毎週土曜日恒例、少年野球練習に…と、起床したところ。
息子が咳き込みまくってる。
今に始まったことではないですが、数日前から微熱が続く息子。
咳は止まらず、この状態で野球の練習には…自宅静養になりました。
しっかり休んでいておくれよ。
間違っても、はしゃいで酷くするなんてことにならぬよう。
子どもたちふたりの面倒を見てもらうのは申し訳ないんですが、
妻は、武田先生案件になると、より一層、気遣ってくれます。
本日は名古屋へ。
恒例の、武田先生と愉快な仲間たちの会合に参加します。
ばあばも、一緒に行って伯母宅に立ち寄るってことで!
帰りの運転をお願いしました。
ついでに、クルマの12ヶ月点検もやっちまおう。
まず行きつけのディーラーにクルマを預けて、ばあばに託す。
そして、おいらは地下鉄で会場である中部大学鶴舞校舎へ。
30分以上早く到着しましたが、既に会合のボスと先客がいらっしゃって、
しばし談笑していると武田先生到着!
到着するなり、
「さかもとくん、メールの件、今年もブルーベリーをお願いします。」
早速、我が家のブルーベリーを発注下さいました☆
ブルーベリーが採れるまで、まだ少し時間が掛かります。
ばあばの育てたブルーベリー、評判高いです。
今回は、参加人数17名!
恐らく、過去最高の参加人数達成。
会合がスタートし、最初は毎回恒例となった、
キックボクシング元世界チャンピオンによる「辞書の旅」です。
佐藤嘉洋オフィシャルブログ「明るく生こまい」Powered by Ameba
分厚い新明解国語辞典を1メージずつ丁寧に読み進められている佐藤さん。
キックボクシング世界チャンピオンのイメージを持ちつつ、頭脳明晰で、
言葉に対するこだわりにはアツいものを感じます。
その辞書の旅も、現在1420ページに到達し、「マ行」に突入。
今回選定された言葉は「文学(ぶんがく)」です。
新明解国語辞典によると
芸術の一様式。
体験を純化したり構想力を駆使したりすることによって得られた作中人物の行為や出来事の描写を通じて、「人生いかに生くべきか」という主テーマが読者の想像力と読解力と豊かな感性により自ら感得されることをねらいとするもの。
佐藤さんが感想を交えつつ、楽しく解説して下さいます。
そこに突然、武田先生の声が。
先生なりの「文学」という言葉に対する解釈スタート!
哲学は現実直視的な言葉が並ぶ 。
文学は読み手の人生重ねて同期させるように記述されており、哲学の要素が入っている。
すなわち、文学は大雑把には2種類に分類でき、
大衆文学は哲学が入っておらず、 一方で純文学は哲学的概念が入った文章。
そこに明確な線引きは無く、読んだ人の8割くらいが哲学を感じれば文学になる。
ノーベル賞を受賞できるのは哲学的概念が入った文章。
これぞ、新明解武田辞典。
「そこで佐藤さん、「小説」については辞書ではどう書いてあるの?」
佐藤さん、辞書を開いて調べ始めるかと思いきや…!!!
突然、「小説」に書いてある辞書の解説を暗唱!!
ま…マジで!?
辞書の内容を暗記しているひと、初めて見たよ!!
恐るべき、アスリート。
めっちゃ感動した。
そして、メインディッシュへ進みます。
講演者は基本的に20名ほどの会所属メンバーが入れ替わり立ち替わりで行われます。
おいらも、過去に数回講演しました。
もちろん内容は、豊根村のPRです。
本日の御講演は、メンズオーダースーツの仕立てと販売を行われているK社長。
ほんっとに、情報の会はテーマ何でも有り(笑)
そして、おいらがこれまで触れたことが無い情報だけに、非常に興味を駆り立てられます。
衣服のブランドに、全くの無頓着であるおいらです。
衣料品って、みんな同じような形していて、着たら一緒なのに、
なんで名前が有名なだけで値段が一桁も二桁も違ったりするの!?
そんな疑問が吹き飛びました。
それは、「身体に合った服」に尽きます。
ただし、それは過去に限るかも知れませんが…。
いずれにせよ、衣料の品質というものは、
他の工業製品と同じく、やはり手を掛けただけ高くなる。
あと、独特の発想と着眼点。
たまたまブランドになることはありえず、先人たちのこだわり、追求によって確立されたもの。
具体的に、個別ブランドの解説をして下さいます。
ガブリエル(ココ)シャネル
メンズ生地を初めて女性用に転用した。
それまで女性用の服にはポケットが無かったが、
シャネルが初めて、ポケットを付けた。
イブ・サン=ローラン
メンズファッションを女性服に取り入れた
アートをファッションに取り入れた
抽象画(モンドリアンなど)を衣服に。
ジョルジォ・アルマーニ
デコントラクテ(フランス語で、気楽な、くつろいだという意味)。
正装をリラックスさせると…。
肩パットの無いテーラードジャケットをカジュアルに用いた。
耳にしたことがあるブランドばかりですが、(もちろん着たことは無い)
ブランドになるには、理由がある。
独特の着眼点から、一世を風靡した。
最近は、これらの破壊的なクリエイターが出ていない。
LVMHが数多くのブランドを買収したことが起因するのでは。
クリエイターが出にくい環境。
LVMHのような会社が全世界で3社。
これらの3社が贅沢ブランドといわれるブランドを全て牛耳っている。
LVMHという会社を初めて知りましたが、
調べてみて、スゴイ会社(複合企業)です。
どんだけ、買収したの!?
