帰宅しようと駐車場へ向かうと、
駐車場に近いお宅の軒先へ、子どもたちが集まっていました。
今宵は、十三夜。(旧暦の9月13日)
お月見泥棒だ!
お月見の夜、ススキと一緒にお団子や里芋、そして…お菓子!
家々の軒先にお供えされています。
それを…
近所の子どもが袋を片手に集まって、
これでもか!ってくらい袋に詰めて持って行っちゃう。
この夜だけに許された、とーっても楽しみな行事です。
私が幼い頃は我が集落でも家々の軒先にお供え物があって、
子どもたちが来ることを分かっているので、子どもが好きそうなお菓子が
たくさんお供えされていました。
泥棒というからには、盗んでいくわけですが…
記憶をたどってみると、軒先でお供え物を発見すると、
「こんばんわーーー!」
って、一応、家の人に声をかけて持って行ったような。
そして、家の人からは…
「これも、これも、持って行きなさい。」
と、お供えしてあるお菓子以上のお菓子を奥から持ってきてくれたことも(笑)
なんだか、ハロウィンに似ているような気がしますね。
時期的にも似ているし、何か歴史的に共通点でもあるんでしょうか。
残念ながら、集落から子どもが消えて、我が家周辺では行われなくなりました。
組には、子どもは息子1人。
ただ、毎日近所のおじちゃんおばちゃんの家に突撃しては、
息子用にと用意して下さっているお菓子をもらってくるので…
ある意味、毎日お月見泥棒状態かもしれませんが(笑)
今夜は、この素朴な地域行事を、
山のしんぶんやさまが取材に来て下さいました☆
子どもたちが、ガッツリ!お菓子をわしづかみにする姿を、
ファインダー越しに狙っていらっしゃいます(笑)
聞く話によると、坂宇場など他の地区でも行われているようで、
子どもがたくさんいる地区では、続いているようですね。
全国的にも、お月見泥棒という風習が残っている地域があるそうです。
ただ、時代の流れと言いますか。
子どもたちの素朴な行事なのに、悪質ないたずらがあるそうで、
都市部ではかなり縮小されているようです。
セキュリティ的に、これは都市部では難しいでしょうね。
家々は高い塀で囲まれて、軒先なんてどれくらいあるのか。
それに、都市部で子どもがいる若夫婦は、ほとんどがマンション暮らし。
家の造り的問題もあるかもしれません。
ススキがあって。
風流な秋の夜長。
涼しい秋風が冬の到来を知らせてくれるようです。
帰宅後は、週末に行われた熊野神社秋祭りの会計処理と
消防団第2部の会計処理です。
お札を数える速度が速くなりたい…。
だいぶ段取りが分かってきたので、昨年ほど焦ることは無くなりました☆
おはようございます。
昨夜から再び設楽町入りしました。
トリックオアトリート!
の日本版ですね★
お札を早く数えられるのは何か格好いいですよね!
文明の利器に頼ると『マネーカウンター』というものがあるよ。
→でも、個人的に購入するには少し高いかなぁ。
それに、やっぱあの素早く数える感がイインダヨネ(笑)
>ウェスさま
おおっ!!お疲れ様です!
迫ってきましたね。運命の日が…。
全面バックアップ、ファイトです☆
マネーカウンターは…
ほんとーに、たまにしか使わないのでもったいないです。
むしろ、スキルアップという意味で…早くなりたいっすw
その節はたいへんおせわになりましたw
かわいい泥棒さんたちの姿に心が和みました
1年半の山のしんぶんや生活の中で、楽しさでは五本の指に入る取材でした
それにしても、なぜ豊根村だけに・・?
奥三河はホントに奥が深いです
>山のしんぶんやさま
いつも、地元密着のきめ細やかな取材、有り難う御座います!
五本の指に入るレベルだったんですか!すごっ!
こちらこそ、たくさん面白そうなブツをお貸し下さり有り難う御座いました。
お月見泥棒は、全国でも何カ所か風習として残っている場所があるみたいですよ。
何がきっかけで広がって、何がきっかけでこの地で残っているのかは分かりませんが…。
子どもの頃の記憶が蘇りました☆