各務原航空宇宙博物館&あいち航空ミュージアムで夏休み最後を

発端は紙飛行機から。

なぜ紙飛行機は飛ぶのだろうか?というところから、飛行機が好きになってきた長男。
飛行機の種類というよりは、あの重たい機体が飛ぶ原理に興味を持っており、その興味があるうちに、連れて行ってやりたい場所!

私も、ずーっと前から行ってみたかった、各務原航空宇宙博物館へ。
仕事の休日出勤代休を活用して、平日の空いた博物館を狙います。

■【空宙博】岐阜かかみがはら航空宇宙博物館公式ウェブサイト

東海環状と東海北陸道を使って片道2時間半の行程。

ブルーに染まった格納庫が印象的な各務原航空宇宙博物館に到着。

かつての名称に「岐阜」が加わり、岐阜県との共同管理の博物館。

2016年(平成28年)から建物増築による展示スペースの増床、展示レイアウト大幅変更、飛燕などの展示物を増やす[1]などの全面的なリニューアルを行うため一時閉館となり[2]各務原飛行場開設100年にあたる2017年度(平成29年度)に、リニューアルオープン(2018年(平成30年)3月24日オープン)。リニューアル後は各務原市と岐阜県の共同所有、共同運営となり、名称も「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」に変更され、愛称は「空宙博」(そらはく)となる[3]。 また、本館閉館の期間中は収蔵庫を限定公開し、以後は完全閉館となってのリニューアル[4][5]。 約49億円をかけたリニューアルで展示面積は9400平方メートルと従来の1.7倍になった。世界で唯一、戦時中の姿をとどめる旧陸軍三式戦闘機「飛燕」の機体などが展示されている[6]

■かかみがはら航空宇宙科学博物館 – Wikipedia

今年の3月にリニューアルされたばかりで、展示物や展示フロアは新品同様!

古い機体の名称にはそれほど詳しくない我々でありますが、各務原の航空産業発展のベースになったサルムソン2A2偵察機の上にぶら下がる機体を見て…長男は

「あれ、ライト兄弟の飛行機だよ!!」

え?そうなん?お父さん良く分からず、展示解説を見たら、そのとおりでした。
展示解説を見たわけでもなく、何か書籍で知ったとのこと。
いつの間に学習していたのか、長男。

続いて、戦時中の航空機「飛燕」と「零戦」。

飛燕(手前)は、日本でただひとつだけ存在する実機。

パイロット気分を楽しむ長男。

続いて戦後日本の航空機開発へ。

戦争で敗北した日本は、航空機に対する高い技術力が他国の脅威となっており、その結果、終戦後の7年間は航空機の製造が禁止されました。その結果として、航空機製造技術者が自動車の技術者へ移り、本日の自動車産業へと続いていると聞きます。

一方で、航空機開発が再開された後も、多数の技術開発が続けられ。

一見して、まったく飛行機に見えませんが…

こちらも空を飛ぶ。
垂直離着陸の実験を行うための機体です。

このフロアには試験機体、研究機体が多数並び。

この格納庫じゃないと屋内展示できないでしょう。
そう思わせるような巨体、■飛鳥 (航空機) が。

主な展示物:飛鳥、UF-XS、KAL-1、サーブサフィール、N-62、VTOL-FTB、FA200、KAT-1、T-33A、T-1B、F-104J、T-2、T2-CCV、T-3、47G3B-kH4、KHR-1、BK117、OH6J改、XOH-1(実物大模型)、T-4、シグナス、KoToNo、P-2J、US-1A、YS-11A、KV107A

こちらは、OH-1の木製モックアップ!!

