宿直明け。
宿直室で今日の中日新聞朝刊に目を通しておりましたら…
昨日、茶臼山にてマウンテンボード体験した様子がバッチリ掲載されております!!
身支度を調え、日直の方へ引き継ぎをしましたら
急いで本日のプログラム会場へ向かいます。
宿直明けはちょっとしんどいが。
今回のプログラムのメインイベント、パラグライダー体験です。
中日パラグライダースクールスタッフさん協力の元、
豊田市(旧稲武町)の池の平ワンダーランドで行われました。
素晴らしい天気に恵まれ、離陸地点からは遠く豊田市の市街地を見下ろすことができました。
周囲の風景を見ておりましたら、遠くに円柱状の物体が二つ。
これは…中部電力黒田揚水発電所の貯水タンク。
R153沿いに見える大きな円柱ですが、遠く離れるとこじんまりしてみえますねぇ。
こちらが滑空コースです。
障害物というか、雑木林がコース内に点在しておりますが、
衝突することはないのでしょうか(汗
いや、障害物があった方が、単純に飛ぶよりも面白いかもしれませんっ!!
サウジ留学生の皆さんも、飛ぶ気満々!!! (たぶん
飛ぶぞーーー!
この見通しの良い丘にて日本の文化(?)「やまびこ」を学ぶ彼ら。
「ヤッホー!」
「ダァーーー!!」
皆、好き好きに叫んでおります(笑)
そして、保護具の早着完了。
午前中は、風を受けても飛びにくいパラシュートを背負いまして、
斜面を駆け下りる練習を行います。
ここでしっかりと練習しておかないと、午後の滑空で大変な目に遭います。
我々スタッフも、サウジの学生さんたちの見本となるべく…
練習致しました!!
パラシュートの装着方法から曲がり方、ブレーキのかけ方などを学びます。
昼食を挟みまして、午後!!
ついに離陸の時がやってまいりました。
このあたりまでくると、サウジ留学生の個性も段々分かってきます。
ちょっとオレには無理だ…というキャラや、
オレが一番最初に飛ぶ!!という勢いのあるキャラなどなど。
ただ、3分の1くらいのメンバーが、ちょっと恐怖を覚えてしまったのか、
保護具を脱いで座り込んじゃいました(汗
チャレンジングスピリットの溢れるメンバーが挑戦していきます。
遠くへ飛ぶためには、助走でいかに走り込むかが重要!!
しかし、飛びたい気持ちが大きいと、ちょっと浮いただけでも足を地面から離してしまう…
そうすると、なかなか遠くへは飛びません。
よって、スクールの先生方はできるだけ遠くへ飛んでいけるように…と、
浮き上がった直後も手が届かなくなるまで走り込んで背中を押して下さっていました。
すると!!こんな感じで気持ちよく空を飛ぶことができます☆
ただ、右の写真のように、茂みに突っ込むこともしばしば(汗
次から次へ、皆さん気持ちよく空を飛んでいきます☆
私も、初回から300ヤードほどを飛行することができました!!
ただ、ブレーキという言葉が頭からすっかり抜け落ちていたので、
スピードが付いたまま着地しちゃいましたが(汗
軽い脳しんとうでしたが、それ以上に空を飛ぶのは気持ちが良い!!
痛みなんて吹っ飛びますね。
我らが交流委員会委員長も挑戦です!!!
委員長も今回初滑空。
飛行中は結構高い位置になるので高所恐怖症だと怖いかも…。
それでも、スキー場とかのリフトに乗り慣れている人なら同じような感覚ですよ。
ものすんごい、気持ちいいです。
上手く飛べれば…ね(汗
おいらは3回の飛行の内、最初2回は300ヤードほど飛べたんですが、
3回目で風に流された!!!
目の前に迫る木。
むむむ!!!
風よ吹け!!
そして、私を一瞬で良いから上昇させてくれ!!
その願いかなわず、どんどん迫る木。
迫るにつれて、ある事実が明らかになってくる。
この木、松かyoh!!!!!!!!!!!
何故松の木が生えているんだーーーーー!!
