3人目の子どもが産まれました

この日がやってきました。

ばあばサポートの上、息子と娘を乗せて浜松市内の病院へ。
道中、いつもなら車内の心地よい揺れでグッスリ眠ってしまう娘さんですが、
何故かギンギンに目が冴えています。

予定通り、昨日、妻が入院した病院に到着。

初めて、お母さんがいない夜を過ごした娘さん、
久しぶりにお母さんとご対面するも、腕に付けられた点滴チューブを見てか、   
戸惑って挙動不審。

先日、自分が検査入院したときのことを思い出しているんでしょうか。

病院の雰囲気に慣れると、娘さんは本領発揮。

病室にじっとしていられず、そこら中を歩き回っては、
通りすがりの看護師さんに愛想を振りまきまくっております。

「可愛い~~!」

と、言われて有頂天になる娘さん。

途中で買ってきたお昼ご飯を、妻のいないところで食します。
昨夜から絶食中の妻の目の前で、さすがに食べられません。

予定の午後1時を過ぎても、なかなかお呼びが掛からず、
しばらくしてはしゃいでいた娘さんは眠りに落ちました。

息子は、お兄ちゃんらしく、大人しく待機。

娘さんは、ばあばに任せて、おいらは妻の横で時が来るのを待ちます。

「手術のお呼びが掛かりました。」

看護師さんが案内してくださったとき、既に午後3時過ぎ。

妻はドキドキしながら待ちくたびれたことと思います。
手術室の入口まで、息子と共にお見送り。

握手の後、看護師さんと共に手術室へ入る妻を見送りました。

「おめでとう御座います~~」

看護師さんと共に、ベッドで横になった妻がまず帰還しました。
入室した二人の表情を見て、ホッと、一安心。

母は強し。

気丈な顔です。

まだ、麻酔が効いています。

続いて、待ってました。

2,800グラムの男の子。
3人目は男の子!

賑やかになりそうです。

そのまま、すぐに授乳。

普通は生まれてから、ちょっとくわえるくらいだそうですが、
いきなりガッツリ、お乳を飲みまくりです。

「お父さんも、抱っこしますか?」

是非!

「じゃあ…そこにイスに座ってください。はいっ!」

へ…

へへっ…!?

軽々と、ひょいっと渡すので、たじろぎました。
心の準備が…。

首が据わっていないから…と、久しぶりの感覚に焦りました。

手相は、おいらと同じ百握り。

我が家で最も、鼻が凛々しい彼。

ばあばが赤ちゃんを抱っこすると、
赤ちゃんを卒業?したばかりの娘さん激おこ。

非常に複雑な感情が脳内を駆け巡るようで、
笑っているとも、悲しんでいるとも、なんともいえない表情で目が泳ぐ娘さん。

娘さんが正気を取り戻したところで、

「名前、何がいいかなぁ~?」

聞いてみると、しばらく思案した後、

「アンパンマン!!」

あ…アンパンマン!!(笑)

それは…大きくなってから怒られちゃうかなあ。

何にせよ、無事に産まれて良かったです。

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