魅力あふれる伯父が紙面に

今朝の中日新聞朝刊三河版。
魅力あふれる母の兄上が「こころは三河」連載に大きく掲載!

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祖父が作った手打ちノコギリ2枚と、かんな1丁を携えて
東栄町振草中学校卒業と同時に単身東京へ。

会社経営者になっても、心は常に職人。現場命。
田舎から都会に出て、高度経済成長期を支えた人材のおひとり。

困ったとき、悩んだときはいつも相談に乗って下さる伯父さん。

祖母が体調を崩したここ数年は、毎月、時には毎週のように
自ら運転して東京⇔東栄(+豊根)間を往復された72歳!

パワフルな伯父を見習って、私も精進します。

そして、同じく高度経済成長期を支えられた山のしんぶんやさん!

目の付け所、恐れ入ります。

国道1号線を13時間かけて突っ走った逸話など、
私も初めて知る話が多く、素晴らしい機会を有り難う御座いました。

柔和な表情に、この道一筋の風格が浮かぶ。
年齢を感じさせない身のこなし。
愛車のクラウンを駆ってのとんぼ返り。

山のしんぶんやさんのコメントに深くうなずきます。

こんな風に、年を取ってみたいなぁ~。

紙面を見て、私も、気合いを入れて現場へ!現場にこそ、命が宿っている。
書類を見て内容を理解するよりも数倍、現場を見た方が学びになります。

ちょうど、私の担当する工事や調査のそれぞれが近い場所に集中していたので、
タイミング良く、施工中の現場を確認することが出来ました。

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橋梁の舗装を引っぺがして、橋面防水や排水装置取付を実施している現場。

現場指揮している方とお話しをし、
時には施工を一段落した作業者の方から直接お話を伺い。

同じコンクリート舗装であっても、削りやすさや削りにくさがあることなど。
絶対に書類には書いて無い感触的な話も伺えました。

また、興味深いツールを持っている職人さんがいらっしゃったので、
どうやって扱うのかを聞いてみたところ…

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ものっすごい、丁寧に教えて下さいました。

この道具、ツールへの深い愛情を感じます。

愛情深きこのツールは、どのように扱うのかと申しますと…。

コンクリート中に埋め込まれた鉄筋の非破壊探査に用います。
手に握る大きさですが、小さなコロコロタイヤが付いていて、
コンクリートの上をコロコロ~っと転がすと、データが液晶画面に表示されます。

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上の段は、ぱっと見で私のような素人が読解するのは難しいのですが、
下の段は、鉄筋断面が赤い斑点になって出ているのでわかりやすい。

縦軸が表層からの深さと鉄筋の縦方向厚さ。
横軸は走査方向の鉄筋厚さ。

それを連続二次元平面に投下するため、面として観察することが可能。

電磁波レーダーを用いていて、魚群探知機と同じ原理です。

何故鉄筋を探査するのか…というと、
このように橋に穴を開けて排水管を通すとき、鉄筋に当たらないようにするため。

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鉄筋は、いわば骨格。

骨格を破壊してしまうと、コンクリート強度に影響します。

もうひとつ、別の調査現場では、地面に震動を与えて、
その反射波を観測し、その減衰から舗装路盤の健全性を確認する検査用車両。

この業界、測定機器の進歩によって、
より現場に適した施工が出来るよう、日々進化。

新しい測定方法ほど測定単価が高いのが厳しいところでありますが(汗

 

仕事を終えて帰宅後。

今朝の中日新聞朝刊によって、親族大規模祭り状態になってる!
新聞記事による波及効果、恐るべし!!

記事の伯父様と同じく、このブログへの登場率が高い豊橋の伯父様
さすがご兄弟!

早速、コンビニで中日新聞朝刊を10部、購入されたそうです(笑)

主人公の伯父様は、ただいま海外のようですので、
ご本人がこの祭り状態を知るのは…もう少し先なのか…!?(笑)

突然の投げかけにもかかわらず、
豊根に参集して下さった山のしんぶんやさん&伯父様。
囲炉裏のある会議 | kenta’s page!!

こころは三河の範疇を超えて、ひとりの人間の半生を通じ、
今という時代が作られた背景を垣間みるような感覚。

私は、リアルの取材に同席させて頂いたため、
取材中の雰囲気やお二人の掛け合い、その空気感。
紙面に加えて余計にそう感じるかも知れませんが…。

素晴らしい記事、機会を有り難う御座いました!

「魅力あふれる伯父が紙面に」への2件のフィードバック

  1. 青山さんをご紹介いただき、ありがとうございました。以前の平谷村のお蕎麦屋さんもそうですが、苦労を重ねて物事を成し遂げられた方の話をお聞きするのは大好きです。楽しい取材でした。
    ところで、「高度経済成長期を支えられた山のしんぶんやさん」って!? 
    支えるどころか、高度成長に支えられたから、のほほんと過ごしてくることができたわけですが(汗  

    掲載紙3部、お送りしておきました。

    1. この度は、突然(直前)の投げかけにもかかわらず、
      「飛んで」来て下さり、有り難う御座いました!!
      改めて、お二人のフットワークに脱帽です。

      平谷村のお侍さま、新聞掲載の影響超巨大でしたし、
      今回もまた、随所で盛り上がっております☆

      私も、苦労を重ねて…いつか取材して頂けるように…なんて。
      まだまだ、修行が足りません。

      高度経済成長期を…ご謙遜なさらず!
      某新聞社の皆様、目を見開いて山のしんぶんやさんのことをお話しされていますから、
      そりゃ苦労を重ねられたことと思いますが!

      私に文書力があれば、逆取材したいところです。

      掲載紙の御送付、ありがとうございます!
      伯父さんが帰国してからの反応が楽しみです。

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