鹿を運んだら笹の花

「よし、現場行くぞ!」

課長さんの掛け声に続き、支度を調えた3人。
村内某所へ向かいます。

そこには…

力尽き息絶えたニホンジカ。
彼女に何があったのか分かりませんが…。

それが、山の中ではなく公共的場所。

そのままにしておくわけにはいかないということで、
通報を受け、現場へ。

場所が悪く、数メートルの法面を引き上げてやる必要があります。

課長さん自らロープを駆使して巻き付けて下さり、
それを私と後輩君のふたりで引っ張ってニホンジカを引き上げます。

法頭まで引き上がってきたところで、
生気を失った顔が、こっち向く!!

もう、これしきのことで驚きません。

淡々と、引き上げるべし。

軽トラの荷台に載せてやり、シートで包み。
埋葬して弔うべく、輸送して場所を変えます。

野生動物に荒らされないように、深い穴を掘って埋葬。

ひと仕事終えて、ホッと一息ついたところに…

今話題になっている、笹の花が!

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開花直前の、つぼみ状態。

珍しいことの代名詞にもなっている、
竹や笹が花を付ける現象。

種類によっては120年に一度…とか!

先日、設楽町の国有林でスズタケという笹の一種の花が開花して話題になったばかり。

これは、株単位で120年ということなのか、
それとも、全ての笹が同調したように120年なのか?

前者だったら、株(群生)が120箇所以上あれば、
毎年、ある程度の確率で観られる。

笹は竹と同じで、群生単位でひとつの個体(同じ遺伝子)と考えれば、
できるだけ多くの群生で開花が一斉に起きないと、
遺伝子の異なる子孫を残せないように思えます。

やはり、120年に一度だけ、開花時期が集まる年があるのかな。

さすがに、全ての笹が1年に集まってしまったら、
その年に山火事とか気候不良があった場合に種が絶滅してしまうので、
群生ごとに、多少ずらしているかもしれませんが。

120年に一度をピークにして、正規分布しているとか?

 

さて!
仕事を済ませて今日は早々と職場を去ります。

明るいうちに…

DSC_6666

消防詰所にて、先日の消防団非常招集訓練で使用し、
洗って乾かしていたホースを片付けします。

背負子に格納したり、二重巻きしてポンプ積載車に搭載したり。

上黒川メンバーが揃って、順調に完了!

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