村議会管内視察に随行

昨夜は、草刈後の宿直で戸締まりして残業の方を待っていたら
いつの間にか畳の上で撃沈。

午前2時に気付いて起き、気を取り直して就寝。

朝になり、バス点呼を経て今日の支度。

本日は、終日…

村議会管内視察に随行させて頂きます。
何故ならば…

管内視察のテーマが、村内の村道、林道、農道の各種要望箇所巡り。
事前にルートと要望内容の情報をもらっていたので、
道路台帳図面のコピーを作り、要望事項を確実に控えられるように準備。

職場の車両4台に分乗。。
課長さんと私の2人は、測量器具を常時積載している専用車両に乗り。
議会議員の皆様、副村長さん、議会事務局の方、そして我々ふたりで現場へ。

まずは下黒川区内の現場を回ります。

あいにくの雨。
手には傘、道路台帳図面ファイル、ボールペン、カメラ、巻き尺。

持ちきれません(汗

作業ズボンにポケットがたくさんついているってのは、
非常に役に立ちます。

続いて上黒川区内、坂宇場区内と巡りますが、
全部で20箇所弱の現場。

各々で要望事項や対応方法が議論あり、
それらをメモしつつ現場写真撮って、運転して…と。

もうひとり、担当者が欲しいところ…ですが、
万年人手不足の職場です。しょうがない。

現場でのディスカッション、車内で課長とのディスカッション。

様々な考え方、「想い」、方策を学ぶ、大変良い機会。
大変でしたけど。

豊根村の北の端っこ。

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雨上がりの嶺々から立ち上る大地の息吹を感じながら、未来の道路がココに有り。
いずれは、愛知県内有数の観光地へのアクセス道路に!

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白い葉っぱが緑の葉っぱに混じる、特徴的な見た目の、
こちらはマタタビです。

議員の先生方も、じっくり拝見。

美しい草花があるかと思えば、マタタビの横の沢に…

2台の冷蔵庫が。

不法投棄されていました。
目立たない林道の奥、心ない輩がリサイクル料金を払いたくないためか、
こうして不法投棄する。後を絶ちません。

日本人の道徳はどこへ行ってしまったのか。

ここまで運んで捨てるなんて、交通費の方が高く付きそうですけどね。
自分良ければ全て良しの典型。

見えないところにも、人はいます。

これで、午前の部は終了。

道の駅グリーンポート宮嶋で昼食。

食後は林道2路線を経由し、随時停車して状況確認を進めつつ、
三沢区内に到着。

村道の終点付近まで向かうんですが、
だんだん道幅が狭くなり、途中から未舗装、更に奥へ向かうためには…

下車して全員、徒歩です。

本当に、村道??林道じゃないの??という声が聞こえてくるくらい、
かなりの勾配で路面も不陸状態。

その先に、路盤決壊した場所があります。

現場を見ながら、ざっとソロバンをはじきつつ。

三沢区内を数カ所巡視し、富山区内へ。

旧小中学校前で下車すると、三沢区内との気温差に驚きます。
ここはもう、夏です。

さすが、豊根村内で最も標高が低い場所。

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1日で、これだけの要望箇所を巡ったのは初めて。
いずれもこれから着手していくこと。

限られた予算の中、林道と農道は先輩、村道は私。
村が管轄する道路の担当者はふたりしかおりませんので、
抱えられる現場の数にも限りが有ります。

そんな中、優先順位を明確にして、着実に進めていくことが大切。

道路は、村民の生活になくてはならない、
最も基礎的な事業のひとつです。

旧富山村議事堂で総括会議を実施し、
とみやま来富館で夕食会。

まさに、ブレインストーミング。

4月に行われた村議会議員選挙後、
こうして議員の先生方と夕食取りながら談義するのは初めて。

私の父親世代の皆様です。

私が幼い頃からお世話になっている方々。
「けんちゃん」
と、呼んで下さり、緊張の糸がほぐれました。

帰り道も課長さんとふたりで帰途に着きます。
富山から職場までの50分。

さすがアニマルランド。
鹿は当たり前のように遭遇。

車内の会話で印象に残ったフレーズのひとつが、

道路は作るときお金がかかるが、維持するためずっと、お金が必要になるもの。

ということ。

様々な道路の損傷モードや要災害対策箇所を現地現物で目の当たりにし、
道路の管理について、さらに深く考えた一日になりました。

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