消防団緊急招集発令

天気良く晴れ渡った朝、
今日スキー場に行ったら景色も良かっただろうなぁ~

そして暖かかったに違いなし!
でも、今日はやることがいろいろあるので。

思いを馳せながら、今日のタスクリストを作っていたところ…!!
そのタスクリストが無に帰するような事案が発生。

村内一斉の同報無線から受信音が。

放送から流れ始めた音声が告げたのは…

「豊根村消防団、出動!!」

急いで消防服に着替えて出動体制を整え、
消防詰所へ走ります。

ポンプ積載車のエンジンをかけてハンディ無線機を積み込み、
出発の準備は完了。
今回の招集は、火災発生ではありません。

行方不明者の捜索です。

村の総面積155.91k㎡です。
名古屋市の面積が326.4 km²なので、その約半分。

広大な面積を捜索するため、組織力が物を言います。
名古屋市の消防団と比べれば、数百分の1の人数でしょうけど。

警察や周辺自治体からの要請に基づき、
豊根村消防団も、捜索活動に加わります。

団員が揃い始め、部長さんも詰所にいらっしゃいました。
その手には…
朝ご飯をまだ食べていない人のため、コーヒーとパンがたくさん。

なんという心遣い、有り難う御座います。

村内全団員の集合場所に指定された役場の駐車場へ、
ポンプ積載車複数台に分乗して出発。

到着してしばらくすると、本団の方々が手に手に図面を持ち、
各部長に指示を出され、部長さんから我々へ具体的行動指示。

各ポンプ積載車ごとに探索ルートが決められ、
リーダーと運転手が確定し、捜索に着手。

週末の雪により、積雪がある道路も多く。
主要幹線道路以外を探すことになるので、
必然的に、道路は真っ白です。

私たちの第1部第2班は、まず、
上黒川宇連地区と下黒川牧野地区の間の区間を
両端から攻めていきます。

道路認定は林道になっている区間ですが、
生活道路でもあり、通行した可能性はゼロではありません。

事前情報にあった車種やナンバーに基づき、
それに適する車両が道路から転落していないか…など、
またガードレールや路側に異変はないか…など。

周辺を見渡しながらゆっくり進んでは、
異変らしき場所があると、停車して下車し、確認して歩きます。

林道から枝分かれする支線にも目を配らせて、
車が進入した跡はないか…確認します。

ちなみに、積載車を運転してくれているのは、
車の状況を五感で緻密に感じ取る能力に優れたプロドライバーの後輩君。
身体能力も優れ、路面の状況に的確に反応。

まず、スリップすること自体が少ないんですが、
滑ったとしても、リカバーが素早いです。

我々も、安心して車窓から周辺探索が可能。

この路線では発見できず、無線で部長さんへ連絡。
部長さんから、本部へ報告が上がります。

第1段捜索では異常は無く、
一度、坂宇場に全団員が集合し、本団で再度作戦会議。
先ほどよりも、通行可能性は低いけれど、ゼロではない。

再度設定されたルートへ。

今度は、林道新井峠線。
先ほどよりも、更に積雪条件は厳しい林道です。

第2弾捜索でも異常は無く。

遠くは、新豊根ダム方面まで向かった班も。
すなわち、村内全区域を縦横無尽に複数班で駆け巡ったわけです。

新たな進展が無くて残念ではありましたが、
経験として、大変勉強になった1日でした。

日が暮れる前に解散となり、
詰め所に戻ってカップラーメンなど食べながら、
ようやく食事にありつけました。

おなかぺこぺこ。

反省会兼打合せ、慰労会を兼ねて、
22時頃の帰宅。

思わずして村のほとんどの若者たちの1日の予定が切り替わったわけですが、
これも、地域に貢献する若者の宿命いや、使命。

地域おこし協力隊や外部人材の活用など、
地域活性化のための取り組みが賑やかになってきましたが、

こうした長年にわたる地道な「地元の」若者の取り組みも、
多くの人の知るところとなれば良いのに…と、ふと思いました。

“消防団緊急招集発令” への2件の返信

  1. 豊根の行き帰り、谷底を見ながら走っています。
    一体、どこへ行かれたんでしょうか?
    同時期、新城でも自転車の男性が行方不明になりましたが、1日後、無事発見されました。
    昨年冬には設楽町の田峯で、男性が行方不明になっています。
    そんなとき、いちばん頼りにされるのが消防団員。
    機会を見つけて、活動ぶりを取り上げたいと思います。
    よろしくお願いいたします。

    • >山のしんぶんやさま
      チョウザメ取材、お疲れ様でした!
      ビッグウェーブのお話しは、もうちょっと「確か」になってからコソッとお伝えしますね☆私事ですが(笑)

      行方不明の方、本日消防団連絡網で発見の連絡がありました。
      残念な状態でしたが…。

      なんでも機械でこなせてしまうこのご時世ですが、
      こういった山深い地域だと、最後に物を言うのは人の手、組織力ですね!
      取り上げて頂けるような機会がまたあれば、連絡致します!
      まあでも、非常時のための組織なので、なかなかそうもいかない難しさはありますが(汗

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