豊根村サウジアラビアウインタープログラム2日目

投稿者: | 2019年1月13日

職場の宿直室でのおめざめ。
早朝から仕事のために出勤される方々いらっしゃり、
その姿をお見送りしつつ…

新聞朝刊に目を通す。

出ました!
中日新聞県内版!!

昨日取材して下さった内容が、ギッシリ詰め込まれ、写真とともに!!
山のしんぶんやさん、毎度の事ながら良い仕事をされます。
ありがとうございます。

スキープログラム2回目リピーターのカーセムくんが流暢な日本語でインタビューに答えていました。
小学校児童がスキー指導をするのは初めて!!
サウジ文化の変容は著しく、サウジ女性に記事掲載の可否を確認すると、二つ返事でOKでした。

日直さんへ業務引継をし、急ぎ足で自宅に戻ります。
自宅にて、スキーウェアに着替えつつあった長男を乗せて、茶臼山高原へGO!

三連休の中日とあって、早朝から賑わっております。
よって、第1駐車場には駐車できず、第2駐車場へ案内されますが、それはそれで自分で板を持っていればOK。

早速、サウジメンバー&実行委員会メンバーと合流し、2日目のプログラム、スキー指導を進めます。
指導つっても、みんなに楽しんでもらうのが一番。
楽しむには滑れるようになるのが一番。

ボチボチと、自分のペースで上達していってもらいます。

長男にも、「キミが先生をやるのだよ。」そう伝えると、
ちゃんとサウジメンバーの隣で指導を実施するからエライ。

時には、転倒したメンバーを救出に向かう小学校3年生。
学校での教育が、とっても行き届いています。

長男にとっては、金曜日に行われた小学校の体育授業(スキー)に引き続き、3日連続スキーです。
そりゃぁうまくなるはず!

初心者ゲレンデで曲がる止まるをある程度できるようになったメンバーを連れてリフトに乗り、萩太郎山山頂にもいきました。

絶好のスキー日和、真っ青な青空に囲まれて、
景色を見るだけでも興奮するサウジメンバー。

白く雪化粧した南アルプスを見ながら、
「あの山は、何という山々ですか??」
景色を指さして、次から次へと質問が飛んできます。

また、リフトに乗っているときは、豊根村とはどんな村なのか、このスキー場にはどこからお客さんが来ているのか?などなど、質問の嵐。逆に、私もサウジアラビアの最新事情や、彼らが住んでいる街について質問の嵐返しを。

リフトには行列が絶え間なく続き、賑わいをみせています。

透き通る青空に、白い南アルプスのコントラスト。

また、茶臼山高原の土日は、なにがしかのイベントが行われており、今日は…
小学生以下の子どもたち向けに、宝探しイベントが!

雪の中からお宝を見つけ出し、景品と交換。

長男も、スキー板を脱いで、宝探しを楽しんでいました(笑)
しかし、一度板をはけば…

大人顔負けのフォームで白い雪を舞い散らせ。
生まれて初めての新品スキーウェアに、やる気もバージョンアップしているよう。

たまたまゲレンデに来ていた村人も、指導や救出に加わってくれました。

お昼を過ぎたところで…。

茶臼山高原協会のエースのひとり、ミスター流体力学氏からスマホに着信。
一体どうした??
サウジ関連で何か問題が発生か!?

電話に出てみると、

交流委員会スタッフのひとりが、クルマのキーを紛失してしまったとのこと。
そこから、大捜索網が張り巡らされました。

ゲレンデに落ちていないか、私も目を凝らして探しながら滑り。
茶臼山高原協会の皆様も、捜索に御協力下さり。
さらに、スキーをしていた村の方々も加わって!

しかし見つからず。

と、突然、場内放送が鳴り響く。

「豊根村からお越しの○○さま~」

繰り返します。

「豊根村○○団地からお越しの○○さま~~~」

放送の主は、ミスター流体力学氏。
絶対これ、ニヤニヤしながら放送しているだろ!!!
キーを紛失してしまった後輩君も、ミスター流体力学氏も、私も、一緒に消防団活動をしている勝手知ったる仲です。

次の瞬間、目の前を猛ダッシュして事務所へ走り去るキー紛失後輩の姿が目に入ります。
ケータイ電話で個人に伝えれば良かったのに…と思いましたが、いや違う!!

