武田先生の情報の会出席(クラッシックと仏教)

投稿者: | 2019年1月26日

しばらくスケジュールが合わないことが多く、
欠席が続いていた武田先生主宰、「情報の会」。

久しぶりに出席が叶いました。

この会は2ヶ月に1回程度開催されて、
選りすぐりの、およそ20名程度の方々が出席。

出席者の誰か、希望する人や武田先生から事前に指名があった方、
毎回、そういった方々2名~3名ほどがプレゼンテーションを実施し、
それに対して聴衆からの意見や質疑がある。

そんな会です。

私も何度か、武田先生からご指名頂いて、プレゼンテーションしました。
モチロンその中には、豊根村をご紹介するプレゼンもありました!
豊根村のPRが趣味です。

豊根村に戻ったからには、豊根村のPRを即座にできる能力が無ければ、
武田先生から「教育の成果が無かった」と、言われかねません。

会の連絡網はメーリングリストを用いて事前にやりとりし、
スケジュールの確定から当日の議題整理を行っておりまして。

その中で、今回は緊急事態が!

毎度、調整の仲立ち役をやって下さっている方、
仕事にトラブルが発生してくることができないと!!
初めての欠席に。

でも…。

その方…。

毎回、青森県からやってこられるんですよね…(汗

それだけでもスゴイのですが。

そこで、メーリングリストの中で少しだけ仲立ち役のお手伝いをしたところ、

「坂本臨時幹事殿。宜しく。」

という武田先生からのメールが。
もう、無茶振りには慣れています。

「了解しました。」

とはいえ、不安もあるので開始時刻よりもずっと早く会場に到着。
すると!!
既に発表者の方々が到着済み。
プレゼンの準備をお手伝い。

が。

ここで、心臓がギュッと締め付けられるような情報がメールに。
設楽町長さんの義子息さん(私の豊田自動織機時代の先輩)から、
設楽町で山火事発生という一報が。

マジで??

幹事のお仕事を進めながら、万が一、豊根村消防団にも召集が入った場合、
自分はどう行動するべきかを思案。
願わくば、鎮火することを…。

しばらくして、武田先生もご到着。
先日のブログにも記載しましたが、先生の書籍を拝読した事をお伝えし、
面白かったので数冊欲しい旨、お伝えしたところ…

「サイン入れて、坂本君の自宅に送るよ!!」

なんと。
言ってみるものです(笑)

「司会進行宜しくね。」
というフレーズも付け加えられてw

会の流れを先生と確認し、司会進行スタート。

今回は会場がギュウギュウになるくらい、20名の参加者。
2つのプレゼンテーションは

1.モーツァルトとクラリネット
2.仏教とは何か?

全く持って、異なる分野でありますが、
それっくらい、参加者が活躍している分野が多岐にわたることを示す。

冒頭に武田先生からご挨拶と会の趣旨説明を頂き、
続いて皆さんに自己紹介をして頂きまして…

まずは、毎回恒例の導入部、佐藤嘉洋さんから、「辞書の旅」でスタート!!

佐藤さんは、キックボクシング元世界チャンピオンながら、
現在は国語辞典の継続読書を習慣とされており、まさに文武両道。
1日1ページずつ、国語辞典を読み進められ、
新明解国語辞典は既に読破。

明鏡国語辞典を読み進められていますが、1月から1日2ページへとペースアップ!
その中から、佐藤さんがグッときた言葉について、いつもSNSに投稿されています。

■佐藤嘉洋【キックボクシングで名古屋から日本を元気に!】(@yoshiHEROsato)さん | Twitter

現在、「ク行」。

本日の1語目は「銀ぶら」。

東京の銀座通りをブラブラすること。

SNSで教えてもらった語源は、銀座でブラジル珈琲を飲むことという案もあったそうです。
その案は、Wikipediaでは否定。

銀ぶらという言葉が載っているほど、国語辞典の猛威力に驚く。

続いて、「テクシー」
乗り物を使わずにテクテク歩くこと。

ちなみに、この言葉、我々世代では既に死語。
初めて耳にしました。

武田先生曰く、

「タクシーに乗れないときの自虐語だねえ。」

まだ裕福でなく、タクシーを利用するお金が無かった時代の言葉だと。
未だに、私たちはタクシー使うくらいなら電車に乗ったり…

テクシーしますが!!

