昨日の天気とは打って変わって…
雪がチラチラと舞い降りています。
サウジ留学生交流2日目!
彼らは、更なる飛躍を見せることになるのか!?
楽しみにしながら、息子とふたりで清水館へ向かいます。
息子も、スキーに出かけるとなると、大はしゃぎ。
目覚めが抜群です。
真っ白に雪化粧されたゲレンデを囲む景色。
綺麗です。
生まれて初めてスキーを体験した翌日ってのは、
体中が痛かったり、心理的にも落ち込み気味だったり…
ここを乗り越えるのが大変だったりします。
よって、今朝は、何人の脱落者が出るのか…
という心配もあったわけですが、全員揃ってスキー場へ!
2人ほど、レストハウス滞在ではありましたが、
それでも、この出席率の高さ!
残念ながら…いや、これは天の鞭なのか!
本日は、ベルトコンベアリフトは停止中。
すなわち、全員、リフトに乗車してコース頂上へ行くことに。
まずは、全員体操をしてから、板を手に持って初級者ゲレンデを登ります。
そこから交流委員会事務局長さんが1人ずつを検定!
さすがです。
ここでスキル別にグループ分けされまして、
まだリフトに乗って一番上から滑ってくるには危なそうな子を、
事務局長さん自らレッスンされます☆
ほんっと、教えるのが上手な方です。
あたしゃ、メンバーを引率することくらいしかできませんが、
昨日でだいたいの滑り方をマスターした留学生君たちを連れて、
サウジ担当の職場の先輩と一緒にリフト乗車。
もちろん、息子も一緒に☆
雪化粧された芝桜の丘。
春が来るのを待っています。
サウジ留学生の方々と一緒に滑るのは、
息子にとっても、とっても良い刺激なのです。
息子と同じくらいのレベルで滑るみんなに囲まれていると、
お互いに切磋琢磨する、ライバル心が燃えてくるのでしょうか。
弱音を全く吐きません。
これはイイ!!!
それどころか、仲良くなった留学生君と競争をしたくてたまらない。
完全に私の元を離れて、上手になった留学生君と一緒に滑っています。
たまに晴れ間がのぞいて、山間を縫うように流れる雲が眼前に広がります。
お昼近い時間になってきたところで、
事務局長さんが一言。
「よし、ムカデやるか!」
ムカデですかーーー!
果たして、何メートル進むことが出来るのかww
「じゃあ、けんたろ、一番前ね!」
果たして、受け止めきれるだろうか。
お昼ご飯前のラストチャレンジです。
ムカデというのは、数人がボーゲンで並んで隊列を組む滑り方。
滑り方というよりも、エンターテインメント?
「ハ」の形をした板に、「ハ」の形をした板が折り重なり、
「ハ」が縦に並んでいるような形になり、重なったまま滑り降りて行きます。
サウジ留学生の皆さん、超混乱ww
「ホントにできるのーー??無理!無理!」
そんな叫びに近い声が辺りにこだまします(笑)
スピードさえ制御できれば、あんじゃない。
とにかく、ゆっくりね!
そして、スタート!!
初級者ゲレンデの橋の上から、人のいない方へ向けてスタートします。
皆が同じスピードじゃないと分解するわけですが、上手くいきました!!!
よっしゃ!2回目!
今度は、スマホカメラを取りだして、後ろに向けて自撮りしながら。
順調な滑り出しかと思いきや…
途中、後ろ半分が突然、画面から消滅!!
転けた犯人は誰だ!?ww
シュールな動画に仕上がりましたので、是非ご覧下さい。
そして、その後の様子。
全員、笑いながら絡まり合っております。
まるで知恵の輪のような絡まり具合で、ほどくのが大変でした(汗
お昼ご飯は、清水館でおこわ弁当を用意して下さいました☆
サウジ留学生の皆さんに大好評☆
うんめぇ!!!
ごちそうさまです♪
お昼の一休みに、サウジ留学生のリーダーさんが、
一緒に滑っていた村の子と雪だるまづくり。
サウジの方々って、子どもが大好きです。
うちの子とも、たっくさん遊んでくれるので、子守り手間が減って助かります(笑)
午後からは、雪の降り方が激しくなり、
気温も低下してめーっちゃくちゃ寒い!!
暑い国で生まれた彼らに耐えられるだろうか…。
というのは、いらない心配でした。
スキーの楽しさを覚えたようで!
