誕生日は名古屋で武田先生たちと

2ヶ月に1回開催される情報に関するトピックスを扱う会。

恩師武田先生の召喚によって始まり、1年が経ちました。

武田先生案件だけに、今日が自分の誕生日であろうと、
家族がそれを祝ってくれると言っていようが、出席します。

脳みそフル回転させないと追いつけないような会合なので、頭の筋トレにちょうど良い。

今回は、所用があって、妻子も名古屋へ同行。
妹宅にお邪魔させてもらいます。

また別の所用を済ませてから、妻子たちとわかれ、単身で鶴舞のキャンパスへ。

出席者は毎回10名程度とこぢんまりしていますが、
その10名程度が個性派かつ様々な分野で活躍している皆様。

持ち回りで、各々のトピックスをプレゼンしますが、
これが…もんのすごい、頭の体操になる=勉強になります。

会場に到着し、入室すると…
各者テーブルの上に、こんなチラシが!

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あれっ!?
中心にいらっしゃるのは…

隣に座っているジョージさんだ!

「今度、大須演芸場でやるので、是非!」

東海テレビで気象予報士をされているジョージさん。
裏の顔(いや、表の顔??)は…!!

そこにいる人たちを、笑顔にする。

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ただ、6月18日は…村のグラウンドゴルフ大会!!

残念。
遠くから、応援しています。

15時になり、皆さん参集されたところで、プレゼンスタート。

なんと!トップバッターは、
武田先生がプレゼンを依頼された…某テレビ局のプロデューサーさん!
放送エリア内人口は1200万人です。

論じられるのは、生きた情報。
華やかに見えるテレビ業界ですが、表現の場と考えると…

その幅が年を追うごとに、どんどん狭まっているということ。
どんな業界でもお客様は存在し、お客様からのご意見は真摯に受け止める。

私のいる業界でも、例外ではありません。

もちろん、テレビ業界も。

その狭間で、テレビマンは悩んでいる。

昔ほど、自由な表現や報道ができなくなってきている。
真実を直球で表現することが難しく。
問題に対して直球で表現するほど、否定的な反響が大きく投げかけられる。

確かに。
私も、ブログを書いていて情報発信するとなると、非常に頭を悩ませます。
悪い情報は、書きにくい。いや、書けない。

テレビの表現の幅が狭まっている中、
幅にとらわれない形の、ひとつの解として、出口として。

テレビ局による自主映画上映という手段。

テレビでは放映できない現実を…というと、センセーショナルですが、
料理で言えば、素材の味をそのまま生かしたような表現方法。

ただ、大きな映画館では大きな配給会社により、
先見一般に受け入れられる大型作品しか受け入れられないので、
それ以外のものはミニシアターに流れる。

ミニシアターに流れる素材は多数存在するため、
いずれの作品も順番待ち状態。

ミニシアターかぁ…。

村民ホール?

ふとそんなことを思いつつ。

スクリーンに映し出された、これまでに制作された映像の宣伝クリップ集を眺める。

こ…これは…
テレビで放映されたら、厳しい反響が上がりそうですが、
その反響が発生する映像こそ、現実の世界です。

テレビ放映のために収集された素材を、
テレビのために編集する過程で、映画版ができあがる手法。
このメリットは、予算ゼロで作れること。

現在、9作目。

意義を理解して応援してくれるスポンサーもいることが分かった。

 

映画館での上映は、観客の反応を見てフィードバックできる。
この反応というのが、非常に地域性豊かだそうです。

地域によって、笑うところ、泣くところ。
感情の反応箇所が全く異なる。

番組を制作する人々がそういった観る場から距離が広がって久しい。
もう一度、原点に戻るべくしたツールとしても、映画上映することに意義がある。

これからテレビ業界を担っていく若手たちにも、仕組みを広げていきたい。

 

民放におけるドキュメンタリーは、絶滅危惧種。
リアルな事象は、批判を浴びることと表裏一体。

取材するときは相手を丸裸にするが、
それを放送するときは、制作者が丸裸にされている気持ちになる。

互いに裸になって渡り合うのが、ドキュメンタリー。

 

続いて、本日2人目のプレゼンターからは、最近話題の人工知能に関するトピックス第2弾!

人工知能というと、人間のような振る舞いをするコンピュータが想像されます。
1)ただ、それがターミネーター(映画)のような意思を持った存在なのか、
2)振る舞いを真似できる(例えば会話ができる)存在なのか、

どちらも人工知能と呼ばれますが、1)と2)では、処理内容が全くかけ離れて違う。

今、Googleの自動運転カーや会話をするロボット、チェスや将棋で名人を破る人工知能というのは2)の状態であって、1)のような人工知能を開発することは、非常に難しい。

何故難しいかというと、そこには、情動や意識、心が絡んでくるため。

人間の心の動き、すなわち脳の動きを解明することに繋がってくる。

人間の脳を熱エネルギーとして考えると消費熱量は20W(ワット)。
比較のために、日本のスーパーコンピューター「京」は3,000万W。

この違いは、一体何なのか?

