昨夜は名古屋の妹宅に宿泊。
仕事に出かける店長さん(妹)を見送り。
とはいえ、コロナリスクが頭をよぎるので…出かけず。
妹の仕事が終わる(夜20時過ぎ)まで妹宅でのんびり待機。
観光に関する書籍を2冊、読破するには十分な時間でした。
そのうち1冊がこちら。
「観光公害」を中心に論じられています。
観光地にブームが到来して人の往来が増えることは、地域に良い変化も悪い変化も与えます。
良い変化の比重が大きくなるようにバランス調整する必要があるのですが、調整方法もなかなか難しいもの。
例えば、観光資源へのアクセス方法。
観光立国した結果、すでに様々な弊害が出ている観光先進各国では、観光資源(例えばストーンヘンジや大聖堂といった対象)までのアクセスを、観光客に「歩かせる」ようにしているといいます。
駐車場を遠ざける。
遠ざけ方も思い切っていて、観光客の自家用車アクセスは観光資源のある地域外にまで。
ただし、地域内は地元住民や市民が自由に自家用車アクセスできます。
観光客の増加により、交通網がマヒして住民生活に影響が出たところは多々あるのです。
頭の上を、芝桜の丘がよぎります。
御多分に漏れず、芝桜の丘は非常に魅力的な観光地であるうえ、自家用車などの車両アクセスが必須であるため、ピーク時の渋滞は激しいものとなります。
その解決策は、豊根村民であれば一度は考えたことがあるもの。
みんな、頭を悩ませています。
海外の事例では、駐車場を設置するならば地元商店など、目玉の観光地以外で立ち寄らせたい場所からシャトルバスや路線バスを活用させる。
豊根村でいえば…役場駐車場やパルとよねを芝桜まつり向け駐車場にして、シャトルバスを、まつり期間中だけ運用する。
都市部からいらっしゃる、急峻で狭い山道に慣れていない層の、一定のニーズを得られそうです。
そんなプランも頭に浮かびますが、きっと既に、豊根村の方ならその程度のアイディアは持っておられると思います!なので、何がネックなのかを分析してみたいですな。
夜になり。
近所にあった旨いラーメン屋さん。
好みの味でした。
そして、妹の仕事先へお迎えに出かけます。
豊根村に帰省する妹を連れて。
東急ハンズに、軽トラ横付けです。
目立ちますね。
軽トラ。
田舎だと、風景と一体化するのに。