県境を跨ぐ協議会で道路建設を要望する

久しぶりに、作業服ではなくてワイシャツ。

村長さん、議長さん、副村長さん、課長さんとおいら。
一同、名古屋へ向かいます。

日本を人体に例えると、張り巡らされた道路網は血管とも考えられます。
血管にも幹線があり、重要な臓器(逆に例えると主要都市)には太い血管が集中。

ただし、おいらたちが住むような小さな村にも血管は必要。
人体の隅々にまで、毛細血管は張り巡らされ、
バランス良く血管が配置されていないと、端部は壊死しかねません。

毛細血管に栄養を届ける幹線がしっかりしている必要は尚のこと、あります。

ただし、幹線の整備は基礎自治体ができるシロモノではありません。
幹線を作る、より大きな組織に動いてもらわねばなりません。

大きな組織は得てして主要臓器に存在する機能。
末端血管の様子まで把握するのは大変です。

そこで!!!

主要臓器へ末端血管の状況を伝えるのです!!

ちょいと抽象的でありますが、
血流のボトルネックをお伝えし、改善をお願いするための会議。

愛知県と長野県の県境町村である、
天龍村、根羽村、売木村、阿南町、豊根村の5町村。
各町村長さん、議長さん、部会を仕切る副村長さん方。
そして担当の課長さんというメンバーが現地集合。

…ん?

それ以外には…
おいらだけ。

役職無しのペーペーが、ただ独り。こんなところにいても良いのか。
ま、いっか。
この場の空気を感じさせて頂ける、貴重な機会です。
その分、下っ端らしく、動くところは動きますっ!

最初の目的地は、国土交通省の出先機関。
国土交通省中部地方整備局です。

局長さん直々にご臨席下さいました。

道路部門トップの方を始め、御多忙の中をお時間下さって。
耳を傾けて下さり、地域の実情からコメントを頂き。
道路整備は、明日明後日でどうにかできるようなシロモノではありません。

ただ、継続は力なり。

この活動も、40年近い歴史があると聞きます。
町村長さん方から熱い想いが局長さんへ!!!

今回のために、おいらが作成した資料も活用下さり、
お褒めの御言葉頂いて、嬉しい限り。

内容は仕事のことですので省くと致しまして…。

続いて向かう目的地。
徒歩数分の所にある…愛知県庁です。

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こちらでは、更に要望先の人数が増して!!
愛知県における道路部門トップの方を始め、各課のトップの方々がご臨席。
続いて、地元建設事務所トップの方々。
そして、担当者の方々。

県庁へ出向中の後輩君も駆けつけて。

より地域に根ざした情報交換が進められました。
地元選出の県議さんもお力添え下さいました。

ここで一旦解散。

県境域団体の会長である天龍村と豊根村にて、
今度は県庁の各部局を巡って要望書をお渡しします。
在席だった副知事さんを伺った際には、お部屋まで御案内下さり、ご本人と対面し。

各課も巡ります。

いずれも、地元選出の県議さんが訪問をコーディネートしてくださいました。

全ての行程を終えて、午後4時。
最後に、県議会の議員会館にて地元選出の県議さんと会談のところに…

県議会議長さん現る!!

情報を聞きつけて、いらっしゃいました。
なんと、フットワークの軽い方。

しかも。

せっかくだから…と、議長室へ御案内下さいました。

初体験!県議会議長室!!

テンション上がります。

議長室にて、愛知県と長野県境の主要道路網について。
地図を広げて議論が始まりました。
いや、県境のみならず、下伊那地域、東三河地域。

というのも、議長さんは豊橋市選出の県議さんであります。

三遠南信地域の実情に大変詳しい方。

お話を伺いながら、広い視野で大変勉強になりました。
本当に、来て良かった。

全ての行程が終了し、午後5時。

アテンド側の反省点も多々指摘頂きまして(汗
次に向けて、要改善項目です。

しっかり頭に入れて。

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