上黒川花祭り2019前半

午前10時から、上黒川熊野神社にてお正月の例祭が始まりました。
花祭りに先立って行われる神社の例祭では、1年でこの日だけ、花祭りの舞が奉納されます。

二丁鉾の舞と呼ばれますが、神殿で二丁鉾の舞が奉納されるのは上黒川だけ。
花祭りの舞を極めた熟練の先輩方が、非常に難しい1人舞を奉納されます。

11時過ぎに例祭が終わり、そこから社務所にて直会。

これから始まる花祭りに向けて、談義が深まるとともに…
毎年恒例、花祭り保存会メンバーで名古屋在住プロカメラマンの山之内博章さんから皆さんへ、昨年撮影された花祭り写真のプリントが配られます。

腹が満たされたところで、一旦帰宅。

1時間程度、仮眠。

そして午後3時より、湯立て神事スタート!!

八百万の神をお招きし、一晩中続く舞の奉納を楽しんで頂きます。

肌を刺すような冷水から、煮えたぎる湯に変わるため、炎の揺らめきも一層大きく。

しばらくして、湯気が立ち籠めてきました。

その湯が笹の葉へ。

湯立て神事に付随する舞が奉納されます。

湯に通ずる舞であり、この四人舞を舞うのは明朝に湯囃子を舞うメンバー。

舞の1番手と4番手は重要な神事である「しずめの舞」にも携わります。

これにて湯立て神事が終わり、和やかな雰囲気となった空間では、ひとりひとりに湯飲みが配布されます。
氏子はもちろん、遠方からいらっしゃったお客さんにも、空間を共有するひとりひとりに。
そこに酒が注がれ。

氏子総代長から花祭り保存会長へも杯が。
なんという、笑顔でしょう。

そして、氏子総代長のご挨拶の後、皆揃って献杯!

午後5時近くなり、花祭りが始まりました。
まずは、撥の舞。

唯一、太鼓の音色無く、笛と歌ぐらのみの舞式。

太鼓がたたけて歌ぐらを歌うことができるひとでないと、リズムを取ることができません。
めっちゃくちゃ、難しい舞。

続いて、地固めの舞。扇の手。

初めて2人舞に挑戦するふたり。
最初はおぼつかない相手舞だったけれど、短期間の練習ながら、しっかり仕上げてきました。

地固めの舞。剣の手に移る前に、上黒川花祭りでは「しずめさま」に。

上黒川花祭りではほとんどの舞が世襲制はら外れておりますが、堅実に世襲制が残る舞。
彼らも、ひとりで何役もこなします。

一方、時刻は午後七時となり…

消防団の花夜警がスタートします。

訓練服に着替え、社務所にて夜警を始めます。
新年会を兼ねて、皆で食事をしながら、舞庭を行ったり来たりして警備します。

祭りといえば喧嘩。

かつては多々発生していたそうですが、今のご時世において花祭りで喧嘩を見ることはほとんどありません。
それでも、警戒は緩めませんが!

我が家は、ばあばが売店に入りっぱなしのため、妻が子どもたち3人の面倒を見るのは至難の業。
よって、次男君を…

花夜警の若人にみてもらったり(笑)

花祭りの次第は花の舞へ。

消防団業務と並行して、我々お父さんたちは子どもたちの舞で太鼓を叩きます。
もちろん、訓練服の上に白衣をまとって。

花の舞の間には、「宝の舞」が差し込まれます。

願花という地区もありますが、奉納された「宝」を手に持って舞う、奉納舞です。
花の舞は21時頃から午前0時近くに至ります。

そんな深夜にもかかわらず、まだ保育園児の子どもたちが花祭りデビュー!!

花の舞(舞上げ)です。
保護者はもちろん、お母さんたちも花祭り経験者。

お母さんたちも、白衣を着て子どもたちの後ろに立ち、舞の助言をしながら見守ります。

堂々とした視線。
将来有望!!!

代々、受け継がれていきます。

あ、こっちはうちの長男。

長男が舞っている間、お父さんが太鼓を叩きます。
よって写真は御座いませんが、しっかり舞えました。

さすが、本番に強い男。

さて、ここでお父さんは山見鬼の準備に入ります。
山見鬼を始めてから消防団夜警業務の終了に立ち会ったことがありませんが…

午前0時を迎えて、夜警業務は終了。

訓練服を脱いで、そのまま鬼の衣装に着替えます。

そのころ、舞庭では…
花祭りの歴史を覆す出来事が!!!

先輩に頼んで写真を撮ってきてもらいました。

なんと!!!

あの激しい「いちの舞」に、初めて女性が!!!

練習の時、いちの舞を舞う人がおらず、困っていたところ…
厳しい眼差しの重鎮から提案。それだけに、皆が驚きました。

伝統とは、時代を反映して変わっていくもの。
少なくとも、私はそう思っており、とても嬉しく思いました。

幼い頃から花祭りが大好きで、とても舞が上手な彼女だからこそ、突破口を開けたのではないでしょうか。

いちの舞は、1人舞で両手に榊の枝葉を持ち、一通り舞った後、その手に持った榊の枝葉で観客を打ち払い清めるもの。

会場には待ち構える男たち!?

この目で見て見たかった…と、鬼の衣装を身にまといながら衣装部屋で悔し涙(?)を流すのでした。

続きは翌日の記事へ!

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