データから身の回りの危険を確認する方法

仕事上においてもGISというフレーズを耳にする機会が多く、
業務改善のため取り入れられる事例も多々。

GISは地理情報システム(GIS:Geographic Information System)の略称で、
簡単に言えば、地図上に様々な情報を貼り付けて、
視覚的に情報を把握する取り組みのこと。

以前にも紹介した「マップあいち」も、そのひとつ。
東海自然歩道がGoogleマップ上にプロットされていたり、
森林情報や文化財も、地図上に落とし込まれています。

世の中に存在する多くの情報は、地理的要素を持っているため、
GPS(スマホ内蔵)をほぼ全国民が持つほど普及している今、
続々と地図上に情報が落とし込まれています。

また、新たな地理情報システムを発見しました。

愛知県警察/安心・安全マップ

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公開されているのは、
犯罪発生情報(侵入盗、自動車盗等の主要7犯罪:密度)
不審者等情報(声かけ、つきまとい等の事案:発生箇所)
交通事故情報(死亡・重傷事故等:発生箇所)

これらの情報が、愛知県内の地図に落とし込まれていて、
Googleマップのように、地図の拡大縮小が可能。
自分の家の、御近所レベルまで拡大して見ることが出来ます。

こうした情報が公開されるのは何故なのか、その目的は…

「安心・安全マップ」の目的
「安心・安全マップ」は、県民の皆様に地域の犯罪発生情報、不審者等情報及び交
通事故発生情報を知っていただき、防犯対策、子ども・女性の安全対策及び交通事
故防止に役立ていただくことを目的としています。

事案が発生しやすい場所を記憶に留め、
それを案件発生防止の参考とするため。

君子危うきに近寄らず。

地図の見方は、県警ホームページの案内にもある通りですが、
マップ選択から3種類の地図のうち、どれかを選択します。

続いて、移ったページにある「表示」ボタンを押す。

出てきた地図の操作方法、

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発生時間帯を視覚的にグラフ表示される機能も付いています。

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「詳細」で犯罪等内容の詳細を確認することもできます。

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おおかた、人口密度に比例して、案件が発生しているように見受けられます。
地図を動かして、北設楽郡内を見てみると…

情報を入れ忘れたのか?と思えるほど、真っ白。

デフォルトで表示されるのは、
昨年1年間の情報のようです。

あくまで過去の情報で、未来の情報は載せることは不可能ですので、
防犯や事故防止のためには、どこに住んでいようと用心するに越したことはありません!

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