村出身親戚の子が名古屋でグループ展→武田先生の情報の会3月期

名古屋を巡るには、これ。

ばあばと長男は名古屋の伯母と共に岐阜市へ向かう。
一方、私は一社駅で別れて、ドニチエコきっぷを手に入れてナゴヤドーム前矢田駅へ。

イオンモールでドアラ!!

それは、たまたま。
目的地は東区の市民ギャラリーです。

そこで…!!

職場の先輩の娘さん@豊根村出身が、大学の友人たちと結成したグループ展示を実施中!
妻に代わって、馳せ参じます。

彼女は、我々の結婚式@豊根村の際に、巫女さんの衣装を着てもらい、三三九度を手伝ってもらった親戚でもあり。
あれから10年経って、妻と同じイラストレーションを学ぶ学生さんになりました。

展示された絵画を鑑賞し、ブルーを基調とし、その背景にある絵の具のうねりに登場人物の気持ちが表されている雰囲気。

先週はフェルメール展。
2周連続の絵画鑑賞という、私にとっては希な状況でありますが、いずれもブルーがキーとなる。
全く違ったテイストが重なり合ったグループ展で、頭の中のスイッチがカチカチと入れ替わります。

楽しませて頂き、また受付にいた仲間たちと談笑し、来て良かったです。

帰りの道すがら、地下鉄駅構内には中日ドラゴンズの選手陣が大きなパネルになって紹介されていました。

ここに、高校時代のクラスメイトの姿も!
現役で頑張っている姿を見て、自分も奮い立ちます。

その足で栄駅へ。

子どもたちのお土産に…と、古本屋さんで絵本あさりをしました。

絵本って、案外高いんです。
でも、時代で劣化するような書籍ではないので、古本屋さんで絵本を探すのも楽しいもの。
うちの子どもたちの「流行」を頭に思い描きながら、何冊か手に取って眺める。

これだ!と思うものをレジに持って行きつつ、最近、自分の中で流行している椎名誠さんの書籍も一緒に携えて。

絵本選びをしていたら、すっかり時間が過ぎていき。
急いで鶴舞まで移動。

賑やかな鶴舞公園はお花見の時期でしょうか。

横を素通りして、中部大学のサテライトキャンパスへ。

本日は、情報の会。

20名強の出席者で、過去最高人数は会議室にギュウギュウ。

冒頭の皮切りは、いつも会場を暖めて下さるキックボクシング元世界チャンピオン佐藤嘉洋さん。
今年末の12月28日に名古屋へK-1を誘致に成功!!
行ってみたいーー!けれど、消防団年末夜警で難しいかな。

辞書の旅披露のスタート。
本日のフレーズは、

「悔しい」と「健康」。

後者について、考え方に偏りがなく、健全であること。@明鏡国語辞典
日常の社会生活や積極的な行動に耐えうるかどうかという点から見た肉体的・精神的な状態。@新明解国語辞典

積極的な行動がなければ、健康ではない??

続いて、化石マスターの経営者さん。
今回が発表2回目。

街中を散策していて見つけられる化石のお話。

ピエトラセレーナ(穏やかな・石)。
イタリアフィレンツェ近郊で採れる石材。

■ピエトラセレーナ | 大理石 ミカゲ石 総合建築石材業 関ヶ原石材株式会社

アップルストア銀座店の床材で使用。
コンクリートと全く違う質感。高級。スティーブ・ジョブズのこだわりにも。
名古屋店にもあったが、改装によって無くなってしまった。

プレゼンターさんは、空間認知能力が、化石に興味を持っている理由。

ジュラストーン。
建材として使われていて、建築物に化石を見ることが出来る。
例)銀座三越

壁面は2次元で見える化石。
複数の化石の切断断面から立体を想像する。

プレゼンターが街中で見つけた建材中の化石写真を披露。

スーツ姿のビジネスマンがメジャーを取りだして壁に当てている滑稽な風景。

「今度、情報の会で「情報の貝」をやりませんか?」

街歩きをしながら、待ちの建物に眠る化石を探す会。

面白そう!

 

2人目プレゼンターは武田先生。

宇宙で発生した生物のお母さんは誰なのか?

アミノ酸に雷が落ちてカルボン酸とアミン、DNAに。
命の歴史。

古事記は生物学をよく知らなければ書くことができない作品。
イザナギとイザナミがアマテラスオオミカミを産んだときの流れなどもそう。

男系男子相続の天皇制についても。

古事記は国民を神様と繋げようとした。
女性上位とするために、アマテラスが姉で、スサノオが弟。
さらに、スサノオは暴れ者。

世界中を見ても、古き時代には見られなかった姿。
主権在民という状態。

日本において領民は城主の「所有物」ではない。

天皇の権威に国民がついている。
よって、城主の所有物ではなく、城主が戦に敗れたとしても、
その城の元で暮らしていた国民が皆殺しにされはしなかった。

海外では、戦に負けると領主領民、いずれも皆殺しや奴隷に。

単細胞生物から、多細胞生物へ。
なにかあれば集団になって活動する。

ひとつひとつの細胞からは全体(多細胞状態)を把握していない。
細胞を1匹、1体の生物に例えると、イワシの回遊やヌーの大群など。

一方で、集団は個々に大きく影響する。

集団の統率を取るための、個々の犠牲や行動は管制される。

歴史的には単細胞生物から多細胞生物へ。
現在は、多細胞生物から集団的生物への過渡期ではないのか?
という、武田先生の仮説。

パレートの法則(2:6:2)の法則における正規分布。
横軸の左側を善人(できる人)とし、右側を悪人(できない人)とすると、
右側を修正するのではなく、左側、すなわち善人を伸ばすことで悪人が減る。
表彰制度というのも、善人を増やす一つの手段。

子どもの教育についても、得意なことをより得意にすると、苦手な分野も減ってくる。

遺伝子は38億年。→他人のため、村のため
脳は50年。→自分のため、個人主義

遺伝子が同じ生物(ありやはちなど)同士は、片方が自分を守るために殺されても、痛くもかゆくもないが、
我々のように個体同士の遺伝子が異なると、心情に訴える?

