豊根小中学校でドローンによる航空写真&レーザー測量

自分が受け持っている現場のひとつで、
最新技術を駆使した測量が実施されます!!

ちまたで話題のドローンを使った、航空測量です。

まだまだ測量に用いられた実績は少ないため、
今回は機材テストも兼ねたデモンストレーションです☆

豊根小中学校&保育園も、協力して下さいました。

ドローンとは通称で、正式には(Unmanned aerial vehicle, UAV)と、呼ばれます。

UAVを用いた測量は、今年の3月に国土地理院で
公共測量ガイドラインが制定されたばかり。

UAVによる公共測量|国土地理院

今まさに、ホットな最新デバイスです。

今回の測量作業で使用した機器は、
空を飛びながら現況を観測するUAV (ドローン)が3種類。

1つは高画素デジタルカメラを搭載していて、
上空からの写真を連続で撮影します。

DSC02309

2つめは、3Dレーザースキャニングを搭載し、地上をレーザーで測量。

DSC02417

3つめは4K動画が撮影可能なカメラを搭載した小型ドローン。

DSC02430

こちらは、無線通信により操作端末にくっつけられたiPadへリアルタイム映像伝送。

DSC02432

同じ操作端末を2人が1台ずつ持ち、
ひとりは機体を操作する係、もうひとりはカメラの向きを操作する係。

これ、欲しい!!!

また、ドローンだけではなく、地上測量で利用する最新デバイスも登場!

地上に設置した3Dレーザースキャニング。
実は、これが一番高価。

DSC02424

そして最後に、およそ10秒で世界測地系の座標を算出する
GNSS測量機(衛星測位システム)。

DSC02434

従来の観測方法とは全く異なった仕組みで測量を行う、
普段ではなかなか触れる機会のない最先端の測量機器が並んでいます。

測量面積は約3ヘクタールで、1飛行あたり10分程度。
それを8回ほど繰り返しました。
飛行高さは100m~75mほどです。

DSC02337

拡大すると、こんなふう。

DSC02336

夏休み期間中の豊根小中学校ですが、児童クラブや部活などで、
教室には子どもたちの姿があります。

事前に教育委員会を通じて学校と相談させて頂き、
安全確保のため、測量時間帯は屋外に出ないようにお願いしました。

でも、ひさしがあれば大丈夫!

ブゥ~~~ンと、まるで草刈り機をフル回転させているかのような音を立てるドローン。
その音を聞きつけて、みんな屋根の下から…

「うおおおーー!飛んでる!!飛んでる!!あれっ?空で止まった!!」
と、大はしゃぎ。

DSC02341

まるで生き物のような挙動、意識をもっていそうな奇妙な動きをするドローン。
眺めております。

ドローン…もとい、UAVは、飛び立つときと着陸の時はリモコンを使った任意操作が入りますが、測量中は上空で一定の高さの範囲を、事前に設定された座標通りに動きます。

今回は測量範囲上空をジグザグに、全ての面を捉えるようにプログラムされており、
自律飛行による自動制御で自らの場所をGPSで確認しながら動き回っています。

1度目の飛行を終えて、着陸。

DSC02349

着陸したところで…

先生の許可を頂いて、子どもたちに向けて、公開ドローン講座!!

DSC02357

皆、興味津々で、猛ダッシュで近づき。
危うし、ドローン(笑)

小学生には、測量という説明をしてもちょっと難しかったかも知れませんが、
ちまたで話題のドローンというものを初めて見た子(先生方も)がほとんどで、
ドローンとはなんぞや?というのを自分の目で見て楽しんでいました。

DSC02369

今回、これらの高級機材群をデモンストレーションしてくださったのは、
豊橋にある建設コンサルタントの株式会社あづま様。

最新測量機器を惜しみなく、無償でデモンストレーションしてくださいました。

部活を終えた中学生。

DSC02401

中学生は技術者の話を聞いて理解できるようで、

「どうやって操縦するんですかー?」

という質問に対して、技術者が

「これは飛び立ってからは、
全部自律制御で自動で動くんだよ。ロボットみたいなものだよ。」

と聞いて、ロボット!?と、一般的なロボットのイメージを覆されたのか、驚いていました。

そこから、GPSを使った自動航行方法や姿勢制御の方法を解説され、
デジタルカメラで連続撮影した地上の写真を1枚の大きな写真に重ね合わせる方法。
ドローンの正式名称はUAVというんだよといった基礎的なことまで。