脳とコンピュータの違いとして、大脳にはCPUが無く。
あるのはコンピュータでいうメモリのみという考え方があるそうです。

記憶で想起して、情報処理をしている?

人間の目は百万画素レベルの解像度と言われている。
デジカメの方が、遥かに優れた映像認識装置。

なぜ、人間の目は、物事をリアルに観ることが出来るのかというと…
脳による情報の補完機能が優れているから。

すなわち、内側(脳)の世界から外の世代を観ているということ。

今自分が観ていることは、自分の脳が判断した投影。

マルコフモデルというそうですが、初めて聞きました。
調べてみよう。

マルコフ性 – Wikipedia

脳が処理するから、見えてくる画像。

 

ここで、武田先生からコメント。

人間はその時点の知識でしか判断が出来ない

人間が未来を予測することは不可能。

科学者は、未来を予測する言葉を発するべきでは無い。
ex) 地震予知など

現時点で解明された知識を元に未来を語っていると言っても、
その知識自体に推定が入らざるを得ないからでしょうか。

自分が生きている間に結果が出せずに死んだら意味が無いと思っている科学は、
概念を越える成果が出ない。

すなわち、今の科学者業界は、短期間での成果を求めすぎている。

企業の開発部門と違って、今の知識ベースではムダにしか見えないことをやるのが学者。
学者の目的は、解明されていないことを発見することだから。
ただ、研究費用を得るために、研究費に費やされる税金への担保のために、
今の風潮は、すぐに出せる成果を求めている。

 

脳みその隅々まで血が行き渡るような、非常に考えさせられるテーマ、有り難う御座いました。

この会は少人数なので、自由討議で全員発言。
脳が活性化されます。

 

さて、時計の針は夕食時。
この会合行きつけのお店へ!!

と、その前に…

武田先生と共に、お花屋さんへ。

本日、誕生日を迎える方への贈り物をご用意します!

私ではありません。

なんと!
会に参加されている女性の方で、私と同じ、本日誕生日の方が!!

男性は誕生日をセレモニー的に祝われる必要など無くて、
祝うべきは女性もしくは子どもである。

これは、武田先生と私の共通見解であります。

それにしても、この人数の少ない会合で同じ誕生日の人がいて…
さらに、それが会合の日となるとは。

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お店に到着して乾杯!!

そして…

「それでは、本日誕生日の方がいらっしゃいますので…花束を!!坂本君っ!」

武田先生からのサプライズアナウンスと同時に、
私が花束を持って、誕生日の女性の方に手渡す!!w

「実は、今日は坂本君も誕生日で…。」

という、先生からのとってつけた感のあるアナウンスがイカしています。
女性の方、美容業界の社長さんですが、目を見開いて驚かれる!(笑)

せっかくなので、ふたりで花束を持って写真撮って頂きました☆

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美味しい海鮮料理とお酒を頂きながら、
名古屋大学の先生方やキックボクシング元世界チャンプ、気象予報士さんと
楽しく会話を、もちろん、そこに豊根村営業を相変わらずかける私。

すると、気さくで元気いっぱいの方々が、合流!

このお店の系列社長さんです。
いやはや、この会は相変わらず、力有る人が引き寄せられるかのように集まります。

力が有る人の共通点。

この会にいるとよく分かります。

どちらかというと、都会よりも田舎に、その能力を持つ人が多いと私的には感じます。

2次会では、武田先生のホンマでっか!?TVの話題でもちきり。
まるで芸能人のように、記念撮影の嵐です。あ、リアル芸能人か。

卓上ベルを鳴らすジェスチャーだけでも大盛り上がりなので、
よし、これは…と、バレないようにスマホで卓上ベルのアプリをダウンロード
(あるかなぁ~と検索したら、卓上ベルのアプリがあったことにビックリ。)

おもむろに、武田先生の前に置いてみたら、皆さん大ウケwww

武田先生が発言するときは、ベルを鳴らしてからww

なんと、お店からお二人の誕生日祝いに…と、美しい果物盛り合わせを頂きました!

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最後は、毎度お馴染み行きつけのバーへ繰り出して、
土木や地域振興の話を、真面目に議論しました。

日付変わっちゃいましたが、妻子が待つ妹宅へ。
子どもたちを起こさないように、そ~っと。

すると…!!

暗闇の中から突然、息子が起床!!

午前1時です。

妻と共に手に携えた、プレゼントが!!!!
おいらの誕生日は、祝わなくていいと言っておいたんですが、
このサプライズに、ちょっと涙腺弱まります。

息子が、自分の財布からお金を出して買ってくれたもの。
まさかの、スプーンとフォークのセット。
意外なチョイスに、息子の面白いセンスを感じます。

妻は、体調を気遣って買ってくれた、ハーブティー。

お父さんには、これが良いと。
大切に使わせて頂きます。

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