今年から、豊根村消防団第1部の班長という役職。
班長以上の役員には毎年、本団役員…すなわち団長さんを始め、消防団の上層部で研修があります。
全11名、勝手知ったる仲であります。
朝、豊根村を出発して、まずは豊田市防災学習センターに。
豊田市の消防士さんから防災に関するレクチャーを受けました。
中には風洞実験施設があり、台風による強風がどの程度のものなのかを身体で感じることができます。
豊根村は高い山々に囲まれており、平野部に比べれば風が恐ろしく強いことはありません。
逆に台風時における平野部の恐ろしさを体感しました。
また、地震体験があり、
安全のため、手摺りをにぎり。
阪神淡路大震災時における震度を体験。
何かに捕まることができる状態というのは、身体を安定させることが良く分かりました。
逆に、手でつかめるものがないというのは、恐怖です。
防災食の展示や、非常時に用意しておいた方良いものの一覧も。
これは、役に立ちます。
実際に、そのものを目で見られ、記憶に残りやすく。
いざという時に、どんなものを持ち出すべきか。
豊田市も合併によって広大な市域となりました。
よって、東海・東南海地震発生による予測震度は西部と東部で大きな差があります。
震度6強が予想される西部の平野地域。
そして、震度4が予想される山間地域。
豊根村は山間地域の震度に近いです。
防災展示が充実していました。
さて。
続く体験コーナーでは消火器の使用方法が学べます。
村内の防災行事では、消火器の使用方法を住民の方へレクチャーすることもあります。
消火器どころか、消火栓も。
よって、我ら消防団なら消火器の使用はお手のもの…とはいうものの、いざ、火災が発生したときは動転してしまう可能性があります。
機会があるとき、我々も練習を。
で、実際にやってみてというご指名を頂いたわけですが、
火事を発見したときに周辺、近くの人に火災発生を知らせることも消火活動と同じくらい大切なこと。
消防士さんから、
「あちらの、別のお客さまたちが振り向くくらいの大きな声でお願いします。」
え?
あちらの団体さん?
ちょ…ちょっと恥ずかしい…けれど…
役員の皆様の視線はこちらに。
うむ。
恥はかきすて。
「火事だーー!こども部屋で、火事だーーー!!!」
大ボリュームの声で叫んでやりました。
お客さま、ずいぶんとこちらに振り向いたそうです。
そして最後の体験コーナーは、今までに経験したことが無い。
煙が充満する密閉空間がドアで仕切られており、そこから脱出するというもの。
ショッピングセンター内などが想定されています。
暗い、煙い。
いや花祭りじゃありません。
狭いんです。
非常口表示を頼りに、姿勢を低くして壁に手を当てながら進みます。
内部の様子は外のモニターで確認可能。
時間を割き、ご対応下さった消防士さんに感謝です。
豊田市内では2万件を超える119番通報が発生しています。
今年は既に前年を超える数字。
火災も100件を超えます。
火災、災害、いずれについても自分の命を守るためには行政や他人に頼ることから始めるのではなく、自分の身を自分で守ることから始まります。
1分1秒を争う瞬間で頼りになるのは自分だけ。
だからこそ、全ての人が防災に関する知識を持っていることは生存確率を上げるためにも大切なこと。
よって、日頃からの備えという言葉があるのです。
皆さん、積極的な防災情報収集を。
全ての国民が防災の専門家に。
そして、長距離移動の後、人生初の金沢市。
コンパクトにまとまった町並みは戦災を受けず、昔の情緒が溢れており、それは道路網にも通じています。
心なしか車線幅も狭く感じ、道に迷いそうなほど縦横斜めに。
面白い都市です。
せっかく来たので、地のものを食べましょう。
消防団の今後や仕事のこと、そして豊根村の将来のこと。
美味しいノドグロをつつき、石川県の銘酒を味わいながら。
お店もハシゴして!
所変われば食の形も変わります。
東京や名古屋などの大都市に行けばアンテナショップ的に遠方のグルメを味わうことはできますが、こうして足を運んで味わうと、お店の方とのコミュニケーションもできて、北陸新幹線の影響がいかに大きいかなど、日本を学ぶことができるのです!
一緒に食事したメンバーには関谷醸造にお勤めの先輩もいらっしゃり、日本酒ウンチクも楽しめました。