これ以上無いくらいの晴天!!
早朝から良い1日を予感させる雲ひとつ無い空の下、
とよね・みどり湖ハーフマラソン大会2016、本日開催です。
会場が茶臼山高原の走ろう会からみどり湖畔ハーフマラソンに移って、
今回は記念すべき10回記念。
ゲストランナーに、にしおかすみこさんがいらっしゃる!!!
朝6時半頃、スタート&ゴールの会場になる、とよねドームへ。
ボランティアスタッフよりも早く会場到着されている参加者も多数。
一体、何時に到着されたのでしょうか。
走る気満々!
午前7時、ボランティアスタッフが集合してミーティングスタート。
実は、今回のハーフマラソン大会に先立つこと3週間ほど。
みどり湖畔の県道、すなわちマラソンコースで土砂崩れが発生しました…。
朝、崩土の連絡。緊急対応。 | kenta’s page ~未知は近きにあり~
当時のブログで場所の明示を避けましたが、まさかのコース内だったのです。
そこからは…もう、どうやったら早く開通させられるか、
ハーフマラソン大会までに仮復旧でも通すことは出来ないものか。
議論を何度も重ねましたが、一番優先されるのは安全性です。
土木側は残念ながら、間に合わせられず。
そこからはハーフマラソン大会事務局の観光協会の先輩、出番です。
予測だにしない事態。
運営方法の変更を考え、最良案を導き出して下さいました。
土砂崩れの影響で距離が短縮されるのはハーフの部。
折り返し地点が1箇所、追加されました。
ただ、折り返すだけでは1周目か2周目かの判別が出来ないため、
中間折り返し地点ではハーフの部の方にのみ、リストバンドを手渡す。
それが成功するか否か、未知の領域。
運命の中間折り返し地点に配置されたのは…
「けんたろー。任せた。」
白羽の矢、到着。
それもそのはず、おいらは土砂崩れよりもダム寄りで監視員の予定でした。
土砂崩れによるコース変更で、行き場を失います。
同じく、土砂崩れよりダム寄りだった後輩たちも同じく。
合計3名に、更に1名加えてもらって4名体制で中間折り返し地点頑張ります。
現地に移動し、設営&シミュレーションスタート。
あくまでシミュレーションはシミュレーション。
何が起きるか、やってみないとわかりません。
担当者4人、ランナーの動きを考えながら、受け渡し方法を吟味します。
すると…近くが監視ポイントになっている大先輩と同級生が、激励に駆けつけて下さいました。
ありがたや、ありがたや。
気晴らしに、秋のみどり湖を撮影に…。
まんだまだ、色付きはありません。
日の当たる場所では、ほんのり赤らんでいるところもあります。
午前9時になり、本部から各監視ポイントに向けて無線点呼スタート。
全監視ポイントにはハンディ無線と車載無線が配備されており、
それらが確実に通信できることを確認する必要があります。
ランナーに安心して走ってもらうため。
みどり湖畔はケータイ圏外だらけ。
本部との連絡手段は無線が主。
おいらたちは、車載とハンディの両方を配備。
折り返し地点は幅員が狭いため、できれば車両を遠ざけて駐車し、
ハンディ無線で連絡を取りたいところでした…が。
ハンディ無線の電波、本部へ届かず。受信も困難。
運悪く、電波が届きにくい場所でした…。
仕方なく、ガードレールギリギリに寄せて車両を駐車し、車載無線で点呼。
車載無線の方が出力が高く、また受信感度も良好。
点呼が完了したところで、開会式スタート。
なんと!!
今回は、開会式の様子を本部無線が中継して下さっております!!
村長挨拶、議長挨拶の様子が、無線を通して聞こえます。
にしおかすみこさんの…あの…あの声が無線を通じて!
なんという粋な計らいでしょう。
本部無線担当の我らが課長、ありがとうございます。
皆で一体感を楽しませて頂きました。
そして…本部無線から連絡、ハーフの部、スタート!!
15分ほどして、ハーフの部先導車両の金ピラ先輩のお姿が。
続いて、トップランナー!!
声援を送り、そのまま土砂崩れ現場近くの折り返し地点Aまで向かっていきます。
さらに、10kmの部、スタート!
先導車両はサウジ交流やスキー旅行でお世話になっている大先輩。
ゼッケンの色でハーフもしくは10kmの部かを見分けます。
早くも、トップランナーは奥の折り返し地点Aを通過し、
こちら、中間折り返し地点Bへ戻ってきました。
幅員が足りず、先導車両転回にご迷惑をお掛けしました(汗
そこは先輩、サクッと転回場所まで移動し、すぐにトップランナーの前へ。
ハーフの部に限り、ここで、青色のリストバンドをひとりずつ受け取っていってもらいます。
受け取ったランナーには、ここで折り返して再び折り返し地点Aまで向かってもらいます。
が!!!
受け取り失敗が発生したり、
受け取ってそのまま折り返さずにゴール方面に向かってしまうランナーがいらしたり!
