みんなで使うもの、平等性を確保するための保険など。
独りで出費するには人生をハイリスクにするような対象に対して、
日本国に住む人それぞれがお金を出し合って。
そのお金を使って創造される価値が、住む人皆に還元される。
わかりやすい例えは、みんなが使う道路や橋梁などのインフラ。
出し合ったお金の名前は、税金。
ただし、みんなが出し合うお金なので、
その使いみちを決める人は、みんなから選ばれた人である必要がある。
国税、県税、村税。
決める人は、いずれも選挙というプロセスを経た方々。
お金の使い方によって、享受するメリットの大きさ、対象範囲が異なり、
メリットを受ける人もいれば、受けない人もいるという不平等な状態を
極力避けながら意思決定をしつつも、弾力有る使い方、方針が必要。
かなり、難しいパズルを解かねばならない立場に有る、
地元選出の国会議員さん、県議会議員さん、そして我らが村長さん。
その3者による報告会が、今夜、豊根村で開催されました。
近年、毎年開催されていて、4年目?5年目?になります。
人口1200人の村にも関わらず、
100名ほどの村民が、村民ホールに集まり。
政治方針に耳を傾ける。
人口割合にして、約1割ですよ。
約1割の人が集まって政治を考える。
「政治離れとか、ありゃあ都市部の話だのん。」
そんな気がしてきます。
午後7時から午後8時半頃まで。
最新の話題や情報提供を交えて、
インフラ整備、医療保険、農林水産業、観光に至るまで。
密なる時間を有難う御座いました。