小中学校草刈り奉仕作業→北設医療介護の研修会→従兄弟家族宿泊

朝。
軽トラの荷台に草刈り機、燃料、いろいろ積んで、妻子も積んで、豊根小中学校へ。

毎年恒例、親子環境美化活動です。

作業箇所ごとに班分けされて、私はいつものグラウンド裏道路沿い山手草刈りコース。
軽トラと草刈り機を持つお父さんたちが集合します。

もはや、草刈りというよりも枝打ちか?

というくらいに木々が生い茂る場所なので、チップソーの歯を交換して新品に。
幸いにして日陰なので、元気よく草刈りにいそしめました。

そして刈った後の草木を軽トラに積んで山へ返す。

いい汗をかきました。
また、久しぶりに出会うお父さんたちともコミュニケーション取れました。

作業が終わると全員集合して閉会式、そして引き渡し訓練へ続きます。

保護者へ一斉メールが配信され、それを元に、保護者の車両が続々と校門に集まり。
到着した保護者から子どもの名前を聞き取った先生が、その子を連れてくる。

名前を言うまでもなく、保護者の顔は皆、分かっておられますけどね!

本日の様子は、豊根中学校のブログにて。
■環境整備作業ありがとうございました! – 豊根村立豊根中学校

帰宅すると、シャワーを浴びて昼ご飯をササッと食べて東栄町へ向かいます。

午後からは仕事で研修があります。
東栄町に集まったのは北設楽郡内の医療と介護の関係者。

研修の内容は「コミュニケーション」です。

人と接して、相手との信頼関係を構築するのは、どんな仕事においても必要ですが、人を相手に仕事をする医療介護分野においてはより一層、そのニーズが高い。

会場には30名弱の医療介護関係者の皆様が集まられ、東栄町長さん、東栄医療センターの院長さん、そして北設楽郡医師会長さんというそうそうたるメンバーも着座されています。

そのような中で、ワークショップを中心に進められる研修。
ワークショップといえば参加型の研修ですので、参加者同士が打ち解け合うことができるかどうか、それも研修が上手く行くか否かを左右します。

よって、最初にアイスブレイクとして簡単なゲームのようなものが行われるのですが、

「それではまず、前の方は後ろを向いてもらい、2人ひと組で向かい合って立って下さい。」

はいはい。
2人ひと組で、何かやるんですね。

「今から1分間、お互いに視線を合わせて見つめ合って下さい。」

・・・・・・・。

え?

いま、なんて言った?

目の前には、初めて会ったばかりの看護師さん。
めっちゃ、恥ずかしい…。

けれど、これも、仕事、仕事…ってな。
やってやろうじゃあないの。

結構、ドキドキしました。

妻とだって、1分間も見つめ合ったことはありません。

ふう。1分がもの凄い長く感じました。

さて。次は?

「次は、1分間、お互いに見つめ合いながら、相手のことを『愛している』とイメージして下さい。」

ちょっ…ちょっと待てぇーーー!!!

ドキドキ。
横を見ると、医師会長さんや東栄医療センターの院長先生と見つめ合っている若い方々。
プレッシャーあるだろうなぁww

おもしろっ!

なーんて思っていたら、相方の交代があり、私の相方が東栄医療センターの院長先生。

「相手の持ち物を褒めて下さい」

ほ…。ほう。

院長先生に、服やアクセサリーをべた褒めされまくって照れるおいら。

コミュニケーションとは?信頼関係とは?

各々で言葉の定義を考え、それをチームごとに話し合って全体に報告するミッション。
前者では、お互いを知ること、考え方を伝え合うことなどといった意見が出てきます。
後者では、一方向ではなく相互に、社会生活の上で最低限必要な状態、受け止めあう関係、互いに努力をすることなど。

多種多様な意見が出てくるということはすなわち、言葉の解釈が人に寄って違うということ。人によって解釈が違うのが当たり前なので、人と人の組み合わせによってはコミュニケーションをスムーズに取れることもあれば取れないこともある。

受け取り合うこと、それは言葉のキャッチボール。

お互いに、受け止められる場所に投げ合うことが大切。

また、二人ひと組が始まりました。
今度は、司会者が質問を参加者に向けて発し、それに対しての回答を頭の中でイメージしてくださいと。
そのとき、相方は相手の視線の動きを紙に書き取って下さいと。