慌てて呼び戻してコースに戻ってもらうなど、最初はもう、ドタバタ。
しかも、ハーフの部だけあって、足が速いんだな、これが。
我々も、すぐにフォーメイション変更!!
事前呼びかけ人員を1名、リストバンド受け渡しを2名、折り返し誘導を1名。
1-2-1のフォーメイション。
これが功を奏し、その後はトラブル無く。
リストバンド受け取ってそのままゴールに行っちゃったらえらいことです。
間違いなく、1位通過してしまう。
中盤では、10kmの部も一緒になって、ダム方面から戻ってきます。
10kmの部は折り返さずに直進してゴールへ向かってもらいますが、
ハーフの部でも早い人は早くもリストバンド付けて戻ってきます。
リストバンド付きのハーフの部の方は、そのままゴールへ。
ゼッケンの色で確認していた私たちは、ゼッケンの色に加えて、
今度はリストバンドの有無でも折り返し済みか否かを判断する必要に!
リストバンドを持っていたら直進、持っていなかったら受け取って折り返してもらう。
混在大集団で近づいて来た時は…もう、交通整理戦場。
そんな戦場を癒やしてくださったのが…
10kmの部に参加されていた、べっぴんさんのお二人。
清水館の未来の若女将さんだ!!
おいらに気付いて、写真に収まってくれました(笑)
「けんたろくん、良いなぁーーーー!」
リストバンド配布中の後輩君から、羨望の眼差しが。
すみません、写真撮影係兼務の役得です(笑)
写真撮影は一番後回しで、ランナー誘導と無線係に徹します。
通過ランナーの上位3名、ゼッケン番号を本部へ連絡します。
しかしながら、大混乱中はゼッケン番号を見逃し…。
許して下さい。
トップランナーが全て通過済みとなり、ランナーもばらけて落ちついてきたところ、
あ…あれっ!?
思わず、目を見開いて二度見しちゃいましたが、
保育園、小中学校、高校を共に過ごした同級生の姿が。
夏に嫁ぎ先のフランスに戻ったと思っていたら…
このハーフマラソン大会のために来日!?
だとしたら、最遠方からの参加かもしれません。
手を振っていってくれました。
斜面によじ登って高いところから撮影していたら、
声援に気付いたランナーさん、手を振って下さいます☆
こちらは…
おおおお!!!
中学校時代の後輩君だ!
抜群の笑顔、ありがっさま♪
その後も、度々、ランナーさんが手を振って下さる。
我々も余裕が出てきて。
ランナーの皆様に、逆に励まされました。
12時半の撤収時刻となり、後方救護車、ランナー回収バス、機材回収車両に引き続き、
大会本部へ向けて帰投します。
ホッとしました。
ボランティアスタッフ向けの昼食は、とよねドームに展開されている、
村の衆出店ブースにて、チケット交換で頂きます☆
昼食を頂き、午後からは片付け作業です。
あ、振り返ってみたら、にしおかすみこさん、観てねぇーーーー!
無線を通じて声を聞けたから良し。
各々、自ら片付けるべき仕事を見つけ出して作業。
おいらは茶臼山高原協会からの借用品などを軽トラに積み込み、
先輩とふたりで茶臼山高原へ返却に向かう。
麓とは一変して、めちゃ涼しい。
第1駐車場は満車。
美術館前も満車に近い。
午後3時。
茶臼山高原も、多くのお客様で大盛り上がり!
今週末も、人口を遥かに上回る観光客で賑わった村内です。
めざせ100万人!
片付け作業完了し、帰宅。
サッと風呂に入って汗を洗い流し、支度を調えて…
今夜は宿直。
再び職場へ向かいます。
平和な夜が訪れますように。
宿直室では、ブーンブーンとカメムシ絶賛飛行中。
お疲れ様でした。
そんな騒ぎがあったとはつゆ知らず。
村の保秘の徹底ぶりを賞賛するべきなのか…。
いや、参りました。
感度、鈍りまくり。
本気で進退を考えないと。
取材、有り難う御座いました!
新聞紙面にコース変更のことが書いてなかったので、敢えて書かなかったのかな~と持っていたら、そういうことでしたか(汗
全く、保秘されていなかったため、逆に嗅覚に引っかからなかったんじゃないでしょうか!?
その後、おいらがブログに書かなかったのは怠慢なだけです(笑)
(土砂崩れ当日は、さすがに守秘義務とのせめぎ合いで、書かなかったですが、今となっては周知の事実なので書きました。)
http://www.toyonemura-kanko.jp/?p=1284
進退を考えるには、まだまだ早すぎますよっ!
北設の皆さんが、困っちゃいますので、ライフワーク是非続けて頂きたいです!
いや~、参りました
おらがデスクだったら、とんまな記者をどやしつけるところです
参りキンキン玉の海です(大汗
新聞屋の世界も、厳しいですね!
最近は、私、情報屋をサボり気味なので…
心して取りかかります(^-^;