小中学校の勉強で測量という分野を知る機会は、ほとんどありませんが、
地理を知る上や、自分たちが住んでいる場所を知る手段として大切な知識です。
今回は、測量技術者に触れたというのも良かったかなと思っております。

株式会社あづまの方も、最新鋭の測量技術を子どもたちに見てもらって、
自分たちの技術を通じて、未来の世代に測量の世界を知ってもらえて良かった。
と、おっしゃっておりました☆

すると!!!

たまたまですが、妻と娘が通りがかった(笑)

DSC02418

息子の保護者面談で来校。
一応、仕事しているところをピーアールするお父さんです。

とにかく、地形をほぼ自動で測量できるというのが画期的。

レーザースキャニングするポイント数は今回の面積で50億点とのこと!
通常の人力測量は1回レーザー飛ばして1点なので、恐ろしい数です。

レーザーでスキャンする場合は、障害になる山の木々をある程度透過できるらしく、
山の中でも、地上の形状がスキャンできるという優れものです。

少子化や、測量技術の担い手不足の解決策とも感じますし、
公共事業における作業効率を向上させる可能性を秘めています。

なにより3次元の立体データをパソコンで開くとパソコンの中に
まるでジオラマが現れたかのように、どの角度からでも現場を見ることが可能ですし、
拡大や縮小はもちろん、
マウスを使って測量したい場所を指定するだけで、距離や確度を出すことができます。
そのまま、断面図を自動作成することもできるそうで、恐ろしく革新的な技術です。

まさに、「現場が手元にある状態」と言っても過言ではありません。
私たち、公共工事を計画する立場としても、非常に有用です。

これらの技術はまだ、国交省や国土地理院で利用され始めている程度と聞き、
愛知県や県内市町村では、あまり例を聞いたことがありません。

特に災害時において、危険性が高く人が足を踏み入れることが困難な災害現場を
上空から測量して災害現場の地形を瞬時に把握することに期待されています。

株式会社あづま様も、まだ技術を取り入れたばかりだそうで、
この規模で実施するのは初めてだそうです。それくらい、最先端です。

貴重な経験、体験有り難う御座いました!!

あまり固有名詞を取り上げることが無いこのブログですが、
このお礼は…及ばずながら、このブログで社名を宣伝させて頂きます☆

株式会社あづま

成果品となる3Dモデルや空撮動画、いずれ頂けるとのことで楽しみにしております。

さあ、今週はデスクを留守にしすぎた。
ツケがいっぱい、溜まっております。

ストレスも、だいぶ溜まってきました。

早く片付けて、ストレス解消し、週末を迎えるべし!!

一通り、急ぎのものを処理完了し、職場を出る!
今夜は、保育園の夕涼み会です。

既に妻子は保育園に到着とのこと、息子は卒園生として参加し、
娘はいずれお世話になる場所です。

遅くなってしまいましたが、盆踊りに間に合った!

娘を抱っこしていたら、音頭に合わせて娘も首をフリフリ(笑)
そして!

スギちゃんとオードリーが豊根村に来て作ってくれた盆オードリーも、
子どもたちは完璧に踊りこなしております。

明日は、上黒川下黒川合同納涼祭。
我々も、練習になりました(笑)

懐かしい面々にも出会うことができ!

フィナーレの花火まで楽しみました。

“豊根小中学校でドローンによる航空写真&レーザー測量” への3件の返信

  1. ピンバック: 用地・測量の知識が足りなさすぎて勉強中 | kenta's page ~未知は近きにあり~

  2. ピンバック: ドローン飛翔2回目は完成型で | kenta's page ~未知は近きにあり~

  3. ピンバック: ApeoGiken OfficialBlog | 月刊測量投稿♪ …社長奮戦記(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*