上黒川花祭り本番を明日に控え、
前日の今日は、朝から晩まで準備と舞習い。
本番用の太鼓を蔵から搬出し、酒で清めて練習スタート。
昨年までは氏子総代で会計業務に係りっきりだったので、
なんだかポッカリ穴が開いたような気持ち。
3年前を思い出しながら…舞子の段取りを。
自然に、必然的に各々の役割を見いだして、花祭りの準備が進む。
もちろん、役割表が決められていて、
各組、全員参加で氏子の神社を守る。
一方、舞庭では舞習い。
本番前の、最終リハーサル。
息子&同級生の女の子、3人組で、花の舞(舞上げ)です。
上黒川花祭りでは、最年少の舞。
一番「花」があります!
年末の舞習いで、見違えるほど上手になりました☆
また、湯囃子の舞手、若者たちは…
湯囃子で使用する「たわし」の制作に取りかかっています。
同時並行して、お昼時には順番に、昼食を。
母たち、上黒川の元気なお母さん方による、
「花祭りならでは」のお昼ご飯です。
ご飯、味噌汁、漬物。
シンプルだけれど、この味があるからこそ、花祭りの気分が高揚する。
舞習いを終えた子どもたちは、境内で思い思いに遊び回る。
遊具があるわけではありません、
子どもたちは自ずから、そこにあるモノで遊びを開発して。
全員が同じ学校ではなく、村外から来てくれている子どもたちもたくさんいますが、
花祭りになると、そんなの関係無く、みんな楽しく遊んだ思い出。
それが高じて、花キチに育つという。
境内で遊ぶのも、大切な要素。
湯囃子で使う「たわし」も、完成型に。
このあと、舞習いで仮使用され、本番へ。
子どもたちの練習が終わり、湯囃子の練習を経て…
最後、鬼の舞を練習!
先輩が初挑戦する山見鬼の練習に加わって、
私も今年、初めて挑戦する朝鬼を練習。
ま~だまだ。
改善点がたくさんありますが、どうにか当日潰し込めるように…。
外は日が暮れて、夕食時。
みんな集まって夕食を食べ、力を蓄えて明日に備える。
我が家はこれで終了ではなく!
ここから支度を調えて、東栄町の古戸へ!
母の実家へ年始のご挨拶と共に、古戸花祭りにも顔を出して。
実家に顔を出した瞬間、古戸の従兄弟たちが息子に確保され!!
相撲大会スタート。
恐るべし、息子、無限の体力。
私よりも10歳年上の従兄弟さんたち、タジタジ。
さすがに、陸上自衛官の従兄弟さんには立ち向かっていきませんでしたが(笑)
仏壇に線香を上げ、亡き祖母に手を合わせ。
毎朝の日課、息子も線香上げるのが上手になりました。
母の実家から歩いてほど近い、古戸の舞庭に到着。
花の舞、数多くの人で賑わっています!
消防団の方々からお酒を勧められ、有り難いことですが、
残念ながら今日はドライバー。
妻が自宅で娘の面倒見ているので、息子と2人。
花祭りと言えば、息子にとってはこちら。
仕事でもお世話になったKさんにラーメンを作って頂き、
息子、一人前を完食。
つづいて、ミニたい焼き、オニスター焼きに目移りしています。
焼いている姿に興味津々。
お母さんに、お土産に持って帰る!ということで、購入。
古戸の舞庭から、今度は豊根村下黒川花祭へ!
早く舞庭に行きたい~~という息子を連れて、まずは消防詰所へ新年ご挨拶に顔出しします。
妻がいれば…先に舞庭に行っていてもらいますが、
幼子がいると、なかなか自由は利きません。
が!
消防詰所でお兄さん達に遊んでもらった息子。
テンションハイ!!
うれっしすぎて、今度は…
「さあ、同級生が舞うで、たっちゃんも舞庭に行くぞ!」
と、私の同級生が息子に言っても…
「やだ。ここにいる。」
って。
当初の目的が変わっていますがーーー!(笑)
しばらくゆっくりさせて頂いてから、息子の同級生の花を見るため、舞庭へ!
さすが、指導が上手い方がたくさんいらっしゃる下黒川。
終始、しっかりとした舞。
そして、山見鬼へと続き。
可愛い子鬼たちが舞庭を賑やかにしてくれるのも、下黒川こそ。
負けじと、我々も囃しに加わります。
日付が変わる頃、山見鬼様登場。
いつもお世話になっている、大先輩。
ここでもまた、坂宇場花祭りの時と同じく、
近所の大っきい先輩と、鬼の舞談義!!!
これ、楽しい。
先ほどまで花の舞舞上げの太鼓を叩いていらっしゃった先輩、
超子鬼ちゃんの面を付けていると思ったら…お父さん!
てことは…
この小っちゃい子鬼は、息子の同級生!
さすが、保育園で花祭り禁止令が出るほどの花祭り好きが揃った学年(笑)
日中の花祭り舞習いを終えた上黒川集団も、舞庭を賑やかす!
山見鬼を見終えて、午前1時過ぎ、帰途に着きました。
息子を風呂に入れて、明日は寝坊しないように…せねば!