その心理は、次の通り。

視線が上を向いているときは「見ている」
視線が上を向いているときは視覚的な情報処理をしています。頭の中で、過去に体験したシーンや、「こうなったらいいな」という未来を、まるで目で見ているかのように想像しています。

視線が左右を向いているときは「聞いている」
視線が左右を向いているときは、聴覚的な情報処理をしています。頭の中で、過去に体験したシーンや、「こうなったらいいな」という未来から聞こえてきそうな声や音を、まるで今、聞いているかのように聞こえています。

視線が下を向いているときは「感じている」「自己対話している」
視線が下を向いているときは、身体感覚的な情報処理や、自己(内部)対話をしています。頭の中で、過去に体験したシーンや、「こうなったらいいな」という未来で感じる身体感覚や気持ち、感情などを体験しています。

■視線で心理が観察できる?コミュニケーションで生かす視線解析 | しごとのみらい

へぇーーー!
目は口ほどにものを言う。

昔の人は良く言ったもんです。

これらは、VAKという理論に集約されます。

■仕事や恋愛、そして人生に活用できるNLPのVAKとは

そう、今回の研修のテーマはVAKです。

VAKとは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感のことです。

NLPでは、この五感を「視覚」、「聴覚」、そして触覚、味覚、嗅覚を含む「身体感覚」の3つに区分しています。

視覚(Visual)
聴覚(Auditory)
身体感覚(Kinesthetic)

視覚タイプの人は、「話が見えない」「話の焦点がぼやけている」
聴覚タイプの人は、「話がガチャガチャしてうるさい」「何を『言っているか』わからない」
身体感覚タイプの人は、「話がつかめない」

「自分の持ち物を1点選んで、それをセールスして下さい。ただし、V、A、Kについて、それぞれ1分ずつです。」

例えば時計ならば、視覚は「文字盤が見やすい」「表示がオシャレ」など、聴覚ならば「秒針の動く音がオシャレ」「ボタンを押したときの音が優しい」など、身体感覚ならば「さわり心地が良い」「腕にフィットする」といった感じでセールスするんですが、このセールスをしたときに、自分が説明しやすいのがVなのか、Aなのか、Kなのか。

それによって、自分はどれが得意なのか、どのタイプなのかが分かるのです。

ちなみに、私のお相手は東栄医療センターの院長先生。

院長先生に、ひたすら自分が付けている時計をセールスするのですが、なんか、先生…

ノリノリ!!!!

1分が過ぎても、

「なんか、その時計が欲しくなってきたなぁーー!!!」

って!!
スマホとリンクする機能が気に入られたそうで!

1分が過ぎた後も、先生からの質問が続きました(笑)

最後には、絵本の読み聞かせがあり。

すごいなぁ。
朗読が上手な方が絵本を読むと、こうなるのかぁ。

自分も、子どもたちに読み聞かせする時の勉強になりました。

素晴らしい研修の時を、有り難う御座いました。

帰宅したときにはもう夕食時。
夕食を食べ終わったところで、豊橋から従兄弟家族が泊まりに来てくれました。

そして、花火大会!

 

「小中学校草刈り奉仕作業→北設医療介護の研修会→従兄弟家族宿泊」への3件のフィードバック

  1. 午前から草刈りお疲れ様です。

    そして、

    Communication…
    伝える力…

    コレは職種を問わず、自分以外の人間が存在するなら(人間じゃなくても、か)必要不可欠な能力ですよね。

    当方も、見つめ合う、褒め合う、とか遣った事あります。
    照れますよね、コレ。
    →似た様なことしたの、想い出しました。

    しかし、為になる、楽しい、興味深い研修だったようで何よりです★

    妻とのCommunicationが全く足りてない者より…

    1. 妻とですら、1分間見つめ合ったことなんて…(笑)

      やはり、研修とかで一般的な手法なんですね。どんな顔をしたら良いのかと、非常に悩ましいもんでした。

      そしたら…
      明日、早速、奥様と見つめ合ってみて下さい(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください