それがたとえ、ゴールデンウィークど真ん中であろうと!
絶対に外せない。
大学時代の天文サークル、天研で時代を共に過ごしたひとつ下の後輩が結婚!
2次会に招待してくれたので、万障繰り合わせて参加します。
(久しぶりに天研のHP観たら大幅バージョンアップしてて感激。)
2ヶ月近く前から家族に行くよーと伝えていたら、
母上と息子も、一緒に名古屋へ行くことに!
目的地は、名古屋の妹宅。
妹は引越したばかりなので、その新居も拝見です。
これがまた、名古屋の中心部。
よっしゃ!拠点が出来た!と、家族一同ニヤニヤです。
新居の買い出しに付き合いつつ、名古屋暮らしになるので、妹車を手放すことに。
中古車販売店を渡り歩いて一番査定が高かったところに決定した妹。
今日は、その引き渡しです。
振り返ればその車は、私たちが大府市に住んでいた頃、妻が愛用していたミラジーノ。
役立ってくれました。
当時も中古車でしたが、年数が経っても距離数が伸びても、まだまだ買い取ってくれる。
夕刻になり、目的地の千種駅付近のレストランへ単身向かう。
入口が近づくと、スーツ集団。
その面々は…懐かしき、大学の一時代を共に過ごした先輩後輩、
そして…同期!!!
私は、しばらくOB活動もご無沙汰していたので、
再会するのは一体、何年ぶりだろう!?
懐かしすぎて、涙がこみ上げそうです。
でも、再会を果たして皆さんからの第一声が、
「けんた、なんだか悪い男の風格が出てきたなぁww」
って!?
なんぞーーー!
しゃ…社会で揉まれたせいでしょうか。
武田研の生活で社会の裏側を知ってしまったからでしょうか。
それとも、豊根村で…!?
勝手に、褒め言葉と受け取っておくことにしまして。
久しぶりの再会になるのは、もちろん私だけではありません。
受付をすませるも、各々に近況報告が始まって、誰も席に着かないww
それもそのはず。
今回の二次会、見たところ100人近い参加者数。
そのうち、半分近くを占めるのが、我らが名古屋大学天体研究会メンバー。
新郎の人徳もあって、集まった世代も幅広い!!
天研メンバーだけで、上から下まで20歳以上の年の離れがあります。
同い年のメンバーは、その子どもも同年代。
ご夫婦共に天研出身!ならば…
お子さんたちも御出席☆
先日、遙々豊根まで遊びに来てくれました。
企業の管理職に成られた先輩から、現役在学中の後輩に至るまで。
中には、社長になられた先輩も!
皆さん、多分野でバリバリ活躍中。
基本的に、対象が天体だけに、理系職に就いたエンジニアが多いです。
新郎ももちろん、エンジニア。
それも、日本一の自動車メーカー。
皆さんがよく知っている車種を研究開発中!
既に会場は盛り上がっているところ、満を持して…新郎新婦入場!
いつも飄々としている新郎ですが、さすがに緊張の面持ち。
声がいつもより高めに思ったのは私だけじゃないはず!w
大勢の招待者を前に、しっかりと挨拶をこなす。
そして!
新郎新婦、ケーキ入刀です。
全体を見渡すと、カメラの構え方と、持っているカメラのサイズが
ハイアマチュアな集団が左側に偏っています。
そう!そこは…
天研メンバー席。
天文とカメラは、密接な関係があります。
私がカメラに目覚めたのも、このサークルがあったからこそ。
もう、今日は私の出番は無いなーーと、気楽に構えられます。
初々しいケーキ入刀の眩しい光を浴びながら、
続いて、ファースト、いやセカンドバイト!
奥様からのビッグサイズの愛情が、ビッグサイズのスプーンに載って、
新郎の口元へ…
全てを受け止める新郎、望遠レンズでファインダーを覗いていると、
ケーキのサイズがみるみるうちにしぼんでいくではありませんか。
これは…いかに!?
