他所の失敗に学ぶ「地方創生のリアル」

地方創生が声高に叫ばれてからしばらく経ち。

東京と地方という図式は「地方創生」という言葉がきっかけで発生したわけではなく、古く昔から言葉を変え、何度も繰り返されてきました。

今に始まったことじゃない。

ブームは時を経て繰り返します。

私の父がトヨタ自動車から転職して豊根村にUターンしてきたばかりの頃執筆した原稿にも、今の時代で言って色あせないような、同じ言葉が並んでいました。

そして、たくさんの試みが試行されてきました。

しかし、解決した!という結論無くずっと繰り返されているのは何故なんだろう?

それは、

数多の事業が生まれては消えて行く中で、その失敗に着目して深く議論が為されていないこと。
それどころか、失敗を失敗と捉えないように「調整」する日本文化に原因が。

と、想像します。

失敗は失敗として認めて、その理由を深く探って次に生かすべきと思いますが、失敗を認めた場合は誰かが「責任」を取る。
責任を取ったら、その案件は終了。
このプロセスによって、失敗を公認することはある種のタブー。報道も同様。

こんなことは、わたくしが言うまでもなく、発言している記事をたまに見かけます。

地方創生に関しても、失敗から学ぶことは多々あると思います。

その中で、参考になる情報を提供されているのが、

■地方創生のリアル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

東洋経済新報社の特集記事。
大変、人気があります。

地方で頑張っている人たちにとって「ああ、確かに。」と、腑に落ちる瞬間が多々あるのではないでしょうか。

記事を読んで、自らを省みて反省することもあります。
いやいや、そうじゃないでしょと思うこともありますが、そのときは自分が自分に洗脳されていると考えて脳みそをフラットにして読み進めることをオススメします。

記事の例では

ただでさえ資源がないのに、毎年やることばかりを増加させたらどうなるでしょうか。一つひとつにかけられる人手も資金も手薄になります。当然、それぞれから得られる成果は乏しくなるわりに、つねに忙しくなってしまい、現場は疲弊していきます。

しかも地域活性化の現場は、本業がある中で、ボランティアとして協力しているヒトがほとんどです。ある一定の量を超えると「これ以上はもうできない」ということで若手がますます離れ、青年部などは解散という地域も少なくありません。中には、地域活性化事業ばかりに付き合いすぎて、本業が傾いてしまった事業者もいます。

■地方は儲からない「イベント地獄」で疲弊する | 地方創生のリアル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

ですとか、

地域でのプロジェクトでも、必ず現れるオジサンの「1種族」が「話聞いてないオジサン」です。何かを始めるときだけではありません。事業がうまくいかなくなったときにも必ず「オレは話を聞いてない」という人が出現します。

しかしながら、地域で新しい事業を立ち上げるときは、ただでさえヒト・モノ・カネが不足しがちです。初期段階で、”聞いてないオジサン”全員に個別対応なんてしていたら、事業の失敗は間違いなしです。

■「オレは話聞いてないぞ!オジサン」の処方箋 | 地方創生のリアル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

ですとか。

また、こちらの記事は国の予算や地方間競争という若干、職業柄的なものがありますが深く考えさせられます。

■地方を滅ぼす「有識者会議」というバクチ予想 | 地方創生のリアル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

地方を盛り上げたいと思っている方々にこそ、読んで参考になる記事群と感じます。

 

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