落石注意とは、まさにこのこと。

台風接近により、朝からどんよりと、雲に覆われた空。

風が少々あるものの、雨は降らず。
天気予報では降雨の予報は無く。

このまま、災害の懸念無く過ぎ去るかと思いきや…。

風の影響でしょうか。

午後、林道で倒木発生の連絡。
連絡を下さった村民の方が、他車両が通行できるように、
倒木を道路脇へ避けておいてくださいました。

これぞ!
地域が道路を守るという昔ながらの日本文化。
有り難う御座います。

しかし、課内には、おいらと後輩君のふたりのみ。

課を空っぽにしてしまいますが、緊急対応が必要。
隣の課に留守を頼んで、機材を積み込み現場へ直行。

現着すると、思っていた以上に太くて重たい広葉樹。
改めて、どかしてくれた村民(=消防団員)に感謝!!

DSC_6933

根こそぎ、山の上から落ちてきた様子。

根が大きいため、行く手を阻みます。
幅員確保するため、これから倒木の除去に取りかかります。

現在、メインルートの県道が通行止のため、
林道でありながら、知る人ぞ知る道、村内通過車両が多いです。

途中、何台も車両が通過しました。

課のチェーンソーを取りだし、エンジンを掛ける。
この広葉樹、密度が高くて重たいです。
玉切りしないと搬出不可能。

DSC_6936

しかしながら。

チェーンソーのエンジンが掛からない。

何度、エンジンスターターを引っ張っても、
連続回転にならず、止まってしまう。

後輩君と交代しながら、何度もスターターを引っ張る。

すると…

 

ガサガサッ…ガサガサガサッ!!!

ん!?
サルでもいるのか??

視線を吹付法面の葉っぱが揺れているところへ向けた瞬間!!

揺れる草木の合間から、大きな岩石が顔を出し。

そのまま放物線を描いて道路に落下!

道路を伝わる衝撃振動を身体で感じながら、
ドーン!!ドン!ドン!!

転がって、こっちの方へ。

途中で止まりましたが。
ヒヤッとしました。

 

ビックリしたなぁ~と後輩君と目を合わせながら、
落下ポイントに目を配って、背筋が張り詰めました。

うあ…

あの落下ポイント…

 

もし、チェーンソーのエンジンが順調に掛かって、
玉切り作業に取りかかっていたら…

まさに落下ポイントで作業しているところでした…。

生きた心地がしないとは、まさにこのこと。

なんか、自分が一度、死んだような気分になりました。

 

チェーンソーのエンジンが掛からなかったことが幸いし。
八百万の神様が、エンジンが掛からないようにしてくださったのか。

改めて、自分たちの仕事は、命を失うリスクと隣り合わせと認識。
そのリスクを低減する方法をしっかり考えて作業に当たらなければ。

さあ、この次の作業をどうしようか。
とりあえず、頑張っていたらチェーンソーのエンジンは掛かりました。

エンジン音にかき消されて、他の音が何も聞こえません。

視覚に頼って、ひとりが斜面を監視。
もうひとりがチェーンソーで玉切り。

もうひとり作業員が欲しいところでしたが…人がいないので仕方なし。

どうにか無事に、作業終了しました。

しばらくは、岩が落下したあの光景を忘れられません。

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