かねてから、内部を見学したいという声があがっていた、
現在、掘削工事中の国道151号新太和金トンネル。

ついに、この日がやってきました☆

村民向け、新太和金トンネル工事現場見学会!!

村内の同報無線で村民の方の参加希望者を募ったところ、
40名強の申込がありました!

割合にして、村民の3%であります。

2歳から80歳代後半に至るまで、幅広い年齢層の方が御参加。
特に、トンネルが位置する上黒川区の方がたくさんいらっしゃいました☆

副村長さん、課長さんと共に、私は先に現場入り。

申込名簿と照合しながら、着々と到着される皆さんをお待ちします。
駐車スペースに気を使って、徒歩で来て下さる方多数。

役場出発のバスが到着したところで、全員揃いました。

まずは、現場事務所にて、工事概要の説明から。

司会進行役を仰せつかり、
まずは副村長さん、愛知県新城設楽建設事務所の課長さんにご挨拶頂き、
現場責任者の所長さんから詳しいご説明を。

現在の工事進捗状況や本工事で採用されているNATM(ナトム)工法の概略について。

新太和金トンネルの大きさを、
現道トンネルや新東名のトンネルと大きさ比較したスライドが興味深い!

また、工事で使用される特殊工事車両の説明。

説明を聞きながら、トンネルの中で実物を確認するのが楽しみです。

さあ!
ヘルメットを着用して、いざトンネル内へ!

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トンネル入口の頂点部分に飾られている「化粧木」について解説。

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化粧木、こちらです。

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伊勢神宮本殿の屋根の飾り木を模倣して作られており、
山の神様への敬意を表している、化粧木。

山の神様は、女性神。

化粧木の右側は木の根元部分に近く、左側より少し太くなっており、
天照皇大御神が祀られているそうです。

また、反対側の左側は神武天皇の父、ウガヤフキアエズの命(みこと)が祀られています。

坑内へ入ると巨大な20トンダンプが!

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タイヤのサイズからして、巨大です。

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ばあばに連れてきてもらった息子、
タイヤサイズ比較用に(笑)

巨大タイヤの隣にある小さなタイヤが旋回時に降りてきて、
後輪を持ち上げつつ、くるっとその場で旋回するという!

巨体ダンプでも、坑内で向きが変えられる、面白い仕組みです。

入口から中央付近までは、既にコンクリート覆工が完了しており、
これからコンクリート覆工打設する部分には、白いシートが張り巡らされています。

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この白いシートは防水用シート。

なんだか、秘密基地みたい。

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見渡す限りの防水シートで、不思議な感覚、圧巻です。

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続いて現れたのが、巨大ホイールローダー!!

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タイヤホイールに、息子の半身が突っ込めてしまうくらい、巨大です。
そして、巨大バケット!

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子どもたちがスッポリと。

入口から終点にさしかかるにつれて、
トンネル壁面は地山吹き付け状態になっていきます。

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さあ、奥の方に見えてきましたーー!

終点、まさに現在、掘り進められている断面、「切羽(きりは)」です。

豊根村消防団の先輩も、切羽を激写されております。

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これが、切羽!!!

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壁面は円弧状の鉄鋼部材で補強される「支保工」が施され、
そこに地山へのコンクリート吹き付け、ロックボルトという、棒状の部材が
地山補強のために、アンカー的役割で地山に差し込まれます。
(写真の四角い点々部分)

安全のため、切羽はコンクリートで吹き付けられています。
切羽の向こう側、トンネル貫通まであと70メートル程度。

貫通すると、向こう側には東栄町の景色が広がる。

全長685メートルなので、ここまで600メートルの道のりでした。

せっかくなので…皆さんで集合写真☆

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暗いトンネル内ですが、世界最高感度ミラーレスカメラα7Sの能力を抜群に発揮。

折り返しで、復路。
往復で1.2kmですが、見応えがあるので、あっという間!

入口から説明をスタートすると、工程の逆順をたどることができ、
すなわち、掘削面から入口に向けての帰路が、工程順をそのまま現していることになります。

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コンクリート吹付ゾーンから防水シートゾーンに移るところは、
SF映画に出てきそうな、秘密基地さながらです。

防水シートゾーンを抜けると、コンクリート覆工ゾーン。

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これは開通時の壁面と同じ。

トンネルから出ると、日差しがめっちゃくちゃ眩しい!
真っ青な青空の下、記念撮影しました。

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再び事務所に戻り、動画スペシャル!!

切羽に穴を開けて、そこにダイナマイトを差し込んで…
動画で見ていると、ドキドキします。

合図があって、発破!!!

まさか、発破の瞬間の動画まで見せて下さるとは。

砂煙が一気に吹き出し、岩盤が崩れる!

「おおおぉ~~!すごい!」

会場から声が上がります。

また、先ほど坑内で見た20トンダンプが旋回する様子も、
動画で見ると…省スペースで旋回する方法を、よく考えたもんだなぁ~と、感じます。

解説の最中、ずーっと気になっていた机上の物体。
トンネルと地山を模した手作り工作物。

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紙で作られたトンネル壁面に、銀色に光るナット粒の重みが地山重量。

右側が、ロックボルト無し、左がロックボルト有り。

すなわち、ロックボルトがあるのとないので、
地山補強度が異なることを体験可能!

緑色の棒状のモノが、ロックボルトを模式的に示しており、
これがあることで、ナット粒、すなわち地山の土の動きが抑制されます。
地山を安定させる仕組み。

ボードを立てると、ボロボロボロ~っと、右側の紙トンネルは崩れました。

見学会のため、事前に数多くの準備を整えて下さり、
愛知県建設部の新城設楽建設事務所設楽支所の方々、
名工・鈴中・熊谷特定建設工事共同企業体の方々に感謝!!!

予定では7月終わり頃には貫通できるのではないかということで、

トンネル内舗装や照明等の設備工事がありますので、
開通はまだ先で、28年度中を目指して。

よろしくお願いいたします。

参加者の皆様をお見送りし、無事に見学会終了致しました。
記念に、トンネルの掘削石をお持ち帰られる方多数(笑)

伺った話では、トンネル掘削から出た石は、

安産のお守りになるらしい!!!

山の神様は、女性神です。

ホッと胸をなで下ろし、帰宅後はポップコーントウモロコシが
風で倒れないように、母上と農作業を進めました。

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