日頃、電車とは縁遠い地理ではありますが、
毎度毎度、名古屋や豊橋へ出張する際、電車だったら楽なのになぁ…と思います。
電車だったら、運転で神経を尖らせることもないですし、
何より、「ながら」乗車ができるという最大の利点があります。
(ただし、満員電車ではない場合に限る。)
本を読みながらでも良いし、ネットサーフィンでもいいし、
出張で乗車するときは、ノートパソコンを開いて、
帰り道すがらで出張報告書を作ることだってできます。
そう!
出張で一番困るのは、運転していると職場に戻ってからしか仕事ができないこと。
飯田線が豊根村に延伸しないかな~とか、
豊根村駅ができて、特別快速とか、新快速とかでバンバン駅を飛ばして進まないかなぁとか。
妄想するわけです。
前置きが長くなりましたが、電車の路線図といえば、
路線会社ごとにデフォルメされた路線図を目にすることは多いものの、
地図にプロットされた路線図を見る機会って、意外にありませんでした。
その意外を付いた地図が8月末に公開されていた!
日本地図に鉄道路線限定でプロットされた地図。
それも、あらゆる鉄道会社を網羅したもの。
欲しかったんです!この地図!
三遠南信地域を拡大すると、こんな感じ。
沿岸を沿って走る東海道本線や新幹線から枝分かれして山の方へ延びる路線。
いずれも、ローカル鉄道として有名な路線ばかり。
全国的にも秘境駅スポットを有するとして有名な飯田線も、このとおり。
主要駅は赤色で記載されています。
拡大や縮小にも対応していて、大都市近郊部は地下鉄路線も。
名古屋市営地下鉄発行の路線図はデフォルメされているため、
このように地図で見ると路線の走り方がイメージと違って面白い。
東山線は横一直線のイメージでしたが、
名古屋駅から高畑までは大きく弧を描いています。
また、この地図からは、愛知県が車社会ということが納得できます。
首都圏と関西圏の鉄道密度と比較すると、
日本における3大都市圏と呼ばれるにもかかわらず、鉄道密度が非常に低い。
特に、愛知県の東側は人口が比較的多くても鉄道網が未発達です。
それどころか、廃線。
人口減少の時代においては、愛知県の東部が鉄道発達する機会は…。
あってほしい!けど…。難しそうでしょうか。
首都圏と関西圏。
鉄道網の発達には鉄道会社による沿線開発。
デベロッパーとしての役割が大きかった結果。
既に車社会として発達した中部圏に、鉄道系デベロッパーの入り込む隙は無し?
奥三河はいかがでしょうか。なーんて。