今日は一日、溶接技能の実習でした☆
溶接とは何か…まあ、イメージを知っているヒトは多いと思いますが、
やったことある人はそれほどいないのでは!?
ということで、どんな技能なのか…
溶接(ようせつ)とは、2つ以上の部材を溶融・一体化させる作業である。接着とはまったく異なる。接合箇所が連続性を持つように、部材を加熱したり圧力を加え接合部を融合させる。かつては鎔接や熔接の文字が利用されていたが、「鎔」「熔」ともに当用漢字に入れられなかったため、同音の「溶」で代用表記されることになった。
溶接は4500年前の青銅器から既に見出されている。弥生時代の銅鐸からも溶接の跡が発見されている。現代では、自動車産業などの巨大産業に関わることから、最先端技術が投入され、レーザー溶接や摩擦攪拌接合といった新しい溶接方法が研究開発され新技術が次々に開発されている。また、高性能なロボットが大量に使われるなど大規模な設備投資が行われる分野でもある。
From 溶接 – Wikipedia
ちなみに、我々が行ったのは「アーク溶接 – Wikipedia 」でっす。
電気の放電現象(アーク放電)を利用し、同じ金属同士をつなぎ合わせる溶接法で、母材と電極(溶接棒、溶接ワイヤ、TIGトーチなど)の間に発生させたアークによってもたらされる高熱で母材および溶加材(溶接ワイヤ、溶接棒)を溶融させて分子原子レベルで融合一体化する接合法です。
めちゃ楽しみでした☆
というのも…。
亡き父がトヨタ自動車に在籍していた若い頃、
技能五輪の溶接カテゴリに出場すべく溶接を極めていたそうなんです!
そして、我が実家で焼き肉をやったことのある人は見たことあると思いますが…。
あの焼き肉台。
父の溶接技術によって作られたお手製なんです!!
生まれて初めての溶接、まじ、張り切っちゃいます。
そして、今日の技能講習を受けて検定に合格すれば
溶接の社内資格ゲット!
対象とする部材と溶接棒の間で適切な距離を保ちつつ、
火花散らして部材を熔解させつつ溶接棒も熔解させてつなげるんですが…。
目的の場所に持って行くこと&一定速度で維持することが
難しいっ!!!
特に、溶接するに当たって上の写真のような遮光面をつけますが、
さすがにめっちゃ強い光を遮光するだけあって…。
通常状態では…
何も見えない。
全くの勘に頼って最初はアークを発生させてました。
同じ組の友人は、部材をはみ出て、机を溶接していました…。
ホント、それくらい何も見えないんですよ!
ただ、慣れてくると、予め発生させたアークの光を頼りに、
部材の位置をだいたいで把握して溶接できるようになってきます。
このアークの発生方法ってのも…。
机にマイナス極、溶接棒をプラス極として
雷のような放電現象を起こし…すなわちこれがアークなんですが、
放電しているわけだから感電の危険性大!!!
溶接棒と机を人間が直接触ろうモノなら、感電です。
つーか、火花飛び散りまくり!!!
ま、でも、花火を見ているみたいで綺麗なんですけどね(コラ
とにかく、一日がかりで溶接作業を終え、検定も無事合格!
納得のいく仕上がりでした☆
父が手を添えてくれていたのかなっ!?(フフ