物理の法則をも覆す、愛の力なのか。
その答えは…名司会者の実況によって明らかに。
「新郎!吸い込んでいます!!」
吸い込む!?
ケーキを吸い込む、これは新しい表現だ。
吸い込み終えた新郎、
何事も無かったかのように、冷静に正面を向く。
新郎らしい冷静さ。
新郎は、3年次に天研の会長されていました。
お世話になったよ、本当に。
この会場、久々の再会が溢れすぎてて、
料理を取りに行く暇も、ビンゴゲームに熱中する暇も無いほど、
人が入れ替わり立ち替わり、ずーーーっと、喋り続ける。
座席はありますが、ほぼ立食パーティー状態。
泊まり込みで何度も合宿をしていたり、
(たぶん)夜通し星を見るトレーニングのため、朝まで飲み続けることも多々あったり。
とにかく、皆が皆、一緒に過ごした時間が長いのです。
その中で驚きの繋がりも発見しました。
まだ数回しか会ったことが無い後輩が目をキラキラ輝かせ、
「設楽町のGOTOさんや、豊根村観光協会の地域おこし協力隊さんを御存知ですか!?」
何故、ここで、その名前が!???
驚きを隠せない私の眼差しに反応した後輩から種明かし。
なんと、あんぱちの星のソムリエ講座を受講しに行ってきたと!!
まだ「準」が付くそうですが、一緒に受講した仲間に、北設のあの方々が。
おおおお。
星がつなげる御縁ですな。
また、気象予報士の先輩からは、
「豊根村の清水館に設置している気象観測ライブカメラ、
会社の先輩がやってるんだよー」
って。
まだまだ繋がります。御縁が。
そして、また別の後輩、彼も非常に繋がり深き、ひとつ下の後輩君。
「豊根村で、チョウザメとプラズマやってますよね?
名古屋大学のプラズマの先生、ボクの指導教官ですよ!!」
なんとーー!そこまで繋がるか。
面白い。
一方、メインテーブルでは、ビンゴゲーム開催中。
単なるビンゴゲームではありません。
初めて目にする、3列×3行のビンゴ。
これは…すぐにビンゴが出ちゃう!?
しかも、自分が好きな数字を全てのマスに書き込む。
そして、数字が読み上げられたところで…は、まだ穴が開けられません。
その数字を持つ人の中から、「チャレンジャー指名」が入り、
選ばれた人が、チャレンジ種目をクリアすることで、数字に穴が開けられるという。
さすが、いつもと一緒じゃ気に入らない新郎らしい(笑)
そして、マスの数が数だけに、あっという間に一斉ビンゴ!
一発で勝負が決まり、豪華景品が皆さんの手元へ☆
よし!
このタイミングを狙うぞ!!
ひっきりなしに新郎新婦との記念撮影が行われていたので、
タイミングを見計らって、同期&子どもたちと一緒に♪
スクリーンに映し出された、新郎が作り上げたビデオも、
さすが…才あるヒトは何でも上手く作り上げちゃう!!!
そして…時が過ぎるのは、あっという間。
本当に、あっという間。
閉会の時間がやって参りました。。
最後の挨拶もしっかり勤める新郎と手元は…
おおっ!
マイクの持ち方が、我らが村長と一緒だ。
そんなところが気になる、礼儀正しき姿。
続いて、新郎から新婦に向けて、サプライズで手紙が!
優しさ溢れる言葉の数々。
その中に、照れ隠しなのか、笑いを入れることを忘れぬ新郎ww
深々と会場に礼を込めて。
盛大なる拍手の中を、見送られて退場!
さあ、我々も、退場する準備を整えて。
が、しかし!!!
