旅立ちの日。
葬儀へ参列。
お子さんは同級生で、さらに家が近かったこともあって、
妻共々、本当に良くしてくださいました。
息子、何度遊びにいって面倒見て頂いたことか。
我が家にも遊びに来て下さいました。
誰とでも分け隔てなく、距離を同じく接して下さる。
常に明るい笑顔で周りを明るく照らす存在。
タイミングをつかめずに、人の輪には入れないでいる人がいたら、
すぐに気付いて呼び込み、みんなの輪にとけ込ませてくれ。
心優しき方。
ある集まりがあったとき、私が遅れて会場に到着。
集まりは既に盛り上がっていて、なかなか入りにくいなぁと思っていた矢先。
「けんたろくんも、はやく、こっちおいでよーーーっ!」
持ち前の笑顔で、手招きして僕を呼び、場に和ませて下さった。
そんな、ひとつひとつのシーンが頭の中で再生される。
それが示すように、葬儀には会場に入りきらないほどの弔問客。
涙無しには、その場にいられない。
涙が深すぎて、残された先輩、子どもたちを正視できない。
深い哀しみの中、旅立ちへ。
いままで、本当に、有り難う御座いました。
え?まさか?
恐らく、予想されるそのまさかです。