橋梁の伸び縮み装置

午前中は、施工中の現場へ。

今まで、数本の橋梁修繕に立ち会ってきましたが、
その中でも、橋梁に必要不可欠な「伸縮継手装置」の取替には
立ち会った経験が無く。

いつも、完了写真を受け取ったときに施工中の写真を見ながら、
こうやってやるのかな~、いや、こうかな~と、
想像を巡らせていたわけですが…

やっぱり、現場で自分の目で見てみないと、
分からない感覚ってのはあります。

伸縮継手装置、誰しもが必ず目にしたことがある部材。
自動車で橋を渡るとき、1橋につき2箇所、ガタンガタンと
車内に振動として伝わる部分がありますよね。

アレです。

800px-BridgeExpansionJoint

橋は季節によって、暑さや寒さで伸び縮みします。
その伸び縮みを吸収できる「隙間」が無いと、
橋に不要な圧力がかかって、壊れちゃいます。

それを今回、取り替える。

工事完了したとき、表面に出てくる部分は僅かですが、
実は、しっかりと鉄筋を張り巡らせて橋梁内部に固定されています。

DSC_5490

まるで、ムカデのよう。

古い伸縮継手装置は廃棄。

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新しく、蘇ります。
また、今回の伸縮継手装置は古いものと違って、
隙間から水が橋桁に落ちないように工夫されたもの。
支承(橋を支える部材)に水が当たらないようにすることで、
橋の寿命が延びます。

配筋した鉄筋にしっかり固定され、
テープで一部養生され、速乾性コンクリートが流し込まれます。

DSC_5497

今回立ち会ったことで、写真を見て想像する世界には無かったものが見られました。
現場での工夫、施工精度を高めるための仮設工です。

DSC_5494

仮設工は必ずしも最後に提出される完了写真に写っているものでは無く、
作業を進めやすいように、現場に応じて現場で見いだされるもの。
それぞれの現場、それぞれの受注者さんによってカラーが出ます。

私は、ここが一番、面白い。

DSC_5498

さて、帰宅後は切草をぼちぼち。

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