「(場内アナウンス)お客様、申し訳ありませんが、順番に出口の方へお願い致します!」
というアナウンスが何度も会場へこだまするほど。
積もり積もる話が、そこら中に溢れていて。
なかなか帰ろうとしない(主に天研メンバー)。
家族連れファミリーテーブルでは、子どもたちと記念撮影タイム。
しまった。
子連れがいるなら、うちも息子を連れてくれば良かった…。
その際は、シャッターボタン押している暇すらも無くなるかもしれませんが。
新郎新婦からお見送り頂いて、お店を出たところ、には人だかりです。
歩道が広くて良かったというくらいに!
次の店じゃぁ~!という雰囲気です。
ここで、頼りになる後輩…とは言っても、私が卒業した後で入学した後輩。
デキル後輩が、このタイミング、時間帯で30人分入れるお店を確保してくれました!
仕事が早い!
千種から千早方面へ、ゾロゾロと民族大移動。
途中、信号によって隊列がぶつ切りになろうとも。
お店に到着し、30人でも足りなかったのか、席からあふれ出さんばかりの状況。
その中で、新郎新婦の到着はまだあと1時間ほど後になるという情報にて…
まずは、乾杯!
今度は座敷席につき、座りながら落ちついて飲み交わすかと思いきや、
一部は立ち飲み状態です。
座敷ですが!?
空白の数年間を埋めるかのように、たっくさんお話ししました。
特に、関東関西勢は、会う機会が限られます。
中部圏でも、皆社会人になると会う機会はほとんどありません。
よって、またしても食べ物にありつけてません。
ひたすら飲み続ける!
飲み続けられるようになったのも、消防団のお陰様です。
しばらくして、新郎がラフな姿に戻って参上!!
盛大な拍手で迎えられ、まるで部室にいるかのようなリラックス。
何時頃までそこにいたのか分かりませんが、
何名かから「終電」という言葉が出始めた頃、一度「中締め」です。
終電で中締め!?
まあ、それは置いておいて。
最後に新郎から一丁締めにて!
ここで大多数が最後の電車めがけて帰路に就きます。
が!
その電車すらも無視、どうにかなるぜ!
という、新郎の同期+3次会幹事の後輩+私にて。
新郎含む、最後まで残る覚悟を決めた8名が、4次会へ。
お店は…とりあえず、鶴舞まで行けばどうにかなる、きっと!
移動する道すがら、新郎と語り合いながら…
新郎の結婚式、披露宴、そして2次会に至るまでの、準備の過程を振り返り。
私たち夫婦の結婚式二次会も、遠い昔のように思いますが、
新郎にとって印象に残って下さっているようで、
詳細に至るまで、憶えていてくれ、参考にもして下さり。
恥ずかしいやら。
それ以上に、とっても嬉しい。
そして、これほどまでにたくさんの再会の機会を作ってくれた新郎。
「できるだけ、たくさんの人に来て欲しかったんです。」
敵を作らぬ彼らしい一言。
分け隔て無く、自分が知っている連絡先、片っ端から声をかける新郎。
そりゃ、終電で帰らない輩も出ます。
ここからは、同じ時を過ごし、同じ釜の飯を数年間一緒にした仲間たち。
いつの間にか、自分が最年長者。
懐かしい話に花が咲き、みんな本当に記憶力が良いなぁと感心し、
古いアルバムをめくって、良い時間を過ごしました。
こんな状態になってまでww
時計の針は午前1時を回りました。
せっかくなので、つぶれてしまった後輩とみんなで記念撮影。
店員さんも笑顔で撮影に御協力下さいました(笑)
タクシーに分乗して、各々の帰途へ。
後輩たちを見送り、自分も妹宅へ。
遅くなって申し訳ない。
新郎さん、本日は御結婚、誠におめでとうございます。
末永い幸せを祈念しますと共に、今後とも変わらぬお付き合い、宜しくお願い致します。
懐かしい仲間たちとの再会、そして動き出す時間、
素晴らしい機会を有り難う御座いました。