準備を重ねておいたとはいえ、
未知の領域に足を踏み込むときは緊張します。
必要書類を一通り揃えてみたものの、
道路に関しては前例となるものが職場に存在しなかったため、半分以上は手探りで。
調べながらの手探りなので、そのプロセス自体が学びになります。
不安すぎて、同種の申請業務を多数こなされている県の方々へもヒヤリングしました。
非常に有益な情報を提供下さり、感謝です。
いざ!
申請先、豊橋市内某所にある国の機関へ。
さあ、どんな厳しい質疑を浴びせかけられるのか。
噂に聞くと、恐ろしく細かいところまで聞き取り調査されるとか…。
どこまで、私が答えきれるものか。
不安すぎる。
心の中でハチマキを巻いて。いざ、勝負!
ドキドキしながら、受付にて予約の名前を伝えます。
しばらくして現れた担当官(代理)の方。
「あれ??おひとりだけですか?」
やはり…。
まずそう言われる気がしていましたが、すみません!
下っ端が独りだけで来ていたとしても、それは決して、
軽んじているわけではないことを理解して頂いて…。
「遠いところ、足を運んでくださってありがとうございます。」
とおっしゃった一言で、緊張の糸がほぐれました。
なんと!!
珍しく、地元の方で、地理感もバッチリ!!
用意した資料を基に、順番に説明を進めます。
でも…やはり。
私の知識と経験不足が見事に露呈。
不足する書類がたくさんありました。
残念。
その覚悟でいましたが、今からその書類を用意…できるのか!?
というものがあり。
「う~ん。」
「う~~ん。」
しか言えなくなった私に、たくさん助言をして下さいました。
道路を作るプロセスにおける法律的な基本項目を知らなかった私。
深く反省。
技術的なことばかり目が行ってしまっていましたが、
道路を作るためには道路法を始め、土地収用法など様々な法律が関連してきます。
それらの条文、条項、相手方からはスラスラと第○条が…と出てきまして。
まったく反応できない私。
改めて、今回自分が進めていたプロセスが
非常にイレギュラーな進め方だったことを痛感。
新たな短納期案件が発生しました。
この交通整理、どうしよう。
悩ましすぎて頭がクラクラしてきました。
今後の作戦を考えながら帰途に就き。
途中、針路を設楽町に変えて、県機関で打合せ。
目的の打合せを終えたところで…
次から次へと、フロアの方々に呼び止められる!!
わーい☆人気者だー
なんて、喜んでいられません。
皆さんとそれぞれ受け持っておられる仕事で、協力して進めています。
一件ずつ、打合せ。
でも、こうして対面して打ち合わせするのは、
電話で終わらせるのと違って、お互いの顔が見えるのでとても良いです。
呼び止められるうちが花というもの。
職場に戻るのが遅くなってしまった。
偶然にも、明日は法律に関する講習!!
しっかり身につけて、議論できるレベルの知識を蓄えます。
講習が実施されるのが…名古屋という点は…なんともいえません(泣
また、往復4時間か…。
4時間…もったいない。
価値あるものならば、それが名古屋だろうと東京だろうと海外だろうと行きます。