捜索活動中だった全員が放送を聴いて、あ、見つかったのかなと把握。

放送するという選択肢は、ナイスチョイス!!
皆に、「きっと見つかったんだろう。」という安堵の色が広がりました。

放送直後、捜索活動は完了となりました。

その後、キー紛失後輩くんがお礼のご挨拶に、捜索活動された方々のところを巡っていました。
結局、見ず知らずのお客様が拾って事務所に届けて下さったとのこと。

ホント、ここが日本で良かったね。

2日間に及んだスキー特訓が終わり、それぞれレベルに差はあるものの、満面の笑みでゲレンデを去ります。

清水館へ向かい、長男氏は清水館にいる「ふーちゃん」と遊びたい!と、清水館でお留守番。
私は、一部サウジメンバーたちと共に、彼らが希望する温泉、パルとよねへ!

私が交流に参加した頃は、他人と入浴するなんて耐えられないというメンバーがほとんどだったのに、変わるものだなぁと。
サウジの変化を肌身を以て感じております。

一緒に露天風呂に浸かりながら、日本語、時に英語でコミュニケーション。
これぞ、裸の付き合いでありますぞ。
日本文化を堪能する彼ら、とても気持ちよさそうでした。

ただ、恥ずかしさはやはりあるようで、動きは素早かったです(笑)

暖まったところで、リピーターのふたりには自宅に少しだけ立ち寄ってもらって、
妻子に出会ってもらいました。
ここで私は車に積んでいたスキー板などを降ろしていたんですが、

「けんたろさん!お手伝いしますよ!!」

サウジナイスガイの2人は、車内の荷物を車庫に運んでくれます。
本当に、良いヤツらだ!!
皆さん、テレビの偏ったサウジアラビア報道に惑わされないようにお気を付け下さい。

再び清水館に戻り、村長さん、交流委員会委員長さんも合流され、
今夜は夕食会です。

もちろん!

清水館の特製カプサが待ち受けています。

久しぶりのカプサに胸が躍ります。
そして、メインディッシュはジンギスカン!

「けんたろーさん、隣に座って下さい!」

嬉しいリクエストで、カーセムくんとサウジ文化、日本文化に関する意見交換。
ずーっと喋りっぱなしで、箸を握ることを忘れるくらい。

また、サウジメンバーからは、今回のプログラムの感想がひとりずつ、
スピーチ形式で述べられました。
皆さん、口々にとても丁寧な、日本の若者でもなかなか使わないくらいの丁寧語を上手に使って、感謝の気持ちを述べられ。

この言葉たちが、交流委員会の原動力となっています。

そして!
村長さんから和製デーツ(!?)の差し入れです。

高級干し柿!!
サウジアラビアといえば、ナツメヤシ、デーツです。
お茶請け、アラビックコーヒー請けとして、必ずテーブルに登るドライフルーツ。

そのデーツをまるごと大きくしたような、甘い味わいはサウジ人に大人気!
さすが、心得ておられます。村長さん。

また、子どもたちからは手作りのお菓子の家が、ひとりひとりに振る舞われ!

そしてもちろん、本日の振り返りの中では…
クルマのキー紛失事件も話題に上りました。

無くしたものが、戻ってくる日本。

それが話題になったテレビ番組が、サウジアラビアにありました。
以前、在サウジアラビア日本国大使だった遠藤大使がおっしゃっていたこと。

ハワーテルという番組ですが、日本で財布をわざと落としておき、それが戻ってくるのかを実験した番組がサウジで大受け。
こういったことから日本を見習えという風潮が造成されたとも聞きます。

それを、サウジメンバーの前で、身をもって体現した男。
本日より、呼び名が

ミスターハワーテル

に、なりました。
というのは冗談ですが、聞く話では芝桜まつり等でも紛失事件等は発生しており、そういったときでも多くの場合、紛失された方の手元へ戻ってくるそうです。
あの広い茶臼山高原で。

守りたい日本文化のひとつですね。

さて、夜も更けゆき、子どもたちは全く、寝るそぶりを見せません。

逆に、サウジのみんなと楽しく遊びすぎて、大興奮。

またみんなに再開できる日を楽しみにしています!

 

 

 

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