今年もこの季節。
国への要望活動時期になりました。
地方公共団体が様々な事業を実施していても、やはり国直轄事業と比べると、
事業の規模が、全く違います。
インフラ整備においては、より顕著。
国の意志決定者の方へ、地方、地域の実情や要望事項を伝える機会。
それが要望活動です。
ひとつの村が実施するよりも、関係する複数の町村がタッグを組んだ方が効果的。
さらにいえば、県境をまたいだ町村がタッグを組めば…!!!
ということで、歴史あるタッグ、愛知県長野県県境域開発協議会。
構成町村は、下伊那郡阿南町、根羽村、売木村、天龍村と愛知県豊根村の5町村。
その中には、いくつも部会がありますが、道路インフラ専門の部会に参加。
根羽村行きました。
文字通り、愛知県と長野県の県境に位置する町村によるものですが、
愛知県はかつて所属していた稲武町や津具村が合併により離脱されたため
現在、愛知県側は豊根村のみです。
ちなみに、道路のみならず、こういった事業も、あります。
長野県 スタンプラリー、県境域で今年も 阿南・根羽・売木・天龍・豊根|北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ
山を越えて、根羽村到着。
そこで、要望活動の準備、資料作成を構成町村の担当者で
それこそタッグを組んで進めます!
お昼を跨いで資料作成を進め、無事に要望書が必要部数、完成しました!
これを持って、来月、東京の中央省庁へ行ってきます。
資料作成が終わってから、根羽村で新たに吊橋を架けたということで、現地視察!
自分の担当する仕事に吊橋の補修設計があるため、
吊橋の構造や劣化しやすい部位を勉強したばかり。
タイムリーなところで、新品の吊橋が見られるとは!!
現地に到着すると、吊橋のみならず、周辺整備がすっごい。
これは…そこそこ良いお値段してそうな。
根羽杉で作った、木製吊橋ですよ!!
主塔から伸びるメインケーブルや耐風ロープがつなげられたアンカーは、
デザインも意識し。
転落防止策も、色合いを考えて。
これは良いお値段してそうな。
さて、この吊橋、どこにアクセスすることが出来るのか。
これだけデザインにこだわっているということは、観光用吊橋!
根羽村といえば…!!!
月瀬の大杉です。
私、大好きな場所。
今までにも、何度も訪れています。
それだけに、アクセス方法がガラッと変わってビックリ!
今までは、集落内を走る狭幅員の道を進んでのアプローチでしたが、
吊橋によって大杉の反対側からアプローチになるんです。
駐車場もしっかりキープされていて、R153からのアクセス抜群。
吊橋から眺める矢作川の渓流が素晴らしい。
詳しい御解説を頂き、勉強になりました。
以前も、記事にしたことがあったと思いますが、
根羽村は文化圏としては長野県と言うよりも、愛知県に近い。
根羽村は、豊根村よりも早く、名古屋へ行けます。
テレビ放送は、どちらも受信できるとか。
そして、夜。
なんか、いろいろあって、初めて、阿南町新野の飲み屋さん。
ドライブイン一力(いちりき)!
阿南町の方々、天龍村の方々そして…
一力のマスターも一緒になって、県境の夜は更けゆくのでした(笑)
ドライバーの私は、お酒を一滴も飲んでいないのに、頭痛がハンパない。
風邪を引いているわけではないんですが、
このところ2週間くらい、頭痛に悩まされております…
これは一体。
頭痛薬を飲んで、ようやく眠りに。