Yahoo!天気から「豪雨情報」が配信され、
村内の一部県道では雨量規制通行止めが実施され。
ザンザン降りの雨で始まった朝。
霧が立ち込める。
絶好の、現場日和であります!
現段階、工事の作戦を練る段階においては、
雨が降れば降るほど、水浸しになった現場を見ながら、
適切な方針を考えることができます。よって、現場日和。
なぜならば、道路を破壊する主犯格はヒトでも動物でもありません。
それは「雨水」。
水です。
道路の傾斜や構造から、どうやって水が流れていくのか。
水の流れが集中している部分に弱い構造があると、破壊につながります。
ま、今日行った現場は、それどころじゃありませんでしたが!!
洗掘激しく、もはや道路ではなく「沢」。
アスファルト舗装は大切だなぁと切に思いました。
アスファルト舗装することで、道路の「持ち」が格段に良くなります。
でも、やはりお金がかかるので、全て舗装できません。
悩ましいところ。
午前中、上司と共に複数の現場を巡ったところ、
もうすぐお昼休み。時が過ぎるのはあっという間すぎる。
そう思いながら、最後の締めくくりとなる現場に向かう途中。
目の前に現れた。
行く先を遮る野郎どもめ。
引き返すにしても、別のルートで目的の現場に行くには、プラス40分以上要してします。
40分以内で作業が完了するならば…
いや、道路管理者として放っておくわけにはいきませんね。
(上司)「よし、片づけるか。」
あいにく、車両にチェーンソーは積んでありません。
ふたりで兼帯のノコギリを手に持ち、枝を払って幹を玉切りします。
残念ながら、軍手が1組しかなかったため、おいらは素手でしたが、
敵は「松の木」です。
松脂で手のひらがベタベタ。
今すぐにでも、ハンドボールができそうなくらいに(笑)
くぎ抜き付きのハンマーをとび代わりに使って、切断済みの木々を道路外へ引っ張り出します。
良い汗をかくなぁと思いながら、気が緩んだ。
引っ張っていた力FがF=maの加速度をもって、おいらの身体は後方へ激しく吹っ飛んだ。
ちょうど、その着地点には水たまりが。
なんて運だww
そのまま、しりもちをついて水たまりへ着水。
びしょ濡れであります(汗
もちろん、雨は降り続けているので、全身がまんべんなく水浸しになりました。
路側には雪が残っているこの場所。ちょっと寒いわ。
無事に倒木処理が終わり、現場確認を済ませ、職場へ帰着!
寒かったので、少々急ぎ足。
お昼休みになったので、帰宅して全身着替えました。
午後からは来客打合せ目白押し。
びしょ濡れの担当者が現れたら、びっくりしますわね。