新太和金トンネル貫通式

朝の目覚めから、気合いが入ります。

なんたって今日は…!!

一生に一度、あるか、ないか、という行事。
胸ときめきます。

このところ公私ともに多忙でしたが、身体に蓄積した疲労が吹っ飛ぶほどの行事。

それは…

新太和金トンネル貫通式と花祭りのコラボレーション!!
たまらんです。
もう、この文字をブログにしたためるだけでも、興奮してくる(笑)

この噂を聞きつけられた上黒川花祭り保存会専属プロカメラマン、
山之内博章さんも、遙々名古屋からいらっしゃいました☆

我が家に寄られ、お母さんがいなくて寂しくしている息子と遊んで下さり。
集合時間が近づいてきたので、一緒に会場である「現場」へ向かいます。

R151に入ったところで、前を走っている軽トラの荷台に載せられた「榊」が気になる
もしやあれは…と思っていると、現場近所の花祭り保存会員さん宅で停車。

我々も停車してみると、その軽トラは氏子総代長さん!

他のメンバーも参集し、家の前を通過して向かわれたので、
皆同じタイミングで案内されるまま、トンネルの中へGO。

トンネル内で待機されているのは…

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法被に包まれた名工・鈴中・熊谷建設JVの方!
新太和金トンネルは、このJVの皆様によって形作られています。

近づいてみると、法被に包まれたるは、
上黒川花祭り保存会に所属される、地元熊谷建設のKNHさん!!

山之内博章さんの姿を確認したKNHさん、

「おっ!ちゃんと来とるじゃないか!!」
「よし!式典からしっかり撮ってくれっ!!」

そのまま山之内さんを助手席に乗せ、式典会場へ向かわれました(笑)
山之内さんは、上黒川花祭りを長年追い掛けられ、写真に収めてこられたプロ、
この暗所撮影にはもってこいだ!と判断されたのでしょうww

我々は、非常駐車帯に車を寄せて停車。

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今回、上黒川花祭り保存会では、「榊鬼」の舞を奉納します。
上黒川区にとっても、交通の要衝となる新太和金トンネルだけに、
保存会の中枢メンバーが勢揃いしました。

貫通式は、ここから更に先の、東栄町側の坑口で開催されます。
豊根側から掘り進め、東栄側の貫通ポイントが会場。

面や衣装、マサカリを載せた氏子総代長の軽トラの後ろを歩き、
式典会場より少し手前の控室コーナーにて、衣装に着替えます。

着替えていると、東栄町古戸花祭り保存会の皆様が到着!

古戸地区は東栄町の中でも、豊根村に最も近い地域で、
我が母上のふるさとでもあります。

毎年、古戸の花祭りへも欠かさず顔を出させてもらっているので、
知っている方がたくさん!いらっしゃいました☆

さすがに今日は、みんな酔っ払っていない。
シラフなので不思議な感覚です(笑)

そう考えると、シラフで鬼を舞うのは…少年時代以来。

すると…突然!!

式典会場の方から、発破らしき音が聞こえてきたーーー!!!
と、同時に、覆っていた幕が降りたようです。

先ほど拉致された山之内さんにマイカメラを預けていたので、
その記念すべきシーンを、写真を通して目にすることが出来ました☆

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手元に並んでいるのが、発破(音)スイッチ。
うおーー!押してみたいーーー!!

我々が鬼の衣装へ変身している最中も、式典は進んでおります。

貫通を祝しての、記念撮影。

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スーツに長靴ヘルメット。
工事の式典!って感じですね☆

そしてーー!

村長さんもご挨拶。

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その背後には、東栄町へと繋がる坑口。
今回、貫通して東栄町の外気に触れた、まさにその場所であります。

東栄町から豊根村へ流れる風をバックに。

私がプログラムを拝見して、最も気になっていた樽神輿の写真はありませんでしたが、
追って、山之内さんが送って下さる…はず(笑)

樽神輿という、その響きからして興味津々。

着替えをしながら、チラッとその風景を見ましたが、
酒樽を神輿に乗せて練り歩く光景、かなりの興味をそそられます。

その樽酒の鏡開きと共に、乾杯を経たところで…

まずは花祭りの中でも最初に演じられる「地固めの舞」。
2人舞で、どこの地区でも見ることができますが、舞式は地区が違うとかなり異なります。

東栄町古戸花祭り保存会の皆様にて!

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この時点で、我々は鬼面を装着済み!

面を付けるのが早すぎて、もはや疲れている鬼様3名です。

地固めの舞が荒ぶる拍子になったところで…!
そろそろ出番だ!!

気合いを入れ直して、いざゆかん。
奉仕作業と夏の花祭り舞習い | kenta’s page!!
練習の成果を!!

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通常、花祭りで中心に置かれるのは湯釜。
しかーし!

本日は、先ほど神輿に乗せられた樽酒が湯釜の代わり!!!

