「全国過疎問題シンポジウム2012inあいち」へ参加してきました。
その名の通り、過疎問題に対するシンポジウムで、総務省主催。
毎年、会場を変えて開催されています。
昨年は愛媛県だったようですが、今年は愛知県。
愛知県での開催は初めてです。
それもそのはず…
愛知県に過疎自治体があるの…??
そこからスタートします。
名古屋や豊田市など、全国に名の知られた都市を有する愛知県。
工業製品出荷額は全国1位。
そりゃ、過疎とは縁遠く感じるでしょう。
しかし!!
愛知県の北東部は急峻な山々に囲まれて、
交通の便が悪い…以前に、平らなところが無いww
過疎はあるのです。
そう…豊根村がその最たる所。
村から議員さんや各区の役員さんを乗せてのバスが出ていて、
私たちは事前準備があるので別車で現地へ。
会場は、新城市の文化会館。
全国過疎問題シンポジウム(以下、過疎シンポ)は
全体会と分科会という二日間の構成になっており、
全体会は新城市、分科会は豊田市、設楽町、東栄町、豊根村の4ヶ所。
まずは全体会ですが、各市町村のPRブースがあるので、
その準備を行います。
写真の台、左下にあるA4サイズくらいのパンフレットが分かりますか?
こちら!!
できたてホヤホヤの、新しい豊根村観光パンフレットですよ☆
このブースは、80日間チャレンジ@豊根村の、のんちゃんがPRしてくれます。
そう…
今回この場に、5市町村の80日間チャレンジスタッフ…
通称「ルーガリーモ」の皆さんが揃っているんです。
会場では皆さん、熱心に聴講されていました。
設楽町長の開会宣言に続き、愛知県知事の御挨拶がありましたが、
その中でも80日間チャレンジに触れられていました。
シンポジウムの中では、優良事例団体の表彰式も行われ、
我らが豊根村が全国過疎地域自立促進連盟会長賞を受賞しました!
写真は、村長さんが代表して表彰状を受け取っているところです☆
過疎地域の先進事例が数多く発表され、他地域を学ぶとても良い機会でした。
発表のほとんどで触れられていたのが、
外部人材とのやりとりや、その活用について。
ここで言う外部人材とは、例えば、
・田舎へフィールドワークにやってくる学生
・地域おこし協力隊や緑のふるさと協力隊のようなプログラム
・その他、様々な団体で実施されている山村留学プログラム 等々
そこに暮らしている人が、当たり前で気付かないことでも、外の視点から見ると資源に見える。
外の視点によって、どんなものが発見されたか。
実例を交えて、この二方の基調講演を伺いました。
思ったのは、どこでも同じ議論があって結論は同じ終着点にいくんだなってこと。
わかりやすくまとまっているなぁ~と。
発表の内容や、発表者の表情を見ていて感じましたが、
過疎をマイナスではなくプラスのイメージとして捉え、
それを全国に先駆けた先進地域であると考えてポジティブに
問題に立ち向かっていく方々でした。
地域が抱える問題に対する解決案がどんなものであれ否定しない。
地域問題というのは、人間の数だけ問題のとらえ方が異なって当たり前。
その人々が互いに否定しない議論を重ねて本当に必要なものを導き出す。
そして新しい価値観を創出することを目的とする。
雑然と考えていたことが整理された形で提示されて良い体験でしたが、
これからの行動に対する新たなヒントという視点で見ると物足りない気分もありました。
最近は、いろんな情報源から「海士町」の地域おこしが耳に入ってきます。
一回、どんなんだか見に行ってみたいなぁ。
遠いけど(笑)
さあ、明日は豊根村での分科会です!!
お疲れ様です。役場にいると何かと最前線で大変さが伝わってくるとともに、羨ましいなあと思うこともありますね。
隠岐の島というと学生時代に豊根で花祭りも見られたという西ノ島焼火神社宮司の@takuhister さんをフォローしてます。
お疲れ様です。役場にいると何かと最前線で大変さが伝わってくるとともに、羨ましいなあと思うこともありますね。
隠岐の島というと学生時代に豊根で花祭りも見られたという西ノ島焼火神社宮司の@takuhister さんをフォローしてます。
>kawagさま
情報がたくさん入ってくるところなので、大変勉強になります。
しかし、入ってくる情報を見ていても、長続きするのかなぁ~って内容が多い気はしますね。
隠岐の島にも花祭りを御存知の方が!!いらっしゃるんですねぇ~☆