消防団訓練会(小隊訓練&危険予知グループワーク)→職場宿直

4月は、毎週末、消防団行事が続きます(特に、役員において)。
退団される方、新入団される方、人員異動があるため、最初が肝心。

本日は訓練会!

訓練会の会場となる新井グラウンドに向けて出発。

8時30分から訓練が始まり、まずは停止間動作。

気を付け、整列休め、番号点呼、右向け右など、基本的な所作について、本団役員の方や部長さんからご指摘いただきながら、正しい姿を再確認。
一方で、新入団員の皆さんは別班が組まれて、それらの所作をじっくりと練習。

続いて、小隊訓練へ。

小隊訓練とは…

山梨県消防学校の資料がwebで公開されていて、わかりやすいのでご紹介。
https://www.pref.yamanashi.jp/shobo-gk/documents/kunrenreishikih260318.pdf

第2章 部隊の編成及び隊形
1 小隊の編成

(1)第45条に準じて集合する。このとき、前列最右翼に右翼分隊長の資格を有する者
(階級上位者)が位置し、概ね階級ごと身長の順で2列横隊となる。(図10)
写真8 小隊編成前の2列横隊の隊形 写真9 列外員の行進
(2)指揮者は、第39条のとおり、「部隊の指揮掌握及び訓練に最も適切な位置にあって
指揮を行なう」ものとする。横隊においては、部隊の長さを底辺とした二等辺三角形
の頂点の位置で、適切な距離を保ち指揮をとる。2)
(3)指揮者は、「只今から小隊を編成する」と小隊編成の意図を示した後、「最右翼前後
列員5歩前へー進め」の号令で、前後列1番(以下、「列外者」という。)の2名を前
進させる。(写真8、写真9)
(4)指揮者は、列外者が5歩前進した後、列外者に対して、「左向けー左」の号令をかけ
る。号令により、列外者は左に向きを変え、直ちに自発的に整頓する。(写真10、写
第43条
小隊は、3分隊に分け、分隊は、10人の隊員をもつて編成する。ただし、人
員の都合により増減することができる。
2 小隊は、きよう〔・・・〕導として横隊にあつてはその両翼に、縦隊にあつ
ては、最右翼列の先頭及び後尾に分隊長を置くものとする。
3 横隊の前後列の2人及び縦隊の左(右)方列の4人をご〔・〕という。
4 横隊の左翼の後列及び縦隊の後尾左(右)方列を欠く場合を欠ご〔・〕とい
う。
「最右翼前後列員5歩前へー進め」
8
真11)
(5)指揮者は、列外者及び前列員に対し、「番号」の号令をかける。(写真12)
(6)号令により、列外者及び前列員は、右翼側から順に番号を呼称する。(写真12)

写真10 5歩進み基本の姿勢をとる列外者 写真11 自発的整頓を行う列外者

写真12 番号の呼称 写真13 分隊長指名(第1分隊長)
(7)指揮者は、分隊長を指名する。第1分隊長から第3分隊長まで指名する。
ア 「第1分隊長は、列外者1番○○」と指名する。(写真13)
イ 「第2分隊長は、前列1番○○」と指名する。
ウ 「第3分隊長は、列外者2番○○」と指名する。
(8)指揮者は、分隊を編成する。
ア 第1分隊は、「○番まで第1分隊」と指示する。
イ 第2分隊は、「○番まで第2分隊」と指示する。
ウ 第3分隊は、「左翼第3分隊」と指示する。
30人の小隊を編成する場合、「5番まで第1分隊、10番まで第2分隊、左翼第3
分隊」と指示することになる。
(9)指揮者の「分隊長位置につけ」の号令により、第1及び第3分隊長は左に向きを変
えた後、第1分隊長は右翼分隊長の位置、第3分隊長は左翼分隊長の位置までかけ足
で移動する。第1及び第3分隊長の行動は、図6、写真14から写真19までのとお
りとする。
(10)指揮者は、小隊を編成後、番号をかける。このとき、両翼分隊長は番号を呼称しな
いものとする。

動画があるとわかりやすいですが、文面で想像してみてください。

今回、号令をかけるのは班長4名。

班長にとっても、号令をかける「訓練」です。
これだけ多くの団員の前で号令をかけるのは初めての経験。

全員の前に出て、さらに団長さんと副団長さんが、その様子を見つめる。

緊張しない、わけがない。

周囲が開けたグラウンド、精一杯大きな声を出して号令を出さないと、特に行進中は団員の耳まで届きません。
間違えることもありましたが、団長さんから耳打ちを頂いたりして、なんとか…。

完遂。

声を出すだけの動作なのに、疲労しました。
それが、消防団の大変なところ。

若い衆がグラウンド整備を駆け足で実施してくれ。

続いて、三沢高原の加工体験館に全員移動して、机上訓練です。
危険予知…製造業や建設業など、ものづくりの現場では当たり前に行われているKY活動です。

消防団の実務も、危険と隣り合わせ。

他人の身を守る前に、自分の身を守ることも大切です。
そのためには、想定される危険を頭に思い描く訓練が必須。

私が入団して以来、KY活動を実施するのはこれが初めて。

いや、もしかしたら、消防団設立以来初めて??

実験的な試みは、大いなる成果を生み出しました。
それぞれ、グループに分かれてKJ法に近いディスカッション。

村内某所における具体的な火災想定でストーリーが展開し、その時点ごとに危険が発生しやすいポイントの洗い出し作業を共同で行いました。

そして、ディスカッション自体が、学びとなりました。

火災出動の際、必ず役に立つ。

訓練後は、新人の自己紹介も踏まえて、豊根村消防団員全員で懇親会に突入!

屋外でバーベキューを楽しみながら、親交を深めました。

一旦、火の用心三唱でお開きになったところで、私は二次会には突入せず。
一旦帰宅して着替えてから、職場へ。

今夜は本社にて宿直当番です。

慌ただしい週末。

あっという間に月曜日。
最近、平日と休日の概念が、頭の中から消えてきています。

それはそれで、平日に突入する憂鬱ともおさらばできるので、好循環。

4月はみんな、忙しい。
夜遅くまで仕事をしている同僚もいました。
日曜日ですけどね。

気づいたら、寝落ちしていた私。

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