出勤直後、まずやることは…。
塩化カルシウム登場!!
さあ、撒きますよ。
不特定多数の方が来訪される職場。
入口で滑って、万が一、お客様に何かあったら…と、
滑りやすいところを重点的に、融雪剤を手巻きします。
見てください、この融雪剤の力!
ほんの10秒程度で、雪を溶かしてしまいます。
ただ、この使い方ではもったいないので、
積雪よりも凍結部分を優先的に散布。
朝の内に散布しておけば、日が昇ってきた時に水分が蒸発して、
再凍結を防いでくれます。
日陰だと、なかなか難しいですが。
隣の課と協業で散布を済ませ、デスクワークスタート。
積雪による調整事案が多発します。
今日は仕事にならんかも。
いや、調整事案も、もちろん大切な仕事です。
そう思いながら、デスクワークも進めていると、ご予約のお客様が来訪。
遠方から御来訪の際は、アポを取ってくださると確実です。
アポを受ける電話を取った時は、相手先の所属を伺って耳を疑いましたが。
某大学の教授から。
道路が研究対象になることも、あるんですね。
そりゃ、あるか。
ヒヤリングということで、上司は皆、大急ぎ事案があるため、
「けんたろー、任せた。」
おいらが教授対応。
内容は、研究事項なので全く書けませんが…
そこで驚きの繋がり。世間は狭い。
おいらが大学院卒業して最初に就職した会社、
豊根村へ戻ってくるまで働いていた会社ですが…
なんと、その先生、その会社と深い繋がり。
しかも、おいらが所属していた事業部と。
従業員数が1万人を超える会社だったので、
個々の繋がりまでは無いだろうと思っていたら…
おいらがかつて、大変お世話になった方々の名前が、
先生の口から次々に発せられる。
まさかの展開に、めっちゃ興奮した。
興奮しすぎて、イスをひっくり返して転けそうになった(笑)
世界最先端の研究、そこに食い込んでみたい!!
理系の血が、ぐつぐつと音を立てて沸騰し始めております。
そのためには、おいらも時間を紡ぎ出す必要が。
や…やってやるっ!!
世界最先端研究のフィールドの一部が豊根村だったりしたら、
絶対、カッコイイ!!
しかも、システムが構築されれば、全世界の人が恩恵を受ける。
もちろん、この先どう転ぶか分かりません。
100%確実ではないことこそが、研究。
いや、成功確率が30%あれば御の字か。
ちらりチラリと雪が舞い、お昼をはさんで、
午後は超作りづらい書類を無事作成完了。
ホッとしたところで、再び融雪剤案件。
今夜もまた冷え込みます。
発生している問題を解決するためには、仕組みを構築せねばならない。
何が一番最善か、考えながら…。
さて!
帰宅後、面白い光景が。
息子さんが、等身大の段ボール箱をスリスリしてるーー!
どうした!?
その正体は…!!
届きました、おいらから息子への誕生日プレゼント、おニューのスキー板。
羨ましいぜ!このやろう!
おいら、生まれて初めて新品の板を手に入れたのは4年前。
息子さん、そのまま裸足で板に乗る。
新品なので…毛布を敷いて(笑)
メーカーは、おいらとおそろいの「elan(エラン)」です。
エラン(Elan)は、スロベニアのベグニェに本社を置く企業である。主にスポーツ用品を生産しており、特にスキーやスノーボードのブランドとして知られている。他には帆走ヨット(30フィートから50フィート)、モーターヨット、アパレル(スポーツウェア)、スポーツ施設の備品などを生産している。
1970年代にスウェーデンのアルペンスキー選手インゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmarkwon)がアルペンスキー・ワールドカップにおいてエランのスキー板を使用して3連覇を果たしたことで、エランは知られるようになった。
ステンマルクが当時無名だったエランの板を使用していたため、アトミックやロシニョールといった強豪メーカーがこぞってステンマルク獲得に乗り出したが、結局ステンマルクはスキーを変更することなく、引退するまでエランの板を使い続けた。
スキー板といえば、ロシニョールやサロモンなどがメジャーなので、
あまり聞いたことが無いメーカーかもしれません。
先輩から勧められて買ったおいら、このメーカーのファンになっちゃいました。
スロベニアの会社で、他メーカーに比べると資本力は小さいものの、
新しい技術を率先して作り上げる会社。
プロ選手だと、高梨沙羅選手が使っていました。
喜ぶ息子が席を外すと…
「おにいちゃんにバレないうちに、わたしのモノに…。」
娘さんが現れて、イソイソと板を引っ張っていたのでした。
世界最先端研究のフィールドの一部が豊根村・・・おいらも血が騒ぐ! 1面トップで!!
スキーの写真、娘さんの姿が秀逸です。
スキーメーカーは知りませんが、その昔、冬山に登っていた頃、ピッケルに凝っておりました。
刀鍛冶の流れを汲む札幌門田、仙台二村。舶来ならシモンにシャルレetc。
結局お金がなくて、国産のエバニューで終わりましたが(泣
ピッケルに体を預け、穂高・涸沢を滑降した恐怖のグリセードを思い出します。
♪あの時おれは若かった・・・
1面トップにできるくらいの「気概」で、手探りしてみますっ☆
まんだ、まんだ、種をまく野菜の種類を決めたくらいの段階ですのでっ(汗
さすが、山のしんぶんやさん。
きっと、スキー板の娘さんにヒットするのでは…と思っていたら、しっかり食いついて下さりありがとうございます(笑)
スキーは文明の利器を多用するスポーツですが、冬山登山となると…自分との体力勝負!
でも、そんな世界にも道具はやはり、効いてくるんですね。
ピッケルに凝って身を預けるとなると、相当な斜面を登られていたのでしょうね…スゴイっす。
その体力があるからこそ、足繁く山奥へも通われる!
よく分かりました(笑)