自分が担当する現場に到着。
村内某所。
鋼橋の下部(路面より下側)は木製のパネルで覆われて、
鋼材部分は外部から遮断された閉空間。
パネルの一部に据え付けられた、
まるで茶室の入口のように、小さな入口に向かうため、
取付の仮設階段でアプローチします。
仮設階段を踏み外さないようにと、
足下へ目を向けると、その十数メートル下には川が流れ。
たどり着きました。
鋼橋の鋼材部分の塗装作業です。
イマイチ、言葉でこの場所を伝えづらいので…
足場全景を交えながら、解説されている面白いサイトがありました☆
塗料・塗装:塗装概論 (足場工)|技術情報館「SEKIGIN」(セキジン)|土木・建築工事に用いられる足場の分類,鋼橋の塗装で用いる吊り足場についてその概要を紹介
通常、何層にも重ね塗りするわけですが、
これは既設の塗膜を全て剥がした後に施工する1層目。
一層塗り終えるごとに監督員が塗膜厚の検査をします。
手元には、塗膜の厚みを測るゲージ。
電磁式、渦電流式、超音波式など、
非破壊で膜厚の検査が可能な測定器が存在しています。
対象物が鉄だったり、プラスチックだったり、コンクリートだったりで、
これらの方式が使い分けられます。
電磁式や渦電流式は電磁誘導を用いて。
プローブへ電流を流したときに発生する磁界を利用するわけですが、
塗装の下地が磁性体(鉄など)の場合に電磁式で、
導電性の非磁性体(アルミ、銅など)の場合に渦電流式を使います。
原理を解説しているサイトがこちらに。
膜厚計の測定原理
高校で習う物理学、やっぱり役に立つところでは役に立つ!
それにしても、写真にあるような鎖で橋梁の部材と足場をつなぎ合わせて、
これが何カ所もあるわけですが、それで足場やそこに乗る我々の荷重を支えている。
まさに、命綱。
案外揺れなくて、快適でした。
閉所恐怖症の方には、厳しい空間かと思いますが。
上塗り工程が進む度に、今後も何度か、測定に来ます。
プローブ・・・
最近、ヤフオクで2本買ったぞん
オシロスコープ用の道具です
かぎ針が飛び出し、回路に引っ掛けることができます
おいらがラジオ少年だった頃、測定器との接続はバナナチップやミノムシクリップでした
便利な世の中になったもんだと感心しておったんですが、かなり以前から存在していたようで
浦島太郎状態ですだ
>山のしんぶんやさま
オシロのプローブ、かぎ針が飛び出すヤツですね!!
懐かしい…。
学生実験を思い出します。
測定器側の接続は、バナナプラグ…
あら!バナナチップとも呼ばれるんですね。
いや、バナナチップの方がメジャーなんでしょうか。
今日いらっしゃるかと思いましたが、
またの機会になったんですね~
今年は大雪が降りませんように…
約束しておきながら諸般の事情で伺えず、課長さんに大変失礼いたしました。
昨年に比べると、今年は雪が少ないようですが・・
13日午後、津具-名倉の広域農道で4駆+スタッドレスによる雪上走行を堪能? してきました。
圧雪あり凍結ありで条件は充分でした。
バナナチップ・・・・プラグだったかもしれません(汗
とみに記憶力が減退しております
>山のしんぶんやさま
昨年の今頃は、とんでもない事態に襲われていたことを思い出します。
それに比べれば、今年は雪が少なくてホッとしています。まだまだ分かりませんが…。
昨年は白馬に行こうとして断念しましたが、今年は茶臼山高原スキー場行ってきました!
私も、軽トラ4駆とスタッドレスで!
広域農道も積もっているんですねぇ~
良い練習?になりましたでしょうか??
県道茶臼山線は、スタッドレス履いていても、なかなかの滑り具合でしたよ。
バナナチップで問題ありませんよっ!
使われ方で名称が変わるようですね。