聴衆から
日本では「母屋」「母艦」「母校」「母なる大地」など、
身を寄せる主たるものに女性を意識した一方で、西欧においては女性の人権がなかった。
ドイツの方談。
清少納言が活躍していた頃に、西欧では女性の作品は無名であった。

日本の方が女性の地位が高かったのに、女性活動家が一度西欧における女性の地位まで落としてから活動を始めた。
夫婦別姓というシステムも、生まれた子どもで男子だけを夫と同じ名字に入れるためのシステムであった。

まだ時間があるので、武田先生からプレゼンテーション2回目。
「科学と時事問題」
まずは、著作権、コピペ問題。

資本主義が出現する前は、人が言ったり書いたものというのは共有物であった。
例)お釈迦様、イエスキリストのおっしゃったこと。

著作権を有するもの
「思想または感情に基づく創作物であって、表現されたもの」
という定義を元にすると、
研究論文や新聞紙面には著作権は存在しない?

科学において、科学者は常に自分は間違っていると思って研究している。
今日の連続性から未来を見た姿と、現実は良い意味で変わることもある。
例)超伝導現象を発見したときの状況

著作権があるから、くだらない歌が多すぎる。

その後、参加者から質疑の嵐にも、見事に答え抜く武田先生でした。

場所を夕食会会場に移して!

講義の延長線が続きます。

今回、名大病院精神科医の若手先生が初参加。
年も近く、席も近かったので談笑しながら豊根村のご紹介をしたところ…

「とよね…とよね…あ!ちょっと待って下さいよ!」

スマホを操作され、出てきた画面。

「このアカウントを御存知ですか??」

目に飛び込んできたアカウントの名前は…

とよね暮らし

おおおーー!
Tさんのアカウントだ。
更に続く、「坂口農園」の文字。

なんと、狩猟免許を持つ精神科医。

まさか、そこに繋がってくるとは。
世間は狭いですねぇ~と、大いに盛り上がりました。

先生は大変面白いブログを運営されておりますので、是非ご覧下さい!
■ハンドク(精神科医兼猟師のブログ)

そして!

名古屋大学教員になった後輩君がノートPCを開いてビールを片手に振動する化学反応動画を見せながらキックボクシング元世界チャンピオン(4階級制覇)に解説するという、類を見ない状況が心をくすぐりました。

ここでプレゼンテーションされたのが、BZ反応について。

■ベロウソフ・ジャボチンスキー反応 – Wikipedia

無機物がまるで生物を見ているかのような反応を示し、自己組織化について分かりやすく解説されます。

自己組織化。
シマウマの縞は、何故縞々?

武田研(@中部大学)の後輩さんも、今回初参加!

同窓生が3人となり、同窓会気分ひとしお。

お店を出るとき、通行人から

「あ!武田先生だ!!写真一緒に撮ってもらえますか??」

黒山の人だかり、いつもの光景が繰り広げられていました。

ここから、タクシーに分乗して武田先生のお宅へ向かいます。

タクシーに乗車したところ、運転手さんから、

「え?錦じゃないんですか?錦に4台って聞いていますよ??」

あれ??
情報伝達ミス発生??

ちょっと機嫌が悪くなってきた運転手さん。
我々も、おかしいなぁ先生のお宅にって言っていたはずが…

次の瞬間、運転手さんが、

「あ、先生だ。」

武田先生が前のタクシーに乗車する姿を目撃。

そして、運転手さん豹変。

「先生のお宅ですね!了解しました!」

恐るべし。武田パワー。

御自宅に到着し十数名がワインを飲みながら談笑。
山積みになった武田先生の書籍。

傍らで、イタリアやイギリスの歴史、世界史談義に花開きます。
このために、書籍で世界史を少しずつ学んでいます。

マレーナ
モニカベルッチ
ニューシネマパラダイス
ホンヌフの恋人

映画の世界!
こっちは未知だった!!

取り敢えずメモだけ取って、また調べます。

色とりどりのワインが出てきたわけですが、今回、ドイツから参加された方がいらっしゃり。
なーんと!!

ドイツ直輸入ワイン。

高級なドイツワインというのは、こんな形をしているそうです。
知らなかった。

また、青森県からいらっしゃっていた経営者の方は、私が懇意にしている青森県鰺ヶ沢町の方と仲良し!
興奮隠しきれず、ふたりではしゃいでいたところ、武田先生が突然携帯電話を取りだし。

鰺ヶ沢町の方へ電話。

思わずして、数年ぶりになる会話を楽しみました。

鰺ヶ沢町の方は、突然の先生からの着信に驚いたこと間違いありません。

格闘家、経営者、温泉研究家、医師、大学教員、歯医者さん、まくら屋さん、など書き切れないほど様々な職業に就かれている方々が、芋づる式な御縁によって情報交換。

もちろん、初参加の方への豊根村紹介は欠かせません(笑)
豊根村のパンフレットを片手に、豊根村の宣伝活動は水面下で続きます。

どこでどう、縁が繋がっていくかわからないものです。

夜は更けゆきました。

んで、私は中座させて頂き、豊根村への帰路へ。
午前0時、無事帰着。

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