空を飛ぶわけではありませんが、木ですよ。
木で作られているモック、カッコイイ…。

■OH-1 – Wikipedia

航空機産業発展は、歴史ある各務原市、そしてこの中部地域は日本一いや、アジアNo.1と言われています。

とても、かつては航空機開発が禁止されていた国とは思えない発展レベル。
先人たちの苦労の蓄積。

ジェットエンジンは、どれだけ長時間見ていても飽きない。
複雑なその構造はひとつの芸術品。

それはまた、ロケットエンジンも同じです。

長男は、種子島宇宙センターから打ち上げられる■H-IIBロケット、そしてそれを管制するセンターの様子を、ずーっと飽きもせず見続けています。

また、さりげなさ過ぎて通り過ぎちゃいそうな展示ですが、とっても興味深いものがありました。

スイッチを押すとガラス容器内の空気が抜かれて真空になります。
その間、内部に吊されたベルにハンマーが当てられて、「チンッチンッ」と音が鳴り続けているんですが、ゲージが0気圧に近づくにつれて音が聞こえなくなってくる。

すなわち、音を伝えているものの正体は空気であることを証明する実験機器。

宇宙空間は真空。
すなわち、無音の空間であるということです。

よく、宇宙空間で爆発するシーンを持つ映画などありますが、本来、爆発音は届きません。

体験コーナーも充実していて、平日だからこそ待ち時間はほぼゼロ。

パイロット気分。

お父さんもやってみろと言うので、エースコンバットで鍛えた腕をば。

上記は戦闘機ですが、下記はジェット旅客機。

ディスプレイ手前の模型は、実際の操作に従ってエレベーター、エルロン、ラダーなどが動くため、どんな操作をしたら機体のどこが駆動するのか、非常に分かりやすい展示。

これにて1階の航空機コーナーを終えて、宇宙コーナーへ!!
ヤバイ!
展示の量が予想を遥かに超えていて、想定していた見学時間を遥かに超過しそう。

まず、日本国産ロケットの歴史。
2つの潮流を示しつつ、模型が並びます。

そして!!
日本人宇宙飛行士の方が並ぶパネルが!!

是非、将来の夢を叶えてこの並びに並んでほしいものです。長男氏。
中には、来場されて本人のパネルにサインされた宇宙飛行士の方もみえます。

それも、この8月に来たばかりとか。

宇宙飛行士の方にとっても、この博物館の存在感は大きい。のかもしれません。

だって、展示物がスゴイんですもの。
国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」が、そのまま存在するとか思わなかった。
中を見ていたら、突然、跳びはねながら写真を撮って!という長男。

は?

その意図を汲みするに時間を要しましたが、

こーいうことか!!!

無重力空間を示している長男氏。
宇宙兄弟(漫画)などの影響を受けまくっています(笑)良いことだ。

いやほんと、すごいとしか言いようがない。

テレビで見たあの宇宙ステーションがここに。
お父さん、シビレマシタ。

ひとつひとつの配線、そこに付けられた銘板。
全てが興味深い。
でも、時間が足りない…。

火星の話題で湧いた今年、このコーナーも必見です。

火星探査機の実物大展示!
■マーズ・サイエンス・ラボラトリー – Wikipedia
にて用いられた探査機、キュリオシティ。

ほんっと、展示が盛りだくさんで、じっくり見るためには3日から4日は要しそうな博物館でした。

今回、もう一件、巡りたい博物館があります。
各務原航空宇宙博物館から1時間ほどの道のり。

県営名古屋空港にある「あいち航空ミュージアム」です。

■あいち航空ミュージアム

博物館同士が提携していて、共通入場券があり、今回はそれを利用。

県営名古屋空港の隣、エアポートウォーク近くにあります。
昨年11月にオープンしたばかり!!

ズラズラーーっと並ぶ航空機模型は、時を忘れさせる魔力を持っています。

国産航空機の第1号機@明治時代から始まります。

もちろん、実物展示も!

デッキに出ると、実物…いや、今まさに利用されている航空機およびハンガー内部まで見えます。

ただし、ハンガー内部は撮影禁止!!

