奥三河の地質を学ぶ

先輩と二人で、新城市まで研修に出かけました。

この研修の内容ってのが、超シビレル!

ワクワクが止まりません。

地質に関する技術研修会なのです。

道路を作ったり災害復旧したり、維持管理をする上で、
やはり論理に基づいた設計や施工方法検討をするためには、

「土(つち)」

のことを知っていなけりゃ!

多くの関係者さんが集いまして、
専門家の方からお話を伺いました。

中央構造線に近い、この奥三河の地形には、
道路を作る上で頭に入れておかなければならない地質がいくつも。

そのほとんどは1500万年前にこの地域で活発だった火山活動によるもの。

火山に起因する地質は、設楽火成複合岩体として、
膨大な量の火山噴出物によって形成されています。

この設楽火成複合岩体ってのは、結構有名で、
30年前くらいから最近まで、学術論文もいくつか出ています。

大峠と盆オードリー練習会 – kenta’s page!!2014

火山といえば花崗岩など。

それらの風化により、落石なども頻発。

また、崖崩れや地すべりに至ることも。

オマケで配布された資料も、非常に興味深い!!!
その資料、全文がネット上で閲覧できるようなので、こちらをご覧下さい。

地質情報ポータルサイト – 日本ってどんな国シリーズ[教材用資料]

www.web-gis.jp/Education/Fujisan2014.pdf

火山といえば富士山。
富士山の成り立ちも、地質学には深い関わりが。

地質だけではなく、それを構成する土質。
土質ってのが、重要!!

土を構成する元素、粒子の大きさ、その形、含水率など…

数多くのパラメーターが存在する自然界のもの。
これをコントロールして形作る土木業界!!

あまりにもパラメーターが多いので、単純な物理法則というよりも、
統計学的処理に近いものを感じました。

用いられる式も、どちらかというと統計学的。

こりゃ、難しい。

難しいけれど、材料工学に似た公式がいくつもあってビックリ!
やはり、物理学はマクロ的視野に立つと、全てが同じ公式になるんですね。

対象が金属だったりコンクリートだったり、土砂だったり。

でも、公式は一緒。

おもろい。

フックの法則が出てきた。

土砂の弾性変形。
崖崩れになると…塑性変形??

内容的には、このwebページのようなイメージ。

土のせん断強さ

用語がわけわからんくて、途中から頭の上にハテナがたくさん。
分野が違うと、同じ意味合いでも扱う用語が違う!!

これはこれで、勉強のしがいがあります。

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