電子化が進む世の中とはいえ、
まだまだ紙で作成された書類が必要な場面は多々。
その多くは「証拠品」として残されるもので、
後々必要になる場面では、すぐに取り出せることが大切。
あれも残したい、これも残したい…ってなると、
無尽蔵に保管場所が増加するから、やっかいです。
極力、使い終わった書類は捨てるべしですが、
証拠品として保管すべき書類が多すぎる場合は…どうするか。
同じことはサーバーや自分のパソコンに保管するデータにも言えることで、
フォルダの作り方ってのは、仕事の進め方、進める速度に直結。
もちろん、中身のデータが最も重要ですが、
データ蓄積が進むと、それを取り出す工数も、無視できない規模に。
最初に、どのようにカテゴライズしてフォルダツリーを構成し、
データを仕舞っていくか、仕事が出来る人のフォルダツリーを見ると、
なるほどなぁ~と思うことが多々あります。
1.付加価値を作り出す「主作業」
2.付加価値を生まないが必要な作業「付随作業」
3.付加価値に全く関係の無い作業「ムダ」
仕事に費やすことができる時間は有限。
3は完全に排除するように取り組み、
2に要する時間をできるだけ削減する。
データを取り出すという作業は2に当たります。
要する時間を削減するための、整理整頓。
整理整頓時間<データ取り出し時間の場合は、
フォルダツリーの整理整頓に取り組む価値あり。
今は「検索」という方法もあります。
検索アルゴリズムの進化で、どこかに行ってしまったファイルも、
見つけやすくなりました。
が!
紙媒体の書類の場合は、検索文字列を入力して…
というわけにはいきません。
書類をファイルに綴った場合、本棚に整理されるのがほとんどですが、
その際、目に入るのは…
背表紙。
データで言えば、最下層のフォルダ名もしくは、もう一つ上の階層にあたる。
背表紙の名前の付け方は、仕事の速さに直結すると感じます。
誰にでもわかりやすく、自分も直感的に内容把握できて、
さらにカテゴライズもされている状態の背表紙名。
しばし、頭をひねる必要があります。
自分が気をつけているポイントはいくつかあって、
まずは、背表紙の文字数。
ファイルに綴じる場合、何かに関連する情報をまとめて綴るわけなので、
「○○関係」の「関係」という文字は不要。
限られた背表紙というスペースに、目に入る情報を減らすためにも、
不要な文字はできるだけ記載したくない。
背表紙名が現す内容の範囲が広すぎる場合、
中を見てみないと何が入っているかわからなので、
1冊で納まるボリュームのカテゴリ名を付随させる。
数年後の自分(もしくは他人)が探しやすいだろうなぁと思う範囲で、
ファイル綴りの中も仕切り紙や付箋でカテゴライズ。
背表紙を複数行で記載できる場合は、
メインカテゴリ、サブカテゴリ、タイトルのようにして
フォントサイズで強弱を付ける。
こうして考えると、紙だろうとデータだろうと、
整理整頓の仕方は全く同じに見えてくるはず。
十把一絡げに、こうすれば良いというわけではありませんが、
自分の周りにある書類の背表紙やフォルダ名、
ちょっと気にかけて見てみてはいかがでしょうか。
かなり、自分の個性が表れています。
紙なら背表紙、データならフォルダ名。
直感で付けるのではなく、少し頭をひねって他の資料との関連性を踏まえて考えてみると
仕事が早くなった気がします!いや、なります。マジで。
工場ラインの2Sや、サイクルタイム削減を考えているような気分になってきました。
確かな懐かしいかんじですね★
→当方も、懐かしくなりたいですが…。
主作業、付随作業と言う主体作業の他に、
付帯作業って云う分類もあるねー。
→1ロット毎に発生するヤツよ。
通い箱の返却とか、ね。
分類もせずに、フォルダにポンポンファイルを放り込むヤツには、
ホントイライラしますよ…。
ファイル名も気にして欲しいと思う今日この頃です(笑)
→book1とか言う名前だった日には、もう、ね。
先日、新城市のピアゴにある充電器を見て、ウェスさんたちの顔が思い浮かびました☆
懐かしくなっちゃダメです!
あああ、付帯作業、ありました。
やはり、勘は鈍るもの…ですね(汗
ファイル名も、重要ですよね。
順番に並ばせるために、頭に数字を付けたりとか。
法則性を持たせるのが重要っすね。
book1(笑)
こりゃ、厳しい…。
他人に気を使えないファイル名ですな。