さ…刺さる…
とっさの判断で、顔や手などの露出部分が刺さらないように、
足を思いっきり突き出して、松の木を蹴る。
そして。
吹っ飛ぶ。
地面へ叩き付けられる。
いやぁ。痛かった。
痛さレベルはスノーボードで大クラッシュしたとき程度のもので、
直ぐに立ち上がることができました。
ちなみに、この残念な瞬間は、サウジ留学生のカメラ好き君が
おいらのカメラを使って撮影してくれていました(笑)
ま、私以外にも木に突っ込む方はたくさんいらっしゃり…(汗
木の高い部分に突っ込んで引っかかった方なんて、
怪我をしないか肝を冷やしましたよ。
でも、今回は全員「大きな」怪我をすることなく、良かったです。
(小さなものはたくさんありましたが(汗))
それにしても、パラグライダースクールスタッフの皆さんのプロ根性が凄まじいです。
斜面を下る際、加速が足りない場合は離陸した直後も
手の届くところまでは後ろからグイグイ押しながら走って下ってくれます。
そして…
そのまま、スタッフさんが吹っ飛んで転倒することもしばしば。
何度も何度も吹っ飛んでは押して、吹っ飛んでは押して…。
その根性、脱帽ものですよ。
終了時間の午後4時くらいまで、エンドレスで走り続けて吹っ飛んでの繰り返し、
それも斜面を。
本当に、有り難うございました。
帰り際にも全員と握手して、
「また来て下さいね!!!」
と、サイコーのスマイル。
大変お世話になりました。
おいらはサイコーに日焼けしております(汗
まるで、一杯飲んだあとのような真っ赤っか具合。
片付けを終え、我々も帰路につきます。
清水館へ到着後、夕食の準備まで時間があったためひと仕事。
清水館には無線LANルーター自体はあるんですが、
そのパスワードが分からない。
softbankの3G回線が届かないここでは、
サウジメンバーほぼ全員が持っているiPhone端末をネットワーク接続できません。
今回以外にもお客様の無線LANニーズがあるそうですので、
ここは私の出番!!
種々の方法によりパスワードを割り出しました。
本日より、宿泊客の皆様も清水館で無線LANの使用が可能となりました☆
さあ、夕食。
清水館名物のジンギスカンです!!
女将さんのブログ
■chakoの山村通信
に良く登場している屋外ジンギスカンテーブル。
初体験です。
また、昨日食べられなかったカプサも登場!!!
細長いタイ米のようなお米の上にローストされたチキン。
おいしいいいいいいいいいいい!!
また、彼らの好きな日本料理「天ぷら」も登場。
ここで、突然エビの天ぷらを指さしながら
「ガンバリー!!ガンバリー!!」
と、おっしゃっているのだが。
エビを食べるのに努力が必要なのか!?
と、思いきや、実は…
エビはアラビア語で「ガンバリー」と言うのです(笑)
食事を進めながら、いろんな言葉を教えてもらいました。
と、ここで今朝の新聞も大活躍。
ホラ!ニュースペーパーに君が載っているゾ!!
それを見た留学生君、早速iPhoneを取り出して撮影にかかります(笑)
食後には無線LANを使えるようになった彼らが
続々とFacebook友達登録しまくっております☆
「坂本さん、facebookやっていますか?」
次々にこの質問を浴び、おいらも登録。
やっぱり、海外では非常にメジャーなツールなんですねぇ~~。
パソコン画面で、彼らのfacebookページを見せてもらったんですが、
なんだかいつもとレイアウトが異なる。
アラビア語圏のFacebookは日本のそれを鏡に映したように
右側にプロフィール写真などのカラムがあり、
文字も右から読み始めるような形になっていました。
国によってレイアウトも異なるんですねぇ。
さあ、食後のカラオケタイムが始まりました(笑)
清水館には、カラオケルームも併設されております。
入ってみたら、女将さんがエバネッセンスやレディーガガで国際交流中(笑)
これがまた、半端ねぇうまさなんですよ!!
英語の発音がとってもお上手。
留学生のみんなも、楽しくてたまらないご様子☆
また、日本へ来てまだ1年少々にもかかわらず、
日本語の曲を大変上手に歌います。
おいらにも歌ってくれとリクエストが来たので、
う~ん、英語圏の曲の方がみんな知っているようだなぁと思い、
エアロスミスを1曲。
すると、火が付いたようにリンキンパークやエアロスミスが
選曲され始めた(汗
「坂本さん!!一緒に歌おう!!」
と、完全に抜け出せないモード(笑)
何曲か、一緒に歌いました☆
中にはエアロスミスの「Dream on」 をアラビア語に訳しながら歌ったり
さらには、日本語に訳しながら歌っている方が居てビックリですよ。
そこをしれ~~っと抜け出しまして、
スタッフ打合せを経て帰宅です。
職場に戻ったとき、既に時計の針は22時半でしたが(汗
帰宅後、今日までに撮影した写真を全てDVDに焼き、4枚ほど作成。
これを、明日のお別れの際、プレゼントしてあげよっと☆
そんなことしてたら就寝時間がまた午前1時となり…
もう、日中の疲れと睡眠不足でヘトヘトですよ(汗
池の平ワンダーランド、懐かし~!
昔々、四駆のイベントで泥だらけになりに行ったなあ。今のアドベンチャー豊根でできるような車での遊びが好きだった。
スキー場ができる前の茶臼山周辺での雪中行軍とか雪中キャンプ、寒かったな~。その頃池の水は前面凍ってワカサギ釣りができたと思ったけどなあ。
>kawaggggさま
さすが、アウトドアスポーツのkawagさん。
パラグライダー場の向こう側には、オフロードコースが広がっていて、
激しいエンジン音が時折聞こえてきていましたよ。
kawagさんも、あのコースで走っていたんですねぇ。
また、スキー場ができる前の茶臼山を堪能されているとは。
雪中行軍とか、できるくらいに雪も降り積もっていたんですね。
雪中キャンプ…恐ろしや…。
矢筈池もワカサギ釣りで賑わっていたんでしょうか。