すげぇ!!
新鮮です。

樽酒を基準に、近所の大っきい先輩が榊鬼。
左右を先輩と私で伴鬼します。

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睨みや釜割り(樽割り?)の舞式の時は意識しませんでしたが、
腰舞あたりから足下に違和感が…。

そこからフィナーレを迎えるにつれて動きが激しくなり、
足を跳ねるようになると…砂利に足を取られてえらいこっちゃ!!

危うく、転けそうでした(汗

愛知県副知事を始め、県議さんや建設部長さんといった御来賓の皆様。
愛知県の道路行政を代表される方々がご臨席だけに、
スッテンコロリンと、鬼様が転ぶわけにはいかん!

いつもはカチカチに固まった土間で舞うので意識しませんが、
地面の固さというのは、舞にとって非常に重要と言うことを体感。

今回は15分間の超短縮バージョンだったので、
たいして疲れることも無かろう…と思っていたら、めっちゃ汗かいた。(冷や汗も)

トンネルの中が涼しかったので、気温的には舞いやすかったです☆

舞終えて息が落ちつく前に、記念撮影。

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身長差ww

まさに、私、子鬼ですがなーーー!

近所の大っきい先輩、大っきすぎです。

トンネル貫通式で花を舞うなんて、
一生に何度も出来ることではない、貴重な体験になった。

そうそう、控室には、面白い物が置いてありました。

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まずは、貫通石!

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この貫通石、安産のお守りとして有名です。
簡単に手に入るようなシロモノではないんですが、
今回は本当に、タイミングが良かった!!!

妻の出産時期と新太和金トンネルの貫通時期が重なり。

それを知った工事責任者さんが…

安産のお守りに…と、この片鱗を私に持たせて下さったのです。

お陰様で、出産後1時間でピースサインしちゃう娘が産まれました☆
条件的には厳しい出産だっただけに、本当に御利益有りました!

重ね重ね、御礼申し上げます。

貫通石の隣には、東栄町のマスコット「オニスター」くんと
豊根村のマスコット「ポンタ」くんが仲良く寄り添う、新太和金トンネルスタンプ!!

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先輩が、私のリュックに押印して下さいました(笑)

こりゃ、良い記念になるぞぉーーー!!!
リュック、洗濯できませんww

御来賓の皆様をお見送りし、
我々も実際にトンネル掘削をされていた施工者の方々に見送られて、

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会場を後にしました。

その足で上黒川熊野神社へ向かい、衣装を舞庭内に干し。
お昼ご飯を兼ねた慰労会@パルとよね☆

夏の花祭りはこうして幕を閉じ…

さあ、急いで浜松市内の妻の所へ!!
…と、パルとよねを出ようとしたところで、盛り上がりを見せるバーベキュー場に目を配ると…

先ほどの御来賓の皆様だ!

目が合った(笑)

これは、挨拶せずに帰るのは…よろしくない。
ちょっとだけ立ち寄って、ご挨拶しようとしたら…

盛大なる拍手に迎えられ。

えっ!???

なに?なに??

戸惑う、わたくし。

どうやら、鬼様の正体がバレたようです。
建設事務所長さんは、風の噂??で私の結婚のいきさつを御存知だしっ!!(笑)

そこから、花祭りに関する質問ラッシュが始まりました(笑)

やはり皆様、あの超巨大な榊鬼様に興味津々でありますwww

「あんなに大きな榊鬼は見たことが無い!」

「迫力満点だ!!素晴らしい!!」

「衣装は特注か??」

などなど。
近所の大っきい先輩、大人気であります☆
先輩はまだ、パルとよねレストランの中ですがww

また、貫通石を持たせて下さった方々にも、
出産のご報告をし、改めて御礼申し上げました!

皆様とお話ししていたところ、私を迎えに来て待ちくたびれた母上が
しびれを切らして私をとっ捕まえに来ました(汗

そのまま、息子を乗せて浜松市へレッツゴー!

今回の重要ミッション。
単焦点ポートレート用レンズで狙うのだ!娘を。

実は、娘が誕生した日、名古屋でいつも世話になっている
船橋オーディオセンターさんが、貸し出し用Eマウントレンズ一式を送って下さったんです!!

しかも、フルサイズセンサー対応の、Zeissレンズ、Gレンズ。

サービスで。

本当に、もう、いろんな方のお世話になりっぱなし!
有り難いことです。

16時頃病室に到着☆

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SEL55F18Zレンズが、子ども撮影に最適!
船橋さん、ありがとうございます。

ようやく、病室でゆっくり過ごせました。

帰り道は途中で運転がつらすぎて母上にバトンタッチ。
もう、眠すぎて、眠すぎて。

帰宅して喉を潤そうとコップを持ったら落として割ってしまい。

そのまま、畳の上で倒れ込んで気付いたら午前2時。
ハードな日が続きます。

けれど、今日も皆様から頂いた祝福の言葉。
それがあるから、がんばれます☆

課題は、ブログを書く時間を確保すること(汗
これが、睡眠時間を削っている主要因。

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