医療機関では経験による問診や触診のみならず、近年は検査によって病気を判断するのは当たり前。
近年とは言わず、古くから基本的な検査方法であるレントゲン。
レントゲンというのはエックス線を発見した■ヴィルヘルム・レントゲン – Wikipediaさんの名前を冠しているわけですが、人体をはじめとした物質を透過する電磁波としてあまりにも有名です。
この電磁波のお陰様で、どれだけ多くの方の命が救われたことか。
一般には、エックス線撮影とかレントゲンと呼ばれますが、医療従事者の間ではX‐ray Photographを略してX-Pと呼ばれます。
今の仕事に就いて、初めて知りました。
ホワイトボードや報告書類にはX-Pと記載されることが多く、これも専門用語、最初は戸惑いました。
我が職場にも、もちろんX-Pはありまして、歯科用も含めて2機あります。
大学時代には、結晶構造解析とか蛍光X線分析法とか、材料物理学にエックス線は必須のもの。
懐かしい感覚とともに、勉強サボっていたなぁという感覚が(笑)
エックス線は高エネルギーの電磁波なので、例えばDNAの化学結合を切ってしまうなどのリスクがあります。しかしながら、DNAの化学結合を切るのはエックス線のような放射線特有のものではなく、例えば太陽光だったって化学結合を切ります。
それを常に人体は修復しているから、生きていられるわけです。
ただし、修復する速度を大幅に上回って放射線を浴びてしまうと、問題です。
よって、レントゲン室からエックス線が漏れていないかと定期的に検査することは大切なこと。
法律によって義務づけられています。
今日、定期検査をしてもらいました。
結果は、完璧のお墨付きを頂きました。
部屋の壁や窓ガラスには放射線を遮る「鉛」が込められており、しっかりと機能しておりますので、ご安心を。
それにしても、今日は「お手伝い」をする仕事が次々に発生し。
本社から離れたにもかかわらず、しかも、前職の土木分野のみならず、本社の他課から応援要請がたくさんありました。
けんたろーに聞けばわかるかもしれない!
と、頼りにして頂けるのは、大変有り難いことです。
逆に、私も新しい知識を今の職場で仕入れさせてもらっています。
例えば、Excelにおいてピボットテーブルを使ったクロス集計とか、使っている人を初めて見ました。
そんな風に、数値分析できるんだ!と、新しい知識に喜びを感じ。
うちの保健師さんも、スゴいなぁと思いました。