最後に、「クマバチ」
クマンバチはスズメバチのこと。

ええ?

スズメバチとクマンバチって別じゃないの!?

ここはさすが佐藤さん、
しっかり調べられ、

国語辞典によって、クマンバチの指す対象が異なるということを解明されました。

ちなみに、参加者の方には長崎県からいらっしゃっている方もおられ、
クマバチを長崎県ではマルハナバチと呼ばれるそうです。

続いて、クラッシックコンサートなどでコーディネーターをされている方から、
「楽器が先、名曲はあと~クラリネットと、モーツァルトの音楽をとおして~」
楽器の進化によって、クラリネットが編み出され、
そこから250年にわたって愛される音楽が紡ぎ出された。

新しい楽器が作られると、それ自体が音楽のイノベーションとなるという説。

例えば、

ピアノはベートーヴェンやショパン、リスト。
チューバはワーグナー
サックスはビゼー
近代において、エレキギターはビートルズやプレスリー、シンセサイザーは…

などなど。

優れたハード(楽器)に、名曲(ソフト)がのる。

そこに、武田先生からの反論も。

名曲は階級社会、階級制と共に生まれる。

日本は時間とともに単純な方向へ向かう(文化の特徴)。
文化が単純な方向へ。
例えば、極限までシンプルを求めた茶室など。

音楽も、複雑な音楽はシンプルに、例えば、笛の音だけという音楽に。
日本音楽には日本独特のテンポがあり、それは西洋のそれと異なる。
何故ならば、日本の音楽は言葉を伝えることをベースにしている。

アイヌは文字を持たない文化だったため、
音楽のリズムに乗せて「記録」として後世へ残していった。
親から子ども、祖父母から孫へ、子守歌という形を取る記録手法。

よって、西洋の音楽に日本の音楽が乗っかってベストセラーにはなりにくい。

なるほど。
確かに論理的。

プレゼンの合間には、

名古屋芸大のクラリネット科を卒業された方から、クラリネット生演奏。
まずもって、クラリネット科という学科があることに驚く、私。

鳴り響くクラリネットの音色に、心地よき時間を味わいました。

続いて、今回は2名の和尚様が御参加です。
いずれの方々も、名だたるお寺のご住職様。

普通に暮らしていたら、出会えません。

仏教とは?
基礎的な仏教の知識から、少し深いところに至るまで、
和尚さんがパワーポイントを使って解説して下さいます。

日本が仏教を輸入した元の国は中国。

中国から仏教を日本に入れたとき、意味を日本語に翻訳して導入したわけではなく、
音をそのまま日本の漢字に当てはめて取ってきた。
そこに、日本で改めて意味づけを行った部分もある。
もちろん、きちんと意味を持って入ってきた部分もたくさんあるが。

よって、インド、中国、日本の仏教というのは全く違うものである。

宗教の語源(religion)は、ラテン語からは「再び結びつける」。
すなわち、「神と人を結びつける」ということ。

西田幾太郎「善の研究」は興味深い。

人間の生き方そのものが仏教である。
これが、日本には伝わっていない。

仏教の知恵を学んで実践することが大切。
例)ブータン←生活に溶け込んだ仏教

仏教は迷信や占いを徹底的に排除している。
よって、仏教的な風習は日本に入ってきて作られたモノ?
例)北枕など

仏教は安心を与えるものであり、恐怖心を与えるものではない。

西洋では神様が目的で人間が手段化されているが、仏教は逆。

自由な社会を欲して作られた仏教。
それができた背景には、厳しいインドの階級社会があった。
けれど、未だに階級社会であるため、仏教徒は非常に少ない。
階級社会の流れを汲むヒンドゥーがほとんど。