インストラクターやっていた我々が先にリタイヤ。
みんな、体中、真っ白になりながら最後まで楽しんでいらっしゃいました(笑)
我々村人スタッフは子どもたちと休憩。
その間に、車の移動とかやっておこうと息子を放置したのが失敗(汗
移動から戻って来て、役場の交流担当の先輩が一言。
「おい、けんたろー、呼ばれとったぞ??」
「え??何に呼ばれていたんですか?」
「場内放送(笑)」
ええええええええええええ。
「豊根村からお越しの…」
ってな感じで、私の名前が呼ばれていたらしい(汗
やっべ。
急いで茶臼山高原協会の事務所へ。
また大泣きしているかな…(汗
焦りながらドアを開くと、協会職員さんに遊んでもらって楽しそうな息子。
「ごめん!!泣いてた??」
職員さんに聞いてみると、
「いえ!全然、大丈夫でしたよ!!」
とのこと。
あれ?まさか…
息子、お父さんの姿が見あたらなかったら、
事務所で呼び出してもらえば良いとか…思ってないか???
それはマズイ(汗
茶臼山高原の事務所ではポンタくん帽子が大好評でした☆
レンタル用品の返却を経て撤収!
交流拠点の清水館に戻り、スキー疲れを癒やすため部屋に戻るメンバーたち。
ですが!
せっかくの機会とばかりに、何人かはロビーに残っていたので、
夕食までの時間を談笑して過ごしました。
息子は疲れ果てて寝るかと思いきや…
興奮しながら、サウジ留学生さんたちの部屋に入り浸り。
安心して、放置ww
私は、リーダーさんとじっくりお話ししたんですが、
リーダーさんの日本語…。
めっちゃ関西弁(笑)
さすが、大阪で日本語を勉強しているだけある。
その幅は言語に止まらず、彼の性格にまで波及している様子。
必ず、笑いを取りにくるんです(笑)
彼にとって、日本語の師匠は、大阪のおばちゃんらしいですww
そんな大阪弁を織り交ぜながら、
サウジアラビアでオススメのレストランなどを教えてくれました。
アラビア語キーボードを出して、打ち込んでくれます。
まずは、サウジの料理が味わえる有名なお店。
つづいて、ケンタッキーに近いですが、
美味しいお肉を味わえるお店。
もちろん、豚肉は扱いません!
いつか、また行く機会があったら立ち寄ってみたいなぁ。
それまでには、アラビア語を勉強しておきたい。
さあ!夕食の時間!
日本で食べられる、美味しいカプサ。
おふくろの味。
みんな、カプサを前にして、いてもたってもいられないようでww
乾杯する前に、もう、お皿を持ってカプサテーブルで取りまくっています(笑)
そして、今夜のメインディッシュは、清水館名物のジンギスカン。
サウジでも、羊の肉は消費量が多いそうです。
五平餅も登場!
五平餅については、みーんな初体験。
餅といいつつも、お持ちと違う食感、甘いお味噌にハマってました(笑)
夕食後は、日本語で交流しましょうタイム。
メンバーの中には、日本に来てまだ2ヶ月という方もいて、
なかなか日本人に話しかけづらそうだったので…
そんなときは、英語も交えて。
日頃、日本語学校にいると、日本語を学ぼうとしている生徒ばかり
すなわち、日本人と接する機会が意外に少ないそうです。
そのような中、こうして日本人と密接にお喋りする時間は大変貴重。
がんばって日本語で喋ろうとしていました。
せっかくなので、私もアラビア語を教えて頂きました。
中でも興味深かったのは、母音。
日本語だと母音は「あいうえお」。
アラビア語になると「あい(え)う(お)」。
「い」と「え」の発音、「う」と「お」の発音は一緒で、
その中間的な音を使うそうなんです。
日本語の発音は難しいと言っていましたが、
日本語歴2ヶ月の留学生君が、
「私はカメラの花火を仕事したい」
と、言われて、頭の上に????が。
日本語学習歴が1年近い留学生くんは大爆笑。
花火???
5分くらいかけて、謎を紐解いていったところ…
花火ではなく、販売と言いたかったみたい。
でも、「販売」という言葉を知っていて、それを言いたかったってことは、
日本語を理解していても、発音することが難しいようです。
なるほどなぁ。
今夜は遅くまで日本語交流。
最後に、記念写真。
特に、夏に我が家でホームステイした留学生君は、
最後まで息子を溺愛でした。
また、いつか、再会できることを願って!!