さあやるぞ!
おいらの大好きな書庫整理。
継続性が大切な職業であるため、
近年の書類から、年代を経て変色し、古文書のようになった書類に至るまで、
数多くの書類が暗闇の中で保管されている「書庫」があります。
書類には保管期限があり、保管期限が過ぎたものは廃棄されるルールです。
それはまさに「淘汰」です。
進化論的には、進化(エボリューション)のために、淘汰はつきものです。
重要な情報だけが幾度にも渡る淘汰を生き残ってきているわけで、
昭和前半年代の年号が書かれた書類を開くと、興奮します。
村の歴史が保管されていると言っても過言ではありません。
おいらの担当分野でいえば、道路や橋梁の設計図面や施行写真の山が。
今では自然と同化している構造物も、できたてのときは美しく輝いていて。
また、今と当時の物価の違いが工事費に現れているため、
その比較をするのが楽しくてたまらない。
時間があれば、ゆっくり見ていたいところですが、そうもいかないので迅速に処理します。
とにかく、重たい書類を開いて確認して保管期限を照らし合わせて廃棄の場合は搬出。
腰が痛くなる作業です。
職場に大きな廃棄書類コンテナが鎮座しており、
書庫の整理をするには抜群の状況であります。
工事写真帳になると、厚さが30センチ近い書類もあります。
そこで見つけたのが、
30年前の村政要覧。
保管されている書類の中では、比較的最近の部類です。
村政要覧を開くと、美しい初日の出の写真が大きく現れます。
そこにある自動車…ふぇ…フェンダーミラー!!
時代を感じます。
新たなドラマ!
カッコイイし!
村政要覧のデータ編も差し込まれていました。
当時、村内(富山村合併前)には2つの保育園があり、
62名もの園児が!
おいらが4歳か5歳のときです。
このうち1名がおいらです。
小学校も、3校を合計すると100名を超えます。
ちなみに、今年度の状況はこちら。
とよね村 Toyone Village Official Site – 豊根小学校・豊根中学校
小学校中学校共に、約半分。
また、消防団員数については合計約140人。
こちらも、現在は半分以下。
一方で、写真にはありませんが、世帯数は当時544世帯。
対して現在は525世帯。
それほど大きな差はありません。
察するに、現役世代は減少し、高齢者割合の増加。
空き家の増加速度は200%というわけではなく、緩やかであるということ。
ただし、人口ピラミッドによっては今後、空き家化が急激に進む可能性もあり。
さて!
今夜は消防団のポンプ点検です。
今年度は、おいら、ポンプ班長@坂宇場地区。
放水動作確認作業を終えてから機器メンテナンス。
緩んでいたボルトを増し締めするなど、日々のメンテナンスが緊急時にものを言います。
それでも、緊急時には何が起こるか分かりませんが(汗
おいらも、焦ってミスした経験多数です。
ミスやトラブルの可能性を少しでも減らすには日常点検ありき。
ひととおりの作業を終えて詰所に戻り、おいらたちの班は今年度最初の慰労会です。
上黒川地区担当のポンプ班と合同にて!
ゲストも多数御参加下さり、日付が変わるまで大変、有意義な意見交換になりました。
笑いすぎて、腹が痛い。
時事ネタや時事問題も多数折り込まれ。
まるで連想ゲームのような、全員の発想力に脱帽であります。
これぞまさに、脳トレww