担当する工事の打合せをするため、午後から富山地区へ。
まだ一般的ではない工法を使っての工事ですので、
受注会社さんだけではなく、適用工法のノウハウを持つメーカーさんにも
遠路はるばる静岡の西の方から来て頂いております。
現場を司る業者の方々は、草野球リーグやら商工会青年部やら、
村の行事ごとでは一緒になる先輩方です。
村で仕事をする上では知らない人と仕事をする確率は低く(笑)
みんな旧知の仲的に喋っているので、静岡から来ているメーカーさん、
独りだけアウェイな雰囲気でビックリしている様子でしたww
やっぱり、現場で学ぶことは本当にたくさん!!!
聞いたことの無い言葉がたくさん飛び交います。
略称とか、独特の表現で会話が形作られているので、
その意味を推測するプロセスから頭が入っていくと、
会話による議論の内容から解を導き出すまで頭が回りません(汗
前回受け持った工事の現場は平らな土地の舗装。
そこでも、そういった言葉が飛び交っていたので、多少慣れはしましたが。
今回は法面の修復。
斜面です。角度です。掘り下げます。
やっぱり、全然言葉が違う!!
職場から片道45分の道のりですが、できるだけ工期中に足繁く通いたいなぁ。
上司に許される限りは(笑)
ここにいて「慣れる」ってことも必要だと感じたのでした。
詳しい内容は仕事のことなので端折るとしまして。
富山地区の川はまた旧豊根村を流れる坂宇場川や大入川と表情が違います。
写真だとちょっと比較対象が無くてわかりにくいかも知れませんが、
巨石が河川内にたくさん転がっているんです。
河川の巨石といえば、上流域であること、岩盤質であることなどが
思い当たるんですが、そうなると岩石のかどが尖っているんはず。
長らく川を下っていない石なので、角が取れていないはず。
いやしかし、実際に目にする巨石は、角が取れているような。
なんだか不思議な光景です。
水量の増減が大きいんでしょうか。
これもまた、水の力。
帰り道は、また別の現場を確認するべく、霧石トンネル横から林道豊富線へ。
先日、全線踏破した林道です。
そこから延びる支線を下って行きます。
何度も何度も斜面が崩壊して通行止になったりして大変な道だそうです。
もちろん、道路は未舗装で、一般車両は絶対入らない方が良いと思われます。
山の中をクネクネと縫うように走る道。
こういった道路を維持しないと森林を整備するには徒歩で入るしかなくなるし、
重機を使った効率的な整備作業もできません。
搬出するにも、林道って大切。
ただ、自然に順化させるのが難しい!
お金が十分にあれば、それなりに順化させられる設計ができますが、
費用対効果を考えると、材木が安いこのご時世。
限られた資源で効果を上げる、まさに頭を使う仕事ですね。
山を下りながら数カ所の確認箇所で写真を撮影して職場へ戻りました。
さて、今夜は宿直です。
LTEの回線速度を計測してみたら70Mbps以上のスループット!!
マイパソコンをテザリング接続して、ブログ更新も快適です。
が、今夜は日本各地で大雨の様子。
土砂崩れや落石が無いことを祈ります。