組の新年会

毎年恒例、集落の新年会がありました。
我らの集落は十数戸あり、そこから一家の代表者が集まり、
花祭り運営の役職など、種々の決め事を決めた後、宴になります

今年の宴の一番の話題は「害獣」について。
このところ、山に住む野生動物が里まで下りてきて
丹精込めて作った作物が食い荒らされてしまう被害が急増中。

ホント、家の目の前までサルや鹿が降りてくるんですよ。

そこで、こういった取り組みもなされているようです。

くくりわなを使用した捕獲による獣害対策[PDF]

豊根村ではニホンジカ(以下「シカ」という。)等による農作物の被害を受けていたが、 農業者の有害獣対策は、防護柵等でしか対応できないのが実情であった。そこで、新城設 楽農林水産事務所農業改良普及課(以下「農業改良普及課」という。)は、有害獣の「捕 獲」を手段とする農作物被害の軽減対策を進めることとし、豊根村と連携して、猟師をリ ダーとした獣害対策組織を作った。また、村内を有害鳥獣被害防止特区の区域とし、農 家でも捕獲に参加・協力できるシステムづくりを行った。

猟師さんもいらっしゃるので、生の声を聞くことが出来ました。

猟師さん曰く、

村内の鹿の頭数は、村民の数より多いんじゃないか??
恐らく、2000頭くらいはおるで。

また、鶏を飼っている人の被害の話も。

飼っている鶏が、日に日に一匹ずつ減っていくという…。
これは、イタチなどによる被害らしいですが、
ほんの10センチほどの穴から鶏舎に入ってきて、食い荒らされてしまう。

一方で、かつて熊に遭遇し、撃った方がいらしたそうですが、
その後、動物愛護団体からの抗議が凄まじく、参ってしまったそうな。

それ以来、熊を見かけたとしても、よう撃てんとおっしゃっていたそうな。

これ、襲ってきたら…と思うと、ホント怖い話。

動物愛護団体の方って、人間は殺されても良いと思っているのかな。

 

ちなみに、今回も私が最年少。
これから先…おいらより年下の人が…という算段はなく。
ずっと、年下のままなのかな…(汗

「組の新年会」への2件のフィードバック

  1. けんたさんこんばんは!
    害獣の問題は全国的にも良く聞きますが、豊根も例外ではないのですね。
    鹿の生息数が村民よりも多いってのも…想像できないっす。
    以前花祭の帰り、御園トンネルを越えたところで、猿のグループに遭遇したことがありましたよ。
    人間と動物の神経戦、共生ができりゃいいでしょうが、限界が来ている場合は…手を下さざるをえないのでしょうね。
    しかし、組中で最年少というのも…
    永遠の若手(汗 なんですね。
    さて、ウェス様。()ですが、
    僕は、ウェスさんのコメントを見ていて、「ええな!」っと思って、パクってしまいました(汗 
    すんません。
    共感頂いたのは、恐縮です!
    セッティング!!!wありがたいですが、
    のぞみで往復びゅーんになります(汗
    でも、また機会がございましたら、お会いしたいです。

  2. >だんきちさま
    しかも、夜になると鳴き声が聞こえてきますよ。
    自分も、村民よりも鹿の数が多いというのが想像付かないですが…
    ニホンジカの場合、一回の出産で5頭ほど産まれてくるとのことなので、
    そのうち、人口の数倍とか…有り得ない話ではありませんね。
    昔は共生できていたのか、山も針葉樹ばかりでなく、
    実を持つ広葉樹がたくさんあったと思われ、今はそれが無くなってきて…
    こうした状態になっているのでしょうね。
    お墓にお供えしてあるモノも、次にお墓参りすると綺麗サッパリ無くなっています。
    ウェスさん、最近は人のつながりを大変楽しんでおられますので、
    是非いつか、花宿にて御紹介させて頂きます(笑)

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