ここで武田先生からコメント。
ネアンデルタール人が亡くなったひとを埋葬した。
5万年前に現在の人間が出現。
2万年くらい前に人間が家族以外の集団を作るようになった。
そこで、迷い悩み、紛争が発生。
人間の悩みは、人間が集団になったことで発生したと認識されている。

DNA(本能的なもの)と大脳(理性的なもの)の戦いによって悩みが発生する
それを融合させるために仏教として発展したと、武田先生的解釈。
仏教は宗教というよりも哲学ともいえる。

今回も、新たな世界を知る機会となった3時間に感謝。

さて、ここからがある意味での本番?

近くにある焼き鳥屋さんにて、参加者同士の懇親会です。
お店は武田先生が予約して下さいました。
なんたって、社長さんと先生が懇意の仲。

懇意割引が効いているのではないか?というくらい、安い。

皆さんが着席されたところで、幹事は走ります。
注文を取って、お店に伝え、乾杯の飲み物を急いで手配。
揃ったところで、さあ乾杯…というところで、武田先生、

「坂本君、乾杯の発声、宜しくね。」

は?
はい??

思案の表情を見抜いた先生が追撃

「こんなメンバーの中で乾杯の挨拶ができる機会はなかなか無いから!」

えええええ。
幹事が乾杯とか聞いたこと無いぞー!
重鎮の皆様を前に、まさかの乾杯の発声。

最近、突然、人前で話せと振られることが多かったお陰で、
笑いを込めながら、まあやれました。
卒要したんですけど、未だに、武田先生からの「指導」は続いています…(汗

絶対、試されてる。これ。

実は今回、私の後輩も同席させて頂いており、
また、名古屋大学武田研の後輩も一緒で、
またそこにキックボクシング元世界チャンピオンも加わって、
年の近いメンバーが揃ったので、いつもとまた違う雰囲気、楽しみました。

これまでは常に、年上の方に囲まれるシチュエーションです。

そして!
先ほどのクラリネット奏者の方から、クラリネット演奏が!

さらに!

会のメンバーの娘さんが来場され、バイオリン演奏も!!

※ここは、焼き鳥の居酒屋さんです。

焼き鳥屋さんで、バックミュージックが
クラリネットの生演奏とバイオリンの生演奏!!!
このギャップ的シチュエーションが面白くてたまらない。

そして、参加者の方へ、バイオリンとクラリネットの手ほどきが始まる。

辞書を読むキックボクシング元世界チャンピオン、バイオリンに挑戦。

焼き鳥屋さんチェーンの社長さんもご挨拶にいらっしゃり、
武田先生無敵無双、なんでもござれ状態になっております。

まだまだ和やかな会は続きそうな状況ではありますが、
突然武田先生に呼ばれ、

「じゃあ、そろそろ次に行くぞ!」

つ…次!?早っ!!
慌てて、会費の徴収を始めました。
20人分ともなると、なかなかのボリュームです。

皆さんから会費を頂いて会計を済ませて、慌ててタクシーに飛び乗る。
目的地は…

武田先生の私宅!

最近は、懇親会後に武田先生宅に行くのが通常となっております。

今回、欠席された青森の方から日本酒の差し入れもあり、
美味しいお酒を味わいつつ、我が家から持っていった母お手製の漬物も好評でした。

今夜も夜更けまで、有り難う御座いました。
夜は後輩の実家に泊めてもらい、お母様からの厚いおもてなし、
そして楽しい会話という素晴らしいオプション付きで!

家で子どもたちの面倒を見てくれている妻に最も感謝するところ。
こういった機会があっても、参加させてくれる理解ある妻がいるからこそ。

改めて、自分の周りの皆様に感謝の念を。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください