区間を半分もこなせずに午前中終了。
路面に石が転がっていたり、太い枝が落ちていたり。
それらを拾っては退かす。
路面清掃まで全てやっていたら、通常業務が全くできなくなるので、
小さいものは自然界の浄化作用に任せて。
土嚢が必要な箇所もあったので、 お昼過ぎに課員で一斉土嚢作りを実施し、
それを軽トラに積み込んで再び現場へGO!
土嚢設置を終えると、担当路線の続きを踏査開始。
本来ならば倒木や落石が発生しないように、
対策工事が進められれば言うことなしなのですが、
それには何億円、いや何十億円…いや、何百億?という莫大な税金が必要となります。
道路の延長が長いから。
人口1000人強の村では、それも叶いません。
1人当たり、100万円を税金として集めたとして、10億円。
そもそも100万円集められるわけがありません。
我が家は6人家族だから、600万円。家庭収支大幅マイナス。
限られた財源、財布の中から緊急度に応じて少しずつ改善していきますが、
このように都度対応しかできないのが心苦しい。
パトロールの結果、通行止めにつながる災害箇所は無し!
ホッとしました。
夕方になって職場に戻り、ようやく通常業務に着手。
勢いを持って処理をすすめるべし!
子どもたちが寝静まる前に帰宅。
帰宅したら、今度はお父さんとしてのお仕事。
どうしても末っ子の世話に意識が行ってしまうので、
長男長女は放置状態ですんません。
放置していたら…
犯人は誰だーー!!