ファッション
- Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン)
- LOEWE (ロエベ)
- CELINE (セリーヌ)
- KENZO (ケンゾー)
- EMILIO PUCCI (エミリオ・プッチ)
- Berluti (ベルルッティ)
- Dior / Christian Dior (ディオール/クリスチャン・ディオール)
- FENDI (フェンディ)
- GIVENCHY (ジバンシー)
- Donna Karan (ダナ・キャラン)
- MARC JACOBS (マーク・ジェイコブス)
- Thomas Pink (トーマス・ピンク)
- StefanoBi (ステファノ・ビー)
- Nowness
ファッションだけでも、これだけのブランドを参加に持っている。
いわゆる、「再建屋」。
また、デパートおける男性服と女性服の比率は9:1。
男性は、服がすり切れたら変えるくらいで良い。
ファッション業界は女性服で成り立っている。
にもかかわらず、紳士服に特化したオーダーメイドで生業を立てておられる社長。
そのこだわり、スゴイです。
んで、コメントする武田先生も、ファッションブランドめちゃ詳しい。
どんだけ、知識の幅が広いんですか。
続いて、「宗教の誕生と心の痛み」というタイトルで、
久しぶりに武田先生が講演者です!
全ての宗教の根元はゾロアスター教。
悪魔を想像したのがゾロアスター教で、そこから2元的宗教がベースになった。
仏教も、キリスト教も、イスラム教も、すべて例外ではない。
イスラム教は最後に誕生した宗教で、それまでの宗教の欠点を補完している。
具体的に補完している内容は、
・教祖がいない(ムハンマドは預言者。)
・中間管理職がいない
・神様と自分だけ。神様以外は全て平等。
・生活を肯定する(男女関係OK、商売OK)
・労働が価値であり、労働しない人はお金を取ってはいけない(利子など不労所得はダメ)
これらの特徴を持つ、優れた宗教。
宗教は、人類に暇ができたから開発された。
人間は、暇でなければ悩まない。
つまり、暇だから悩む。
宗教が開発される時代以前は、食べることに精一杯。
お釈迦様は宗教家というよりも哲学者。
生き方を説く。
身体は滅びても、教えは伝道されていく。
「私が死んでも、皆、悲しんではいけない。」
一方で、イエス様は宗教家。
道理を「神」で説明。
極論を言えば、宗教はひとつしか無い。
どれを選んでも、結論は一緒。
日本人は独りでいろんな宗教を信じているが、それがひとつの証拠。
人間の脳が未完成だから、宗教も、戦争も存在する。
2回ほど人類が絶滅すれば、欠点が補完されて平和な人類史がはじまるのでは?
つづいて、北朝鮮のミサイルの話題。
日本の迎撃能力と、北朝鮮ミサイル発射予測について。
軍事は防御の方が何倍もお金が掛かるから不利。
他にも、ミサイル情勢について、メンバーで議論が深まりましたが、
いろいろな立場もある話なので、ここでは割愛。
さて!
ここからが本番?
2次会という名の懇親会です。
行く先は、武田研行きつけの小料理屋さんである「さいとう」さんです。
勝手知ったる店内では、参加メンバーのうち最年少のおいらと、
1歳上の先輩、キックボクシング元世界チャンピオンの佐藤さんが厨房でお手伝い。
上黒川花祭りでも神社と消防団に日本酒を奉納してくださった青森のドン、
情報の会のボスが、5升もの日本酒を提供下さっております。
メンバーのひとり、東海テレビ気象予報士の吉田ジョージさんと酌み交わしていると、
「さかもとくん!大ボス(武田先生)が呼んでるよ!!」
武田先生方向から、伝令の方が飛んできました。
な…なにごと!?
そう思って席の方へ急ぐと…
突然始まった。みんなで大合唱。
「ハッピバースデー ディア けんたろぉ~~」
ふぁ…ファーストネーム!?
この長い付き合いの中で、
武田先生にファーストネームで呼ばれたのはは、初めてかもしれん(汗
こそばゆすぎです。
明日、誕生日です。
しかも!昨年の今頃行われた情報の会で発覚しましたが、
メンバーのひとり、ネイル会社の社長さんも同じ誕生日なのです。
だから、皆さん、誕生日を憶えていて下さいました!!!
ネイルの社長さん、ありがとうございます☆&おめでとうございます!
錚々たる面々に御祝いの御言葉を賜り、恭悦至極。
楽しい時間はあっという間。
いつの間にか、3時間近く経過していました。
このときも、昨年の情報の会in豊根村ツアーが話題になり、
改めて、感動のホタルツアーも話題になりました。
そこで、ジョージさんから動画のリクエスト。
そうだ、テレビ局は動画だ!
幸い、おいらの手元には暗所動画最強カメラ。
今年は、ホタルの動画撮影にもトライしてみようかな。
ジョージさんの全面バックアップで、もしかしたら東海テレビでホタル流れるかも!?
それはもちろん、おいらが良い動画を撮影できればの話ですが。
宿泊して夜更けまで語らいたいところでありますが、
明日は早朝から自宅のお茶摘みが控えているため、
母上と合流し、村への帰路に就きました。