ドクヘリや防災ヘリ、消防ヘリや報道ヘリなど…

県内の拠点として、離発着を繰り返していました。

そして飛びだったひときわ大きな機体は…

愛知県の防災ヘリコプター「わかしゃち」です。

我が家の裏山にも、訓練飛行で何度か離発着に現れました。

一方で、長男は工作教室に参加。

紙飛行機発射台を作成し、大はしゃぎで即席友人たちと楽しんでいました。

県営名古屋空港を利用する航空会社フジドリームエアラインズの色とりどりの機体も離発着。

デッキで飛行機を眺めながら、フライトレーダー24をスマホで見ていると、楽しすぎて時間が経つのを忘れます。着陸した飛行機がどこからどんな航路で飛んできたのか、どこへ行くのか、リアルタイムで確認できるアプリです。

■Flight Tracker | Flightradar24 | Track Planes In Real-Time

長男の工作教室が終わり、一緒に入ったのがこちらの展示ボックス。

お姉さんが待ち受けていて、我々をいざなって下さいました。
30くらいある座席、お客さんは我らふたりのみ。
なんという贅沢な空間か。

前方にはスクリーン、座席には航空機と同じシートとシートベルトが用意され。
しっかりと身体を座席に固定して、スクリーンの映像がスタートします。

上映されるプログラムは複数用意されており、時間帯によって異なります。
この時間帯は、どのプログラムが流れるのか、お楽しみ。

スクリーンに流れたのは…

愛知県内の各観光地を上空から空撮している動画。

名古屋城や名港トリトン、トヨタスタジアム…いくつもの有名な観光地の上空を飛行。
その度に、座席が傾いたり振動が発生して、本当に飛行機に乗っているような錯覚を覚えます。
Gを感じているようにも思え、どうやってるんだろう??

空中散歩を楽しんでいると、突然現れたのは…

茶臼山高原芝桜の丘!!!!

芝桜の丘を、かなりの低空飛行で。
丘の段差も、見事に身体に伝わってきます。

最後のテロップには映像協力者一覧が流れ、豊根村の文字がありました。

夕食をエアポートウォークにて。
長男の希望により、食べ放題のビュッフェ。

食べ過ぎて、運転に支障が出そうなほど、苦しかった(汗

長男も、調子に乗って食べ過ぎて苦しんでいました。
ビュッフェなんて、長男にとっては非日常空間。

楽しい夕食を長男と共にしました。

長男は、食後の腹ごなしに。

すっかり日も暮れて。
ここから2時間の道のりで帰宅します。

盛りだくさんの1日になりましたが、まだまだ観足りない、ふたつの博物館。
また、近いうちに2回目訪問したいと思っております。

“各務原航空宇宙博物館&あいち航空ミュージアムで夏休み最後を” への2件の返信

  1. 凄いですね。「近いうちに2回目訪問」・・・・ぜひ私も連れてって!
    三菱のMH200ヘリと双発ジェットMU300、どちらも非運の航空機。ぜひ見てみたいです。KAL、KATも子供時代胸をときめかせた懐かしい機体です。各務原に露天展示のP2Jは機体番号(82)から量産最終号機ですね。機首の透明風防のくすみが気になります。アクリルは劣化すると黄色く変色し、細かいひび割れが生じるのです。

    • おおお!!是非、一緒に行きましょう!!
      山のしんぶんやさんの解説を聞きながら展示物を観たら、絶対に面白い(笑)
      日程、また考えてみます。

      一度見ただけでは、説明文を全て読み切ることができず…。
      しんぶんやさんから次々に出てくる型式、どの機体か紐付き切れておりません(汗
      機体番号から量産最終号機と分かるなんて。わたくし、目が点になっております。

      アクリルやポリカーボネート樹脂の紫外線劣化は分かりますよ!!(笑)
      屋外展示の運命ですが…塗装については塗り直しを定期的に行うそうなので、劣化部品もいずれ交換などあるのかもしれませんね。

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