祖父が遺したぬくもり

今日も雪が舞い、うっすらと雪化粧。
山の方はうっすらじゃないかもしれません。

寒い日が続くと、かさむのが暖房費。

ストーブを使うと、あっという間に灯油が無くなって…。

しかし、我が家には炭がある!

私の祖父が亡くなってから、早2年半。
その祖父が生前に炭焼き仲間と一緒に作っていた炭。

3回目の冬を迎えても、まだ活躍してくれています。

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適量をカセットコンロで加熱して着火。
それを、掘りごたつに敷かれている金だらいon灰の上に寝かせます。

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この、掘りごたつ&金だらいセットも、祖父のアイディア。
灯油を使うこと無く、暖かい夜を過ごすことが出来ます。

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コタツにあたりながら、本を読む。

どれだけ忙しい時でも、時間を見つけて。
何歳になっても、新しい知識を身につける大切さ。

それも、祖父から学んだこと。

テレビを見ないので、流行からは取り残されつつありますが!

今やベストセラーとなったアドラー心理学をかみ砕いたこの本。

武田イズムに通じるところが多分にあって、
すんなりと、非常に興味深く読了しました。

察しと思いやりの世界はうまくいくと最上の世界になるが、歯車が少し食い違うと収拾がつかない憎悪とひがみの世界を作り上げてしまう。

人の先を読んで察すること、思いやること。

それが当たれば最上の世界。

しかし、外れたときには、連鎖的に歯車が狂いだし、
良かれと思ってやったことが、完全に裏目となって、自分に突き刺さる。

そんなときは…どうしたらいいのか??

そもそも、察して思いやることが善なのか?

改めて考え直します。

敵がいないということは絶えず人に合わせているということですから、不自由な生き方をしているといわなければなりません

敵がいないということは、果たして良いことなのか?

いないに越したことはないですが、
それすなわち、自分を封じ込めることにも…。

本のタイトルに通じます。

まあ、この本に書いてあることを単身で実施すると、
完全に変な人だというレッテルを貼られるかもしれませんが、
全員がこの考え方を基準に生きるとしたら、幸せな世界が訪れるのかも知れませんね。

おすすめです。

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